御礼にかえて~年末の気分~

日記・雑記
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今日は比較的おだやかな天候で
あわただしかったここ数日の気分から
ふう~と一息ついた感じがして、
少し開放感のある大晦日となりました。

年末にあたり、オーディオの面で
いろいろ今年1年をふりかえってみようと思ったものの
新しい変化を受け入れ、それにアダプトし、慣れ親しんでしまうと
その変化以前のことをすっかり忘れて
現状をあたりまえのようにして
音楽を聞いている自分のすがたを
なんとなく気恥ずかしく感じるところもあって
なんなのかな~と自省しているのが今の気分です。。。

とはいえ、専用電源の工事、レコード再デビュー、Mojoの導入
この3つはかなり大きなできごとでした。
そしてこの3つは、このコミュに参加していなければ起きなかった
変化でもありました。
殊に電源工事の際には、たくさんの方々からアドバイスを頂戴しました。
結果にも満足できましたことは、よろこびと感謝の念に堪えません。
この場をお借りして、あらためてみなさまにお礼申し上げます。
みなさまのおかげを持ちまして、私が求める音楽を
適正な環境で聞くことができるようになってきております。
おくればせながら、そのステップを踏んでいく過程に
オーディオの醍醐味があることが気づいてきたところです。。。

そんな歳の暮れの気分にふさわしいと思って選んだ音源を
最後にご紹介します。
まずは先日も新譜をご紹介したミシェル・ダルベルトの
シューベルトのピアノソナタ全集です。

岡田暁生さんが指摘されていた「短調と長調のあわい」のようなものが
今の私の気分を表すのにふさわしいかな~と思いました。
このメランコリーな感じに慣れ親しんでしまわないように。。。
という自戒の念もこめています。
テロや異常気象等、世界情勢をふりかえれば
今年は悲劇の多い1年だったような気もします。
岡田さん曰く
【シューベルトの長調はしばしば『死の誘惑』という表象と結びつく】
世界があまりそちらの誘惑に導かれないことを願って。。。
というとおおげさな物言いになってしまいますが。。。

そういう気分に何とはなしに元気というか勇気というか
そういうものを与えてくれたのが、私の場合
エベーヌ弦楽四重奏団の
フェリックス&ファニー・メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集
でした。

「Quatuor Ebène: Mendelssohn ‘Felix & Fanny’ 」
ttps://www.youtube.com/watch?v=JrSgcqzwbH8

曲想をラディカルに展開して、ゆるむことなく力強く疾走し、
今に生きる我々の肉声として聞かせてくれているような気がしたからです。

ではではみなさんよいお歳を。

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