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続・新潟方面DACで「ミニ Celestion Ditton」を聞く

日記・雑記
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前回のつづきです。
EVAさんの記事に関連してレスした中でもふれましたが
新潟方面のDACチップ(FN1241)を使ったDAコンバーターを
試聴する機会を得ました。
例の「デジタルでありながらアナログレコードのような音がする」
というふれこみのものです。
私もその手のコピーには弱くて、ついつい触手が伸びてしまいます。
友人が入手した自作系のDAコンバーターを、
実は今も借りて音楽を聞いているところです。

16ビット32KHz、44.1KHz、48KHz対応ですので、ハイレゾは未対応です。
TI製NE5532Pを2個オペアンプとして使っています。
光デジタル入力1系統、同軸デジタル入力1系統(リヤーパネルスイッチ切換)
アナログ出力は、アンバランスRCAピンジャック1系統で
電源は、ACアダプターDC5V1.2Aで供給
といったスペックです。
小型でシンプルなもので、
品質上の保障はないと言っておいた方が無難でしょう。

下流のほうは、2通り試しました。
①「ハーベスシステム」:真空管バッファーを通して、
QUADプリからMF F15パワーでハーベスを鳴らすというもの
②「ミニ Celestion Dittonシステム」:真空管バッファーを通して、
MF A1から新規導入のミニ Celestion Dittonを鳴らすというもの

結論から申し上げると、ネット上の評判どおりで
たしかに「アナログレコードのような音」だと感じました。
あんまりとおりいっぺんな内容でもなんですので
以下、こまかいタッチの印象を述べてみたいと思います。

小音量再生に向いています。
これがもっともおしたいポイントでしょうか。
「エッジが立たず、なめらかに音の粒子で空間を埋めていくような出音」
になるので、普段使っているCHORDのDACとくらべるとゲインが下がって
音場も狭くなったかの印象を最初受けるのですが
すこし音量を上げれば、そうした印象はずいぶん払拭できます。
このへんはDACチップの性格に起因するものばかりではなく
アナログ段のこともあるかもしれません。

仮に同じくらいの音量で聞くとすれば
新潟方面DACのほうが小音量のとき、聞きやすさがすぐれていると感じました。
それは「テンションが少なく聞ける」という意味でです。
女性ヴォーカルでは、その傾向が顕著で
長時間聞いていても聞き疲れしないのみならず
眠りにいざなわれることもしばしば。。。

いわゆる「ねむい音」といえないこともないですが
疲れた心身に、解像感の高い音の洪水はキツイと感じることも多くなってきた
そんな私にとっては、それこそ良いバッファーになっていると思われました。
夜ひとりでBGM的に音楽をかけたいのであれば
このDACはありだといえます。
我が家の場合、②のCelestion Dittonシステムのシステムは、
特にそういう使い方が多くなりそうなので
そのためだけでも導入しようかと。。。

で、ちょっと自分なりの気づきっていうことで理屈をひとくされ。。。
「小音量再生のメリット」って何か?ということを考えながら
このDACの音を聞いていたのですが
音楽のエッセンスに集中できるってことかしらん。
(平凡すぎる結論!)

グリュミオーとハスキルのベートーヴェンのバイオリンソナタを聞くときに
私はあんまり音場の広がりとか、解像感の高い音の洪水を浴びたいっていう
感覚では聞いていない。(このへんは異論もあろうかと思いますが。。。)
2人の演奏者の楽器による対話に耳を傾けたい、
さらに言えば、2人が演奏によって表現したかった心象のようなものに
思いをはせてみたい。
そんな願望のほうが強いんじゃないか。
語弊はありますが、スペック的にでている細かい音は
選択的に聞いていないとさえいえるかもしれません。
あえていえば、やはり音色や音のバランスを重要視するぐらいのものかと。。。
とすれば、再生システムに期待するのは、そのあたりの按配のよさかな~と。。。

ですからもともと録音の状態もよく、広大な音場の広がりを持ち味とする音源
たとえば『カンターテ・ドミノ』なんかは、
このDACが悪いとかいうわけではなく
持ち場というか役割が違うのかも。。。と思います。
とはいえDittonシステムでミニマムに再生された『カンターテ・ドミノ』も
別の意味で、なかなかおつなものではあるのですが。。。

前回、ポップスの女性ヴォーカルを聞いたときのDittonシステムの印象として
バックの演奏とのバランスが合うとすばらしい、と述べましたが
アリソン・クラウスの場合、
音量を上げてスペック的にも上等なシステムで聞くと
ドラムスやベースの質感も高まって、空間も広がり、躍動感がでてくるのですが
Dittonシステムで小音量で聞いたときは、
結果的にヴォーカルに焦点が集まるようなミニマルな聞き方をしているのですね。
その時のヴォーカルの聴感上のやわらかさは新潟方面DACはなかなかのもののように思います。

カーラ・ボノフの場合、ヴォーカルやドラムスのリバーブが
そんなに音場が広がる録音状態ではない音源であるという気がしますので
あまり音量による聴感上のちがいが顕著でなく
総合的に、新潟方面DAC+Dittonシステムは
ハーベスシステムより上々の按配になっている印象です。

まとめとしては
まず「アナログレコードのような出音」を求めている方
ないしは「エッジのきつくないなめらかな出音」を求めている方であれば
音の選択肢を広げる意味で
違いを実感できる新潟方面DACはおすすめ
というところです。

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