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音響補正ソフト「ディラックライブ」お試し導入してみました。

日記・雑記
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音響補正ソフト「Dirac Live」をお試し導入してみました。

Auro3Dさんの日記でも取り上げられている件の音響補正ソフトを導入してみました。勿論、StormのAVプリではなく、PCソフトのみです(笑)。

Dirac LiveはStorm, JBL等の種々のAV機器に導入されていますが、PCオーディオ用のプラグインも販売しています。2週間の無料お試し期間があり、夏の間に導入してみようと考えていたのですが、Auro3Dさんの記事に背中を押されて、先週導入しました(笑)。しかし、お試しできるのは、2ch用のみです。まずは2chのDrac Live導入記です。

ダウンロードするソフトは、
①Dirac Liveと
②Dirac Live Processor
の二つで、https://live.dirac.com/home-audio-2/ からダウンロードできます。この二つセットでDirac Live Desktopと呼んでいるようです(間違いかも?笑)。①はライセンスを必要としないソフトで、②にライセンスが必要です。2週間のお試し利用をするには、②のお試し用ライセンスを”0円”で購入する手続きが必要です。そうすると、ライセンスキーがメール送付されてくるので、これを使ってDirac Liveのアカウントから②をアクティベートします。自身のアカウントをDirac Liveのサイトで作る必要があります。
[:image6:]
(Dirac Live 購入サイトの画面)

①はマイクを使った音響測定と補正フィルターを作成するソフトで、Dirac Liveを導入したAV機器でも使うソフトのようです。これを立ち上げると、ネットワーク内にあるDirac Liveを使える機器を検出します。
②はPCに導入して、音楽ソフトが、Dirac Liveを使えるようにするプラグインです。音楽ソフトと出力機器のDriverの間に入って、音響補正します。これを立ち上げていると、①のDirac Liveが検出し、表示します。

[:image7:]
(プラグインの仕様)

②は7.1.2chまでサポートしていますが、お試し期間は2chのみ。お試し期間でもMultichannel upgradeを150ドルで購入すれば、マルチでお試し利用ができます。でも、お試しのために150ドルは高いですね!

ラップトップPCにソフトを導入して、Dirac Liveとmini-DSPの補正マイクを使って、音響測定を行った後に、Dirac Liveが推薦するターゲット特性を使って、フィルターを作成しました。これをDirac Live Processorに送ります(勿論、自動でフィルター名を入力してボタンを押すだけ)。

RoonとJriverなどからDirac Live Processor使うことができます。今回はRoonを使いました。

RoonがDirac Live Processorを以下のように検知するので、これを選択すると再生できました。意外とすんなりでした。Jriverでも使ってみましたが、こちらはセッティングは難渋、Roonのほうが簡単です。

[:image8:]
Roonの再生先選択画面

再生に使用した機器は
①Exasound Playpoint(Roonサーバー)
②ラップトップPC(corei7)(DACが繋がっている)
③Exasound E28(DAC)
④Nuforce MCA-20(メインアンプ、DAC直結)
⑤B&W 802Matrix S3 (ウーハーエッジ交換、クロスオーバーコンデンサー換装)

まずは、これで試聴しました。192kHz、24bitまで使えますが、Roonの都合上176kHzで使用しました(DSDのPCM変換が352kHzに固定されているので、その半分)。

(試聴結果)
(Voice 上原ひろみ)
このアルバムは、システムのグレードが上がると、それに良く反応します。解像度などの変化が良く分かる(と思い込んでいる(笑))のと、演奏も好きなので、良く聞くソフトです。前に、アンソニージャクソンのベース、中頃に上原ひろみのピアノ、奥にサイモンフィリップのドラムが定位します。10年以上前の私のシステムでは、靄っとした音で、良い録音とは思っていませんでしたが、実は良録音(のはず(笑))。

Dirac Liveを使用すると、奥行き感や、透明度が正直上がりました。そんなには変わらないだろうと思っていたので、かなり驚きました。ピアノの音色も自然で変な強調感はなく、音響補正を感じさせない点が、特に良かったです。サイモンフィリップがシンバルを多用するのですが、その音(薄っぺらくなり易い)も合格点。ベースドラムの低音感も改善されていました。RoonのDSPで補正した音に比べても同様でした。

(ストラビンスキー 春の祭典)
上のRoonの画面に見えているアルバムです。Tidalからのストリーミング再生。良く聞くアルバムではありませんが、クラッシックでどうかということで選びました。最終トラックのみ聞き比べました。こちらの場合は、Dirac Live有無しで互角の感じです。比べるとDirac Liveは少しハイ上がりに聞こえ、解像度は高いけれど、クラッシックだともっとおとなしめの音でも良いかなと感じます。グランカッサの低音は、このアルバムではDirac Live有無しほぼほぼ良く似た音でした。

(エリッククラプトン MTV Unplugged)
解像度の高いライブ録音だと思います。Dirac Liveの方が僅かに解像度が高いですが、元々解像度の高い音ですので、Dirac Live無しの元の音でも、解像度に不満は感じられません。クラプトンの声はDirac Liveの方が少し張りがあるのですが、差は好みの範囲かもしれません。

(チックコリア Trilogy)
チックコリアの96kHzのハイレゾライブアルバムです(最近亡くなって、非常に残念です)。
このアルバムはDirac Liveの高解像度が活きて、ライブの雰囲気が良く出ています。以前の音(RoonのDSPによる300Hz 以下と10kHz以上の補正は有りも含め)は、Dirac Live有に比べると、少しボケた音に感じ、ピアノの響きはDirac Liveが勝っていました。

総じて、Dirac Live有だと低音から高域まで高分解能で、ライブの雰囲気や演奏者の息遣いが良く聞こえるように思います。まだまだ聞き込んではいないのですが、優秀な音響補正ソフトであると感じました。

(以下REWを使った測定結果です。試聴位置、顔の正面一点での測定結果)
[:image1:]
上の二つがDirac Live補正後、下が補正無しのf特

補正無しでも結構良いf特ですが、Dirac Liveで補正すると±3dBくらいに概ね入りますね。これは素晴らしい!

[:image2:]
Dirac Liveで補正後のインパルス特性

[:image3:]
補正無しのインパルス特性

補正後のインパルス特性は、理想的なものではありませんが、補正前に比べると綺麗な特性になっています。補正前のインパルスは上下に大きく振れているので、B&WのSPなのに、逆相ユニットがあるのでは?・・・と思われる方もおられるかもしれません。B&Wの名誉(??)のために申しますと(笑)、これでも全ユニット正相で接続されています。その証拠は、以下のステップレスポンスに現れています。数msくらいまで、ステップレスポンスはプラス側にあります。補正前も後もあまり変わっていませんね!

[:image4:]
Dirac Liveで補正後のステップレスポンス

[:image5:]
補正無しのステップレスポンス

次はマルチチャンネルにも挑戦してみようかと思います。
+150ドル、STORM AVプリに比べると、無視できる費用ですし(笑)

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