新潟方面DACで「ミニ Celestion Ditton」を聞く

日記・雑記
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こんばんは。
最近、少しずつ日が長くなってきて、
当地では、その分、風のないでいる昼間の数時間は
陽射しの温かさを、わずかではありますが、感じ取れるようになってきました。

さて、今回は盛りだくさんの内容です。
まずはリビングのサブシステム用に古いSPを新規導入いたしました。
「ミニ Celestion Ditton」であります。

以下、その音のインプレッションをご紹介します。
環境は、PCからCHORD CUTE DAC
真空管バッファーを通して、MF A1から新規導入の
ミニ Celestion Dittonを鳴らすというルートになります。

CelestionのSPについては、ここがモデルの流れがつかめるサイトです。
ttp://audiof.zouri.jp/hi-sp-01.htm

ちょっとレアなモデルなので、あんまりバンバンご紹介できない事情が。。。
なので型番は申し上げませんが、上記のサイトのリストにはでていないモデルで
幅が20cm、高さ45cm弱、奥行23cm弱ですので、
おそらくCelestion Dittonのシリーズでは最も小型のモデルでしょう。
Ditton 15という、まあまあ有名なモデルをひとまわり小型にしたものと
お考えいただければよいです。
70年前後のものじゃないかと思いますが、はっきりわかりません。

特徴は、HF1300というツイーターと
パッシブラジエーターを使った3WAYの構成というところでしょうか。
レスポンスレンジは、35 Hz から 15 kHz、最大入力は20Wで、
現代のSPよりスペック的にはどうか?というものですが
全体の状態がわりに良かったこともあり、リビングで聞くには十分な鳴りっぷりでした。

まず、我が家のハーベスよりは、音が前にでる印象がありました。
そのあたりは、どちらかといえばですが、同じ英国系でいうと、ロジャースに近い感じ。
ただしロジャースのほうが明るいというか、カラッとしている気がしますが。。。

中高音の良さを期待して導入したのですが、そこはねらい通りにいきました。
女性ヴォーカルや弦の艶っぽい響きは、最初に音出ししたときに
「う~ん、いい音~」とうなってしまいました。
古いジャズヴォーカル、たとえば先日ご紹介したニーナ・シモンなんかはよいです。
新しめのものでもヘイリー・ロレンのやわらかい感じはよくでてます。

クラシックの声楽やオペラのアリアなんかもいけます。
以前に紹介したバーバラ・ボニーのシューマン歌曲集とか
入手したばかりのマリア・カラスのハイレゾリマスターも
ちょっとゾクゾクするものがありました。

 

弦に関しては、たとえばチェロでいえば、
以前ふれたシュタルケルというよりむしろ
デュプレによるエルガーのコンチェルトのような
鬼気迫る超絶技巧キレキレの演奏がはまりました。

それとバイオリンとピアノで聞こうと考えて
なんとなくグリュミオーとハスキルのベートーヴェンのバイオリンソナタを
かけてみたのですが、最初そうでもないか~なんて思って聞いていると
だんだん両者の演奏が艶っぽく聞こえるようになってくるのです。
このSPが演奏の質になじんでくるのに時間がかかるせいなのかもしれませんが
特にどの曲ということもなく、だめかな~と思っても
しばらくかけていると良くなってくるという経験が
短期間でもかなりありました。

ポップス系の女性ボーカルは、相性の良否がどうもありますね。
バックの演奏とのバランスが合うとすばらしいのですが。。。
アリソン・クラウスのこれとか

 

カーラ・ボノフのこれとか

比較的きれいなウォーム系ヴォーカルの声の通りが良くなって聞こえました。

最後にひとつ特筆すべきなのは、
さすがギターアンプのSPを今も作っているだけあって
ギターの音色はよいですね。
ジミヘンやクラプトンの古いブルージーなものから
テデスキ・トラックス・バンドやリチャード・トンプソン
果てはニルヴァーナやミューズまでいけると思いました。
やっぱり「う~ん、いい音~」とうなってしまいます。

 

いかん、ついつい長々紹介してしまった~。。。
肝心の新潟方面DACの試聴のお話は、また次回につづく。

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