その後のQUAD QC twenty four

日記・雑記
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ごぶさたでございました。
今夜の当地は少し温かい感じの雨です。
一雨ごとに秋も深まり…と申しますが、聞く音楽の選択も徐々に
温かいものを好む季節となってきたように思います。
今晩は久しぶりなので、思いつくままだらだら書いてみます。

QUAD QC twenty four という真空管プリアンプを導入して2ヶ月たらず。
このアンプでプリは固定!とはいかなくて、
ATOLLのPR300との併用が続いております。
しかも、たまにMFのA1でも聞いているので、
3通りのアンプ構成でハーベスを鳴らしているというのが、現状です。
そこで、現時点での3者のアンプを比較しながらインプレを書いてみます。

① QUAD QC twenty four + MF F15
音楽を活き活きと聞かせてくれています。
以前のレビューとあまり変わり映えがしないですが
SPの鳴りが前後に広がり、やや太くなった中・低音の中にも、
高音をくっきり艶やかせつつ
現代的な真空管アンプらしさも出してくれていると思います。
ただその高音がちょっと粗い感じがするときがあって
気になるときは気になってしまいます。

② ATOLL PR300 + MF F15(以前のメインシステム)
いちばん安定してる感じがします。
中・高音のつながりが、①よりスムーズで安心して聞けます。
その分、全体的にはおとなしめに聞こえる気もします。
まあこれは嗜好の継続性ということもあるとは思います。
正直に申し上げて、真空管プリの高音のコントロールのむずかしさを
このところ私は感じています。

③ MF A1 Reference
最近の聞き比べで、A1の音を再発見しています。
たしかに前2者にくらべ、解像度は低く、
またSNの悪さは、まぬがれない印象としてありますが
駆動力は感じるのです。ドンシャリではない芯を感じる低音や
きかせるべきところを心得ているかのように鳴らす中・高音のバランス
のとりかたは、どうしたらこういう鳴らせ方ができるのかと
(メカのことはわかりもしないのですが)あらためて不思議に感じました。
音楽のエッセンスをアンプ自身が吟味しながら
鳴らしてくれている気さえするのです。
それでそれ以外の音は、ふわっと軽く流して鳴らしているのが
ご愛嬌というか。。。
やはりユニークなアンプです。
おこがましいですが、芭蕉の俳句の「かろみ」みたいなものを
感じてしまいます。

以上、また印象が変わるかもしませんが、とりあえずの経過報告でした。

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