極細単線SPケーブル導入後記:SPを換えてみる(MissionとDayton)

日記・雑記
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                     2020年08月16日

お暑うございます。。。
窓を開けると熱風が入ってきて息苦しいぐらいで
気温はもうとっくに体温を超えておりますが
みなさんいかがお過ごしでしょうか。

そんな暑さの中、
ちょっと自制心も緩みがち。。。ってこともないでしょうが
極細単線SPケーブル導入にともなって
その「ホールトーンで芯がしっかりした音」にあうSPって
どんなものだろうか?という思いがフツフツとわいてきまして
バジェット・オーディオ的に見合うSPを試してみよう!
ということになってしまいました。。。
今日はその最新状況をレポートします。

まず「ホールトーンで芯がしっかりした音」というのは
どんな音なのか、自分の中で整理しました。
やはり中音域に温かみは感じられる気がしました。
あと音場がやや広めに鳴ったほうが愉しそうだな~。
そんなところでしょうか。

そこでまず?10㎝フルレンジのFOSTEX FE103-Sol(16Ω)と
FOSTEX E102B(6L:フロントバスレフ)というボックス
のセットから考えました。
順当に考えれば、同じFOSTEXのFF105WKかな~
と思いましたが、あまりにも芸がない気もしたので
ファイナルアンサーとして取っておくことにし
別のものを探すことにしました。

最初はなんとなく高価なユニットに目が行ってしまい
Scan-Speak Discovery 10F8414G10 とか
Morel Integra 424 Hybrid Series 4’とかを夢想してみましたが
やはり高価ですし、バジェット・オーディオ的でない。。。
安価なところで愉しそうなものっていうことで
Daytonはどうか?というのが強まってきて
比較的新しめのモデルでPC105-4 4’が
某所で1個13ドル弱になっているのを発見!
送料込みでペアを6000円弱で入手しました。

このモデル、Amazonで熱心なレビューを書かれている方が
4Ωのモデルの方が「パリパリ感が抑えられ優しい中高域」
とコメントされているので、それを信用してセレクトしました。
特性のデータ的には80 to 15,000 Hzと平凡ですが
なかなか愉しい音を聞かせるSPです。
中音域の鳴らせ方がうまい!って感じです。
高音もFOSTEXのような鳴りはありませんが
リラックスして聞く分には十分
グラスファイバーコーンというウーファーの素材も好印象で
そこそこスピード感も感じられ、慣らしなしでもかなり音が出ます。
やっぱりジャズは愉快に鳴りますね~
これなんか良かったです。

ヘイデンのベースは、前より実体感が増して聞こえます。

そうなるともう勢いがついてしまってとまりません。。。
Celestion Ditton 120とLUXMAN M-200のコンビニも
手をつけてしまいます。

今度は音場の広さにテーマを置いてSPを物色。
ネットの評判で目に留まったのが
Missionのブックシェルフでした。
DYNAUDIOでも一昔前に上級モデルにあった
ウーファーが上で、ツイーターが下という構造で
LX-1, LX-2などはかなりの安値で入手できそうです。
でも結局入手したのはミドルレンジラインのQX-2でした。

H32 x W22 x D31cmのボックスはやや大きめで
やはり見た目もユニーク。
16.5㎝のウーファーはLong Fiber Composite Cone製とありますが
紙っぽいものかな。
このモデルに決めた第一の要因であるツイーターは
リングドームで、自社製だそうですが
Vifaのような印象の形状です。

肝心の音は。。。ってことですが
見た目以上にユニークな鳴りをするSPですね。
汽笛みたいだ~というのが第一印象。
でも特色をつかんでくると、良さもわかってきます。
やはり音場は広いと思います。
でも前に出て来る感じではなく
DYNAUDIOみたいなホログラフの描き方ではないですね。
どちらかというと少し後ろに広めな印象。
ウーファーとツイーターのつながりは良く
新規導入のリングドームもいい仕事をしている感じで
意外にキレがあります。
アンプのM-200との相性もまずまず。
おそらく中低音をタイトに鳴らすアンプだと
このSPの魅力は引き出せないと思ったからです。

我田引水ですが
極細単線SPケーブルも合っていると思います。
音の芯が出る分、このSPの汽笛のような低音の響きを
助けているような気がしますし、
ホールトーン感はぴったりSPとケーブルの個性が一致して
相乗効果を生んでいます。
とにかく個性的な音がします。
私はだんだんハマりつつありますが。。。

聞いてみた中では、これなんかはかなり良かったです。

カミーユ・トマのチェロもよく唄ってますし
オケの響きも相当いいんじゃないかな~

極細単線SPケーブルをめぐる旅も
自分の中では、Go to travel in audioっていう印象で
愉快な思い出ができました。
しばらくはリビングで寝そべりながら
オーディオを愉しみたいと思います(笑)

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