本日1/9は genmi さんに1/3にお誘いいただき、速攻で決まった相互オフ会を持つことができましたので、genmi さん宅にお伺いした様子&感想を日記として共有させていただきます。
このようなホームオーディオで自宅で聞いてもらうのも、聞きにいくのも人生初・・ですので、事前には一体なにをどうしたらよいものか勝手もわからず、ちょっと直前数日からはちょっとした不安もあって緊張しておりました。自分の性格は社交的とは正反対だったりもするので尚更です。
実際に初めてお会いしたgenmiさんはとても気さくかつ、話しやすい方でしたので、不安は早々に吹き飛びとても新鮮な体験を終日楽しませていただきました。
まずは、この場を借りて当コミュニティに参加させていただいたことと、脇を締める暇すら与えずに間髪を入れずにお誘いいただいたgenmiさんへお礼申し上げます。
genmi邸の前座となる私の自宅での試聴については、割愛・・ということで、後半genmi邸に到着したところからの日記から〜
第一印象から:
- 建物に到着して家の外観を見た瞬間にこれはやるな・・と期待が高まります
- 部屋がいろいろチューニングのために弄られていて、たくさんのマテリアルが壁や天井に貼り付けてあるのに、それらが全体として最初からデザインとして狙ったかのようにコーディネート感高く、genmiさんの美的センスを強烈に感じる一瞬からスタート
- そうそう、入るなり当コミュニティで話題になっていた、正面TVに加えた制振のための加飾が美しく目に飛び込んできました。これは実際に拝見すると想像通りでしたが、下からのフロアライトが美しく当たってとてもおしゃれで最高です
まずは、機材を拝見:
- MFPC Formula ?? とはなんぞや、と事前にネットで下調べした上で訪問しましたが、まずデカイ!サーバー級の箱が鎮座
- 昔は自作マシンを何台となく作っていた時の記憶が思い起こされ、さらに箱の外側に置かれた電源や、パーツなどをざっと拝見し、いいものがたくさんある!これはこれはかなり物量が投入されているツワモノなことが見て取れて、舞台裏を覗いて自ずと期待も高まります
- 振動に対するアプローチは、徹底免震で。スピーカーや、各種機材群はいずれも丁寧に多重構造の免震系のポリシーで設置されています。比較的軽量のブックシェルフスピーカーで大音量を出しても振動の影響を感じさせなかったのにもきっと寄与しるのだろうと、後程の試聴で思わされます
- 私はというと足元をしっかりと重心バランスよく堅く固定することで、ふらつかずにタイトで高速な低音が出せるはずというアプローチをとっているので、対極にも感じられてとても興味深い体験です
- そして主役のスピーカーは、我が家の805D4の系譜にあたる805SDがよく使い込まれたであろう黄色が特徴のケブラーコーンを誇らしげに見せつつ鎮座
- 極太スピーカーケーブルがいい雰囲気を伝えてきます。ドイツ製 VIABLUEでインターコネクトも含めて統一とのこと
部屋の形から:
- 部屋の形状プロファイルは天井高が3mに対して、縦使いの部屋の横幅の方が短いので、これはどんな音がでるのか事前には想像がつきませんでしたが、形からして卵形のような音場になるのかな? くらいの直感です
- 実際に聞かせていただいた感想は、10年間追い込まれたきっと成果なのでしょうか、横幅が狭いことによる特徴のようなものは今回のリスニングを通じてどの曲においても全く感じ取ることはできませんでした。うまいなーという印象だけが残りました
- リスニングポイントは完全固定ではなく、スノコのうえにセットされたシングルソファを前後させるとのことですが、今日聞かせていただいたポイントは素晴らしかったので、すっかり固定だと思って終始聞いておりました
- 途中で、少し背もたれをリクライニングしていただき聞きましたが、ややこの角度で顔を上げて聞いた後半の方が、自分の音への意識が向く方向性が、より部屋全体に広がる感じがして好みでした
聞かせていただいた曲や音への感想:
- まず同世代ということもあって、懐かしい曲「懐メロ」に対する時代感覚が共有できているのは選曲コミュニケーションが楽で良いですね!
- 基本は拙宅で聞いていただいた時(騒音計で75dB程度)よりも、かなり音量は終始大きな音で(おそらく平均で+15dB以上)したが、新鮮な発見となりました。まるで小ホールやライブ会場で聴いているような感覚になります
- 我が家も防音ありで100dB出しても共振もなく問題ないので、出せはしますが自分の聞き方がそういうスタイルではなく、リラックスリスニング中心なので実験を除いてはやっていませんでした。しかし、これもありだな〜っとかなり思わされる気持ちよさがありましたので、TPOで使い分けることを早速やってみようと思います。楽しい体験ありがとうございました
- 出てくる音の詳細については、私は井の中の蛙で基本的に自分の部屋の音しか真剣には聞いてきていませんので、適切な表現ができないと思っており、控えさせていただきます
- 感想はどうよ?という声が聞こえてきそうなので、率直に感じた部分としては、B&Wの黄色いケブラーコーンの音色って好きだなぁ。ということ。もう一つはgenmiさんが10年かけて作り上げられてきた音が、特等席独占で聞かせていただいた2時間半を通じて、「genmi」さんの10年分の音楽を紡ぎ出していることを感じ取ることができて最高でした
- 持ち込んだ試聴曲の一つ大橋祐子トリオ演奏「Around the World」。高速演奏で小気味良いパンチの効いた演奏&録音 by 寺島レコード です。Genmi Sound で鳴り響き、とても楽しく世界一周を聞くことができました
取り止めもない日記ではありますが、感覚が薄れる前にと走り書きにて
もし失礼にあたる記載などがありましたら、お許しください。
これを糧に、自分の音をより楽しめるための環境を進化させていこうと思います。
ありがとうございました
コメント ※編集/削除は管理者のみ
Wakaさん、こんばんは。
さっき別れたばかりなのに早速日記を書いてくださりありがとうございます!
まずは人生初オフ会にgenmiを選んで頂きありがとうございます(笑)
丸一日を存分に楽しませて頂きました。
805D4を個人宅で聴かせて頂くのは初めてでしたが、鳴らしている機器は違うものの、805SDとの違いを感じ取ることが出来て非常に面白かったです。
>横幅が狭いことによる特徴のようなものは今回のリスニングを通じてどの曲においても全く感じ取ることはできませんでした。
これは年末年始オフ会からの課題でしたので、そう感じてもらえたことは嬉しいです!
>少し背もたれをリクライニングしていただき聞きましたが、ややこの角度で顔を上げて聞いた後半の方が、自分の音への意識が向く方向性が、より部屋全体に広がる感じがして好みでした
Wakaさん流石です! 普段genmiのリスニング中は一段階だけリクライニングしていて、音の調整もこの状態で行なっています。そこを気付かれるとは考えてもいなかったので驚きました。耳がいいですね。
このコメントから気付きをもらったのですが、年明けにルムアコの変更を行ってからリスニングポジションの確認を怠っていました (^^;)
今日のポジションでももちろん悪くないのですが、横壁の反射を増やしたので、感覚的には位置をもう少し背後の壁に近づけて低域の量を増やした方がバランスが良いかも知れません。
>かなり音量は終始大きな音で(おそらく平均で+15dB以上)したが、新鮮な発見となりました。
年末年始オフ会の後遺症をまだ引きずっています(笑)
これは冗談ですが、ヒジヤンさんとバズケロさんから大音量の洗礼を受けて、それからというもの平均音量が+10dB程度上がりました(笑)
大音量は爽快で気持ちいいですよね!
genmiもTPOで使い分けています。
拙宅の音楽や音を楽しんで頂けたようで良かったです。こんなgenmiですが、お近くですのでまたよろしくお願いいたします。
Waka邸訪問記も日記にまとめてアップさせて頂きますね!
大音量もいいですねー
いつも聞いてると聴力的にもリスクがあるので、よくないと思いますが、早速今日は少し大音量で音楽を聞いてしまいました。 特にLive録音系がいいですね!
スタジオレコーディングものだと、リアルに生で聞く場合の音量を明らかに上まわると、むしろ実在感を感じるリアリティが下がって、美味しいところは曲次第だなっと。
小音量で聴くウィスパーボイスを耳を澄まして聴くのもいいし・・うーん 楽しい
しかし、genmiさんのオーディオルームはでっかいおもちゃ箱ですね!
高い天井も大変そうですが、やりがいはあるのがとても伝わってきました。
やっぱり私もいつかは・・高い天井にでっかい部屋でオーディオ遊びたい!!
Wakaさん、こんばんは!
初オフ会(それも相互!)お疲れ様でしたー。
駅で待ち合わせをする時はさぞかし緊張した事でしょう。笑
私も初訪問時はドキドキしましたし、初めて聴いてもらった時は心臓がバクバクしました。
初めてがgenmiさんで良かったですね(良かったと思います)!
genmi邸の音の遍歴はここ6年は定点観測してきたので向上ぶりを良く把握できています。
強烈な物量を投入したMFPCから溢れ出る情報量を上手く整理して鳴らせていたでしょ?
良い音ですよねー。
これからは音仲間が増えていってさらに楽しくなりますよ。
その内によろしければ私のところにも遊びに来てくださいませ。
CENYAさん こんばんは
コメントありがとうございます。
待ち合わせの時、もそうですが、そこに至るまでの数日がなんか変に緊張しておりました(笑
genmiさんにはあえてお話ししなかった、初オフに至る自分の変な緊張? が形になったハプニングもあったりしまして。これは、今はあえて伏せておきますが自分の中の想い出にとっておきます。
>genmi邸の音の遍歴はここ6年は定点観測してきたので向上ぶりを良く把握できています。
強烈な物量を投入したMFPCから溢れ出る情報量を上手く整理して鳴らせていたでしょ?
そうですね。ああ、世に言うところのオーディオファイルの音っていうのはこう言うことを言うんだな。っというのが、初めて自分の耳でじっくり聞かせていただき腹に落ちた瞬間でした
「情報量を上手く整理」というのは、私の頭の理解がおいついておりませんけど、支配的なのは機材の音ではなく、手をかけてつくりこんだ部屋とのシンフォニーに聞こえたのは確かです
ギリシャ語での「syn=共に」と「phone=響く」。
ここまで上手くならせているのであれば・・・欲を言えば〜というのはありましたが(笑
そこはオーナーのシンフォニーなので野暮な横槍は不要ですね!
対して、私の部屋で聞ける音楽は、おそらく805D4までに伝える信号の純度。出る音のクオリティと、部屋の作りと設置によって目立って妨げられることのないストレートな最小の響きの掛け算のように整理された音になっている気がしています。
自分の人生の生き方そのものにとても似ている・・・ので、悪くないなとは思っていますが、シンフォニーといえるようなレベルには達していないので、まだまだ発展の余地はありそうです
今後、色々とアドバイスいただければ幸いです♪