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やっぱりすごかったクルレンツィスの新作:チャイコフスキー「悲愴」

日記・雑記
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雲ひとつない秋晴れがつづく週末
こんな行楽日和はここ何週間かなかったように思うので
お出かけになった方も多かったのではないでしょうか。
私は昨日が仕事で、今日は音楽を聞く休日であります。

さて、これまでそれほど好んでシンフォニーを
聞いてこなかった私のような新参者に
ガツンと一発、クルレンツィスはお見舞いしてくれました!

https://www.youtube.com/watch?v=Vjt6ht-VCp4
http://www.e-onkyo.com/music/album/sme886446239927/

あの第3楽章の鮮烈で緩みない・怒涛のごとき音の壁を受け止めて、
滾るものを感じたことを正直に告白します。。。
聞く者に「参ったか!」と迫るような
すさまじいアーティキュレーションで個々の楽器をコントロールし
おそらくは相当手の込んだ録音(リミックス)で
とんでもない音楽の起伏を表現してみせる。。。

「クルレンツィスのほうはムラヴィンスキー盤に近い」
とレビューされたgnutonさん
https://ameblo.jp/gnuton/entry-12324877419.html
のおっしゃるように、
この盤に比肩できるとしたら
やはりムラヴィンスキー盤か
https://www.youtube.com/watch?v=cRzryy9p6jQ
あとは90年代のゲルギエフか
https://www.youtube.com/watch?v=A7JFPWYq7o0
かな~と私も思うのです。
躍動感とかオケの緻密さとか
似た感触が感じられます。

しかしこれらの盤には
まだ上品とか優雅とかロマンティックとか
そんなことばで形容できる部分が多いように思われます。
言葉を失いそうになるこのハードボイルドなクルレンツィス盤は
高揚しながらも、どこか得体の知れない感慨をも引き起こして
嵐の幻影に遭遇したかように過ぎ去っていくのです。

「これほど起伏の大きな表現が、実演ではどのように響くのだろう」
これもまたgnutonさんのことばですが
どこかでこんな感じの音楽体験がなかったかと
我にかえって考えてみると
笑ってください。。。
高校生のときに聞いたレッドツェペリンを思い出しました。
それからクイーン。。。
高度な音楽表現とレコーディングの圧倒的な完璧さ。
これらのレコードが再現できないとわかったのは
彼らのライブレコードを聞いてからでした。
しかしだからといってその音楽の魅力が減じられたかというと
けっしてそんなことはありませんでした。
テクノロジーの極北に綺羅星として輝きつづける
彼らのレコードは、いっそう愛着をともなったものとなりました。
このクルレンツィス盤はどこかそんなレコードたちに似ている。。。
そんなことを考えたのでした。

またこれも恥の上塗りのような感想ですが
なぜか葛飾北斎っていう印象も重なったのです。。。
着想の切れ味と勢いみたいなものでしょうか。
以前にボストン美術館収蔵の浮世絵展を見に行ったとき
特に肉筆の一点ものの迫力に圧倒され
その印象で版画を見直すと、
この人だけは
やはり伝統からはみだしてしまっているところが魅力なのだな~と
思ったことがあったのです。
むろんクラシック音楽は楽譜という大きな縛りがあるので
一概に比較など出来ないのは承知していますが
クルレンツィスの魅力も
そういうはみだし加減にあるのかな~という。。。
まあこのへんは彼のライブを聞いてみないと
たしかなことはわからないのかなというところもあります。
でもわりと最近の演奏ぶりがわかる
これなんかかなりおもしろい感じがしました。
https://www.youtube.com/watch?v=c5RqUKTd_ak

これからシンフォニーをどんどんレコーディングしていくそうなので
この人の動向は今後のクラシック音楽界を揺るがしていきそうな
予感がしています。
私の期待はやはりベートーヴェンかなぁ。。。

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