思い出話。

日記・雑記
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前回の更新からあっという間に1ヶ月経ってしまいました。

今日は、オーディオに興味を持ったきっかけから、
オーディオショップ(とは言うものの量販店ですが)に
初めて行った時の話を書きます。

ではまずは、昔話から・・・。

僕が初めてオーディオ製品に興味を持ったのは、中学生の頃です。
まず最初のきっかけとして、中一の冬に貯めていたお年玉で
ダブルラジカセを購入しました。
東芝RT-SW7、商品名は「SUGAR」でした。(いまだに愛知の家の台所で現役、
説明書も残っています)
ちなみに小学生の頃には父が買ったシステムステレオがあったのですが、
なぜかことさら興味を惹かれた記憶はありませんでした。

ラジカセでやっていたことはと言うとFMエアチェックです。
確か毎週金曜日の夕刊に、一週間分の番組表と曲名が載っており、
それを切り抜いて録音に役立てていました。

ところがある日、番組表が掲載されなくなってしまいました。

途方に暮れていたんですが、本屋で良いものを見つけました。
それがFM雑誌です。

僕が選んだのは「FM fan」誌でした。
今は岐阜の家に置いてありますが、初めて買ったのは中3頃のことだと思います。

そこから、音楽だけではなく単品オーディオにも興味を持つようになりました。

高校入学時にはお祝いとしてCDミニコンポを買ってもらいました。
ビクター「クリエイション」DC-3300です。

そして大学に入学し、バイトして稼いだお金で初めての単品コンポを
購入しました。場所は生協主催のオーディオフェアでした。(笑)
大学1年の夏頃です。
A-817XD、CDP-990、TU-α707EXTRAだったかな?
アンプとチューナーは今もあります。
A-817XDは、新型のXGが出たばかりで格安にしてもらいました。

しかし大学3年になって車を買った(AE92レビンGT-Z)こともあり、
興味の対象がオーディオから変化していきました。

社会人になって一人暮らしを始めると、アパートの壁の薄さから音楽を
聴くこともあまりなくなった上、1998年には車を買い替えた(ランエボ5です)
こともあって、ますますオーディオから遠ざかりました。
上記のオーディオ製品は持って行ってたんですが、あまり聴いていた記憶が
ありません。
FM fan誌別冊だった「AUDIO BASIC」誌も買っていたのですが、
98年の冬号(第8号)を最後に買うのもやめてしまいました。

その後、転機が訪れたのは2001~2002年頃です。

たまたま申し込んだスカパーの無料キャンペーンが当たり、
タダでチューナーとアンテナが設置できました。(この頃にはまた転勤で
愛知の家に住んでいました)

それから音楽番組を聴きまくる(見まくる)ようになりました。
PV(プロモーションビデオ)をよく見ていたと記憶しています。

アンプのA-817XDは、「AV対応プリメインアンプ」として名を馳せた製品で、
ピュアアンプなのに映像入出力端子を持っていましたので、それを利用して
視聴していました。

しかしある日物足りなくなり、これからは本格AVアンプの時代だ!と思って
購入したのがパイオニアVSA-D2011でした。楽天市場での購入です。

ですが購入してはみたものの、どうも音質が値段ほどよくありません。
往年のナナキュッパクラスのA-817XDのほうが迫力ある音質でした。
スピーカーを憧れだったダイヤトーンDS-77HR(ヤフオクにて落札)に
してみましたが、それでも納得いきません。
これはおかしいという事でいろいろ調べてみると、AVアンプは機能が
多いので、その分音質に回せるコストが限られてしまうという事でした。

それならオーディオ用にはピュアアンプを買おうと思い、憧れであった
サンスイのアンプをヤフオクで落札しました。2003年8月のことです。
AU-α607NRA2、ガチンコ勝負で47000円ぐらいでした。今だと中古相場は
7万オーバーみたいですね。

VSA-D2011からプリアウトで607NRA2に接続し、これで当時としては
音質はある程度満足いくものとなりました。

オーディオに再び興味が戻ったので、AUDIO BASIC誌も26号から購読再開し、
欠番もすべて古本で手に入れました。

2004年にはハードオフでAU-X1111MOS VINTAGEを購入したり、SX-V1を
購入したりと、今の形に近づいていきます。

その後、転職したり、転職後1年もせず転勤になって神奈川に来たりと、
いろいろ変化がありました。

神奈川に来て約2年後、今から3年前のちょうど今頃に、初めて行ったのが
「オーディオスクエア」です。

「ノジマ」と言う関東メインの家電量販店がオーディオ専門店を
やっているのを知り、量販店の中にあるのなら立ち寄りやすいだろうと、
思い立ったのがきっかけです。

当時は車で会社に通っていたので会社からの帰り、寄ってみました。
これが僕にとって初のオーディオ専門店です。

出てきた店員さんに聞いてみたのが、「果たしてAU-X1111は、今でも
通用するのか?」ということです。
当時のフラッグシッププリメインで、憧れて買ったとは言え、1988年発売と
古いですからねえ。気になっていたのです。
オーディオショップで新製品を試聴した経験があるわけでもなかったですし。

店員さんが言うには、全然(ここ強調されました)問題なく、今でも
通用するとのこと。
むしろ、現在のフラッグシッププリメインに買い替えるのならば不満が出る
だろうとのこと。なぜなら、値段的に現在では当時のほぼ2倍の価格比に
なっていること、かかっているコストが段違いなこと、などを挙げられました。
なので、定価が40万円のAU-X1111の場合、80万円出さないと同じにならないと
言われました。

それならばAU-X1111を使い続けたほうが良く、もしどうしても買い替えるならば、
セパレートに行かないと満足できないと思いますよ、とのことでした。

うーん、店員さんのリップサービスもあるのでしょうが、これで自信が
付きました。(^^;

スピーカーやCDPは何をお使いですかと聞かれるので、SX-V1とCD-α607です、
と答えると、これも全く問題ありませんとのこと。
しかし、「強いて言うならアンプに対してスピーカーが少し弱い気もします」
とのことでした。
ですが、基本的に買い替えには及ばないという結論です。

そして、「ちょっと聴いてみてください」と、試聴室に通されました。

アキュフェーズのアンプとCDPに、スピーカーはソナスファベールのクレモナM
でした。

いやあ、もう感動しましたね。

ボーカルがそこに現れ、楽器のある位置がクッキリと浮かび上がりました。

「これ欲しい!!」と思いました。(笑)

買い替えには及ばないと言いながら、これですからね。上手いなあ。(笑)

店員さんは、「下位モデルもありますからそれにしてみては?」と
売る気満々なこと(笑)を言っていましたが、やはり良いものを聴いてしまうと
なかなか下位モデルは難しいですよね。(^^;

それにしても冗談抜きで、それからしばらく支払いのシミュレーションしたり、
まさに買う寸前まで行きましたよ。(^^;

その後、別の場所でアウディトールMを聴く機会があり、こちらでも
いいかなと思うようになりました。サイズ的にもちょうどいいですしね。

たっぷり3時間近く、閉店間際まで試聴させてもらいました。
時間が経つのがあっという間でしたね。

名刺をもらったのですが、なんと副社長さんでした。
そりゃあ話も面白いはずです。

しかも後から気付いたのですが、以前AUDIO BASIC誌で取り上げられていました。
元々サンスイが好きな方のようにお見受けしました。

今では独立されて、お店を立ち上げていらっしゃるようです。
今度行ってみたいと思います。

オーディオスクエア主催の試聴会にはよく参加しています。
小物をちょろっと買ってみたりとか。

かなり長文になってしまいました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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