年末年始のDYNAUDIO Focus 160とニーナ・シモン

日記・雑記
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関東ではもう松の内も終わり、新年気分も薄まってきた感じです。
街の様子や人々の日常も普段の落ち着きを取り戻してきた
そんな今日このごろですが
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
本年もよろしくお願いいたします。

今日は、年末年始のオーディオ関連のことなどを
徒然なるままに書いていくことにします。

年末のことですが、DYNAUDIO Focus 160を聞きました。
友人が新規に導入したものです。
PCからUSB経由で、TEAC UD-301(DAコンバーター)を通し
バランス接続で、アンプはアキュE-306という構成です。

私は最近、オーディオ屋さんで2度ほど
このSPのちょっとした試聴をしたことがあるので
大体の出音の傾向はわかっておりましたが
まず部屋に置かれた印象としては、けっこうでかいです。。。
幅 202 x 高さ 350 x 奥行き 294 mmということなのですが
それ以上の存在感があります。
友人のはブラックのピアノ仕上げだったので
ホワイトなんかだと、もっと大きく感じるかもしれません。

ぱっと聞きでは、以前に試聴した印象と同じで
やはり中高音のつながりのよさを感じました。
なめらかでスムーズです。
その友人は、以前にこちらで紹介させてもらった
DYNAUDIO BM Compact mkⅢも持っているので
そちらと聞き比べましたが
Focus 160のほうが、よりなめらかでスムーズな印象です。

BM Compact mkⅢとのいちばん大きなちがいは
音場の広がり方でしょうか。
前後左右にふわっと音が広がっていく感じで
SPが消えるとか、ホログラフィックとかいわれる所以は
これかと思いました。
最近購入したばかりですが、
このコミュでは名盤との評価が高まっている
「CANTATE DOMINO」を持っていきました。
PCMのFLACでしたが、聞いてみました。
すばらしかったですね~~
友人もうなってました。
空間の広さが伝わってくるような音源は
このシステムにはドンピシャです。

ただし同時に大きめのブックシェルフの宿命かもしれませんが
低音のコントロールが問題かな~とは感じました。
ベースやドラムスを、もう少しタイトに聞きたい音源だと
このSPの良さを消さずにセッティングするのは
ちょっと工夫が必要かと思いました。
友人もそのことは理解していて
TAOCのスタンドとインシュのほかに
制振ゴム板も使って調整していました。

さて、お正月を迎え、我が家のシステムでは
ニーナ・シモンがよく鳴っておりました。
ピアノもヴォーカルもいいですよね~。
若いころは、そんな彼女のピアノもヴォーカルも
あんまりいいとは思えなかったのですが
近頃はこんなんばっかりが良くなってきてしまいまして。。。

ゴスペルの影響はよくいわれるところですが
クラシックの勉強もしていた人なので
黒っぽいだけではないセンスも感じます。
太く低めの個性的な声は、好き嫌いがはっきりしそうですが
一度はまると逃れられない。。。

MFの真空管+αを導入してから
我が家のシステムもいっそう音が丸くなってきました。
それは、言うなれば「高野豆腐」のようなシステムでしょうか。
PCからは、例のUSBフィルタで、
CDPは、過剰整振からちょいちょい戻しながらころあいをはかったやつで
ノイズコントロールをしたあと、
CHORDのやわらかDACやらMFの真空管+αやらで
だし汁をしみこませ、
QUADプリとMFパワー&ハーベスで味を調えてだされたものは
まさに「高野豆腐」か?!、ということなんです。
そんな「高野豆腐」システムには、
ニーナ・シモンがよくはまるのだと思います。

「Nina Simone At Town Hall」(1959)という
ライブアルバムは特に良かったです。
スタジオ録音のものもよいですが、
ライブは、よりニーナという人の存在感が伝わってきます。
その分インパクトがあります。
エスペランサ・スポルディングも最近カバーしていた
「Wild Is the Wind」なんかは
言いようもなく甘く切なく哀しい響きです。

Wild Is The Wind by Nina Simone (Live at Town Hall; best version!!)
ttps://www.youtube.com/watch?v=c1_D5gef72A

そしたらyoutubeでこんなのに遭遇しまして

ttps://www.youtube.com/watch?v=iQhUB7beIpw
(6分過ぎからを聞かれたし)

メールで年賀のご挨拶を差し上げた方々はご存知の
この古いSPに魅かれてしまい。。。というわけだったのです。
仔細があって、いまだ我が家には到着していないのですが
最初に音だしをする楽曲は、もうおわかりになったと思います。
説明の必要もなく。。。。

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