デスクトップからの愉しみ - BEHRINGER MS20を我が家で聞く

日記・雑記
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前回の日記で、YAMAHA MSP3とBEHRINGER MS20という2種類の
小型モニターSPを、友人宅で聞き比べたインプレッションを
書いてみたのですが、
その後、友人がBEHRINGER MS20を、我が家に持ってきてくれまして
現在借用中なのであります。

MS20の印象は、前回の日記の内容とおおむね変わらないのですが
それでも我が家で聞くと、すこしちがったことに気づくところもあったので
今日は、それの報告となります。

我が家では、PCからCHORD QuteHDというDAコンバーターを通して
アンバランスのアナログケーブルでつないで聞きました。
またセッティングは、すこし気をつかって
高さ60cmのところに、ビクターのLS-EXA3というSPスタンドをのせ
その上にMS20を置きました。
SP後方も30cm以上の空間を確保。

結果ですが

①上流(DAコンバーター等)は大事ですね。

あたりまえかもしれませんが。。。
前回、友人宅にもcambridge audioのDAC MAGICを持ち込んで試聴をしてみたのと同様に、音質の向上が明らかでした。
もしMS20の導入を考えておられる方がいれば、ちょっと奮発して
SPとアンプ代の浮いた分をDAコンバーターに投入してみても
面白いのじゃないかしらと思いました。
最近、DAコンバーターも普及が進んで、安価でも高音質のモデルが
けっこう出ていると思いますので、おすすめしたいです。

②セッティングもできれば気をつかってあげたい。

これもあたりまえかもしれませんが。。。
SPスタンドの使用と後方の空間確保によって
低音の質感がかなり向上しました。
もやもやぼんやり感が低減し、実体感がでてきたように思います。
特にSPの後方で、リズム楽器(ドラムスやパーカッションなど)の音が
響くような感じでしょうか。
音源としては、たとえばこんなものなんかは良かったですね。

Dee Dee Lavell – Supernatural
下記のウェブページで1曲まるごと聞けます。
ttp://www.deelavell.com/sounds-of-love

この曲もそうですが、比較的しっかりとしたリズムセクションが
音圧のあるバランスで録音されているので
ちがいがよくわかりました。

あとは有名どころで
tuck & patti – Love Warriors

ギターの中低音の下支えが効いて、ボーカルもヴィヴィッドに
聞こえます。

こういう曲が、YAMAHA MSP3で聞くと、MS20にくらべてどうか?というのは
もちろん直接は聞き比べてはいないのですが、間接的な推測+友人の言によるとMS20のほうがおもしろそうな気がします。
弾むような感じの楽曲の魅力がよりいっそう味わえそうだからです。

③しかしデスクトップ用のSPとしては、ニアフィールドでのリスニングに
不向きなぐらい低音がでてしまうという欠点?もあり。

すこし離れて聞く+すこし音量を上げて聞く分には、
このSPは(掛け値なしに)とても1万円強のものとは思えない音質だと
思うのですが、きわめて近接して、低音量できくと
もやもやぼんやり感が目立ってしまうかも。。。
ふつうのリスニング用も兼ねるのであれば、
DAC導入+最小限のセッティングを前提として
おすすめしたいと思いました。

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