さて、拙宅での電源工事の変化体験ミニオフ?を終えたあと、同じく出水電器のFASTアンプと電源工事をされているdaisuke邸を久々に訪問することになった。
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daisuke邸へは車で10分強。
島元社長、naskorさんと伴に伺った。
この春に伺ってから何が変わったかというと、SPのセッティングがやや前に出されていてリスニングポイントとの距離が近くなったこと。
新たなセッティングに対してもレーザーセッターで正確に二等辺三角形に配置されている。
前回PCオーディオへ進出された時にはデスクトップタイプの自作PC1台だったが、現在はタワータイプを2台使用されている。
再生ソフトは、前回訪問時と変らずSTEINBERG製のNUENDO4。
プロフェッショナルなスタジオ編集ソフトだが、音質の良さは折り紙付きである。
1台はデータ格納用のNAS代わりとして、そしてもう1台はデータ送り出し用として、大容量SDメモリを使った専用PCに変身を遂げていた。
その他に変ったところをお聞きしたら、最近打ち上げられた国産衛星「みちびき」から、より正確なクロック信号を受信できるようになったということ。
ケーブル類は相変わらず完璧なシールド対策が施されていて、変化があったかどうかは見た目では判別できないが、daisukeさん曰く、以前はほとんどがオーグラインだったが、今はSPケーブルのみ残し、他のアナログケーブルは全て自作ケーブルに、デジタル同軸はマルチョウエンジニアリングのラダー型ケーブルに変更されている。
島元社長は、前回アース工事と、拙宅同様に分電盤周りのアップグレード工事を施工されて以来1年ぶりの訪問、naskorさんはそれ以上のご無沙汰ということだ。
早速リッピングされたソフトを再生していただく。
音楽が流れた瞬間思わず椅子から転げ落ちそうになった。
その音楽は、この1月に聴かせていただいた時よりも、圧倒的な音の存在感と実在感が際立っていて、拙宅でかけた同じアルバムを再生すると、再生帯域の広さと音色の色数の多さのあまりの差に、ただただ驚くばかり。
どことなくクールさを感じていた音質が随分暖かくなり、極超低域から極超高域までストレスなく再生される。
また、前回も感じたことだが、クロックの精度が高いこともあって、全く微動だにしない定位のよさが凄みさえ感じさせる。
それでいて、ヴォーカルでは血の通った人間の存在感をしっかり感じさせるので、どんなジャンルの音楽を聴いていても安心していられる。
島元社長からも、数多くのハイエンドオーディオを電源工事で体験された中でも最高水準に達したdaisuke邸のオーディオ再生に、賞賛の声が上がりました。
僅か数年でここまでシステムを進化熟成させたdaisukeさんの研究熱心さに脱帽です。
聴かせていただいたアルバムの中で印象に残ったのが、外山啓介のラフマニノフピアノ演奏。
ラフマニノフの前奏曲嬰ハ短調≪鐘≫ 作品3の2だ。
打鍵の余韻がリアルで、まるで眼前で演奏しているかのよう。
拙宅ではどのように鳴るのか、楽しみでもあり恐くもある(笑)
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