続・極細単線SPケーブル導入記+Celestion Dittonのアンプ更新

日記・雑記
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                     2020年08月09日

極細単線SPケーブルの独特の音質にちょっと魅了された感があって
先日、日記にまとめたすぐあと、同じリビングにセットされていた
Celestion Ditton 120
https://stereonomono.blogspot.com/2013/07/celestion-ditton-120.html
という、いにしえのSPのケーブルにも試用してみたのですが
やはり好印象でした。

とはいえ、数日聞いてみると、
やや高域が華やかになるFOSTEX FE103-Sol 相手だと
ウェルバランスだったLenzの26AWG(エナメル-綿巻き)ですが
Ditton相手だと、ちょっとおとなしいかな~
という印象も持つようになりました。
そこでちょっと変えてみたいな~と思い、情報を収集していたところ
こんなブログを発見

「単線の配線材を試す。ウェスタン電話線、銀メッキ1.0mm単線ジュンフロン、47研究所0.4mm 単線」
https://www.audio-blog.jp/2014/09/13/try-single-wire-western-junflon1-0mm-silver-coating/

筆者のやまちゃんさんの
「単線のケーブルは、ホールトーンで芯がしっかりした音で、
刺激が少なく聴きやすい」
というコメントにまず共感。
確かにおっしゃるとおりで
撚線の押し出しの強い元気な音も悪くはないが
リビングで聞くときは、
よりリラックス・モードで聞いていることが多く
単線のホールトーンに包まれた音の芯を味わえる感じは
得難い魅力があるな~と私も思っておりました。
私の場合、聴感的には、高域の伸びも良くなった気がするし
中低音も雑味がとれたような感じがして
より聞きやすさを感じるようになっていました。

そのやまちゃんさんが、銀メッキ単線を(配線材としてですが)
「オーディオ的には楽しいと思う」と推されているので
試したくなってきてしまいました。。。

「銀メッキ0.4mm単線ジュンフロン」をオヤイデから入手。
ケーブルがバラつくのはいやなので
愛用しているグラスファイバーチューブ 内径3mmも注文。

さっそくDittonにセットしてみます。
ホールトーン感と芯のある音質という意味で言えば
極細単線SPケーブルの持ち味はじゅうぶんあります。
やまちゃんさんは
「ガツンとした、骨格のあるしっかりした音」
とコメントされていましたが、
Lenzの26AWGにくらべると
銀メッキのせいでしょうか、輪郭がでてくる感じは受けます。
でも私のセットしたものは0.4㎜なので
1㎜のやまちゃんさんとは、多少、出音が違ってくるのかも。。。
ほんのり艶が加わっているぐらいで
全体的には極細単線的な印象が強く
個人的にはDittonとのマッチングはよいように感じました。

さて、このDittonのお話には、実は前段があって
このSPには、これまたいにしえのSANSUI AU-555という
プリメインアンプをあつらえていたのですが
徐々に調子が悪くなってきていました。。。
というわけで、お役御免ということにして
アンプの更新をしました。
新たな相手として選んだのは
LUXMAN M-200でした。

「B4書類サイズというコンパクトな筐体」というのは
大きな魅力でしたし
25W+25W(8Ω)という出力もDittonには必要十分。
電源はしっかりしているので
余裕のある制御を期待できそうでした。
それに新しめのLUXのモダンな音作りにも
興味をひかれるところはありました。

また興味深かったのはアース端子がある点でした。
取説によると「この端子は他の機器を接続した場合の
雑音の低減をはかるためのものです。
安全のためのアースではありません」とあって
これはもう束子アースをつないでみたくなるではありませんか!

あと、出力のデジタル表示なんていうのもついていて
これもなかなかに興味深いものでした。
現状にいたるまで10Wを超えたことが一度もないのは
「へ~」っていう感じです。

さて音質は。。。ですが
やや骨太な中低音の上にモダンな高音のキレがのっかるっていう
第一印象でした。
ちょっとヨーロピアンっぽいかな~とも思いました。
我が家で言うとケンブリッジオーディオのアンプの感じに
似ている印象はありました。

アースに関しては、さっそく束子アースはつないでみました。
変化は、やはりじわじわという印象で
気づいたらクリアさが増してきているといったところです。

以上、この1か月ほどのできごとですが
ハッピーなマッチングが多かったので
愉しく有意義なオーディオライフが送れたように思います。
サブシステムでの、この体験をメインシステムにどうやって
フィードバックできるのかが今後の課題ですが
こちらの方がなかなか手強いので
さてどうしたものかと思案し始めています。。。

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