AU-X1111、修理完了しAU-X1111改(自称)として蘇生

日記・雑記
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こんばんは。

昨年の秋に、メインで使用しているAU-X1111の調子が悪くなり、短期間で入退院を繰り返していました。いつも頼んでいるIDK社さんです。

その際、たまたまIDK社さんのホームページを見たところリニューアルされており、何とカスタムサービスを始めたとの案内を見つけて、ちょうど入院させているタイミングだしこれも何かのお告げ(?)だろうと良い方向に勝手に考えて、そのまま勢い良く依頼してみました。

そして昨年の年内ギリギリに修理もカスタムも完了し、調子も絶好調で鳴っています。

弄ってもらった箇所は、
・RCA端子を24Kメッキ品へ交換(TAPE、PROCESSORと正面のLINE2以外)
・SP端子を交換(WBT「っぽい」奴です)
・電源ケーブルのインレット化
になります。

SP端子はWBTも選べるのですが、費用的な理由がメインで「っぽい奴」で我慢しました。(笑)

見た感じはこんな様子です。
[:image1:]
RCA端子はベース部分の直径が大きめで、元々あるレタリングが隠れます。

[:image2:]
SP端子はバナナプラグ対応です。僕は普通の撚り線タイプを使っていますが、非常に差し込みやすく使い勝手が良くなりました。

[:image3:]
交換済みのRCA端子は出っ張り具合も大きめです。

日付が消してあるのは、久々にコンデジを使ったら日付が初期化されておりおかしなことになっていたためです。(汗)

費用についてはホームページ上では具体的にうたっていませんのでざっくりとしか書きませんが、RCA端子の交換(左右とも)で1,000円でした。

効果のほどは、これまではサブ機のパイオニアA-2050で聴く頻度も多かったのが、ほとんど無くなってX1111改とSX-M3で聴く事ばかりになった、というところでしょうか。

SX-M3の再生音の特徴の「丸っこいガラス玉(球形なので丸っこいのは当たり前なのですが)の表面に、薄い水の膜が張ったような濡れた様子を見る(またはイメージする)感じ」はそのままに、音の精細さ、メリハリ、解像感が上がったと感じます。

音出し直後は逆に耳に刺さる感じがあったため、ちょっとクッキリ過ぎるかなと思ったものの、そういう聴感上のキツさは2週間ほどで解消しました。

電源ケーブルはステレオ誌付録の自作品、RCAケーブルはモガミ2549なので、今後グレードアップで効果が出てくるか見ものです。

欠点と言うか注意事項があります。しかしこれは今後改善されるかもしれません。
24KメッキRCA端子の直径が既設品よりほんのわずか大きいのか、これまで使用できていたケーブルに使えなくなったものがあります。
アクロリンクの7N-A2110IIIと、6N-A2050(昔、オフ会参加時にコミュメンバーさんからの頂き物)です。
A2110IIIの方は元々きつめだったこともあり、今回のカスタムで完全に差し込めなくなりました。
コレットチャック仕様のケーブルが無難かと思います。

IDK社さんは2000年代初頭から山水電気株式会社より正式にアフターサービスを委託されていた会社であり、そういう会社がメーカー破産・消滅後もいまだに修理を受け付けてくれています。
しかもこのような、現代のオーディオ事情にピッタリなカスタムサービスを正規のメンテナンス会社が開始するとは驚きとともに感謝感謝です。

余談ですが、ステレオ時代誌の最新号Vol.21にIDK社さんの特集ページがあります。ご興味ある方は是非。
[:image4:]

今回のカスタムにより、X1111改の戦闘力が上がったことを確信していますし、これからの使いこなしの自由度・選択肢も広がりました。
さらにもしもの時は修理をお願いできますから引き続き心強いです。

まだまだ長く僕の相棒として音楽を聴かせてくれそうです。

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