3週間ぶりに帰宅したこの土曜日の午後、ご近所のオーディオ仲間であるdaisuke邸を訪問する機会を持った。
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先ず小生宅でオペアンプをMUSES01に換装した後の音を聴いていただいた後、車で10数分のdaisuke邸を訪問した。
オーディオ専用室に配置されたジョセフオーディオのパールと、クワドラスパイアのボード上に1台づつ載せられた、FAST M-600。
右奥には特注のラックに配置されたFAST C-100、CDTはラックス、DACはソウルノートという構成である。
プリ&パワーは出川式電源200ボルト駆動で、CDTにも出川式電源を搭載されている。
昨年11月末に訪問した際は、このような配置であったが、その後Rayさん、naskorさんが訪問された際にレーザーセッターによるSP配置とセッティングの見直しを実施され、センターに配置されていた機器類はパワーアンプを除いてリスニングポイント右側に配置されることとなった。
配置変更に伴い、プリ~パワー間の距離が離れたのでラインケーブルをマルチョウエンジニアリングのラダーケーブルで特注され、その後DAC~プリ間のラインケーブルもラダーケーブルに変更された。
左右のSP間隔を広げ音響パネルのセッティング配置を見直した結果、サウンドステージが拡大され、音像もセンターに自然なフォーカスを結び、天井に設置されたQRD スカイラインの効果も相まって、音が綺麗に部屋中に回るようになっていた。
小生が持ち込んだCDを聴かせていただいたが、その音はハイスピードで輝きがあり、変な色付けの一切ないピュアなクリスタルサウンド。
ハイエンド機器を専用電源で200ボルト駆動すれば誰でもこんな音が出せるわけではないだろうし、セッティングを煮詰める努力を重ねられた結果で、前回聴かせていただいた時よりも格段に素晴しく鳴っていた。
しかしながらdaisukeさんは、現行の音源の音に不満があり、CDTもしくはDACの見直しを検討されているということである。
確かにエッジの立ったクッキリスッキリな音は硬質なダイヤモンドのようで、欠点が目立つわけではないがもう少し温度感があってもいいかなという印象であった。
一通り音楽を聴かせていただいた後に、小生宅から持ち込んだLITE-DAC-AMを接続してみることにした。
電源ケーブル、デジタルケーブル、ラインケーブルは、全てソウルノートに使われていたのをそのまま繋ぎ替えて試聴する。
一聴して感じたことは、DACの音質に与える支配力が相当なものであることだ。
プリ&パワーが小生と同様にFASTの200ボルト仕様、勿論daisuke邸のそれはフラッグシップモデルでパワーはモノラル×2台という構成であるが、音質の傾向が似ていることもあるが、DACを換えただけで小生宅の音に似てきたのだ。
ハイエンド機器の中にあって、しっかり個性を発揮したLITE-DAC-AMが実力を遺憾なく発揮してくれたので、小生としてはMUSES01に続くMUSES02の換装実験がより一層実現させたいという欲求が高まった。
そんなdaisuke邸訪問であった。
ところでdaisukeさんは新しいDACへの思いを色々めぐらされているらしいので、今後の展開が楽しみである。
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