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2020年のThe Water Is Wide:カーラ・ボノフ『Silent Night』によせて

日記・雑記
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                     2020年12月19日

小学生の頃、いとこのお姉さんが持っていたレコードを聞くのが
ちょっと愉しみで、お宅に伺ったときは必ず聞かせてもらっていました。
私のお気に入りはカーペンターズでした。
中学生になって、そのお姉さんのコレクションの中に
カーラ・ボノフの1stと2ndアルバムが加わっていて、
なんとなく聞いてみると、
エヴァーグリーンなヴォーカルの雰囲気が
カレン・カーペンターに似ている気がして
いっぺんに気に入ってしまいました。。。

でもポップフィーリングあふれるカーペンターズにくらべると、
彼女の曲は、ちょっとロックっぽかったり、
逆にカントリーフィーリングを感じる曲もあったりで
大人っぽい感じがしていました。
2ndアルバムの最後を飾るThe Water Is Wideは
その象徴的なナンバーだったように記憶しています。
「Karla Bonoff – The Water Is Wide」
https://www.youtube.com/watch?v=MHOCi74Wz0M

そんな彼女からクリスマスアルバムが届きました。
「Silent Night」
https://www.youtube.com/watch?v=vRtksi5FWhA

日本ではCDの取り扱いがなく、
ご本人のウェブサイトから注文し、取り寄せました。
ついでと言ってはなんですが
前作「Carry Me Home」(いわゆるセルフカヴァーアルバム)と
楽譜集まで注文してしまいました。。。

さて、そのクリスマスアルバム。
まず彼女の歌声が全然変わっていないことに
不思議な感慨を禁じ得ない自分自身がいました。
中学生の時に初めてレコードを聞いたときと変わらないな。。。
ジョニ・ミッチェルもリンダ・ロンシュタットも
もう新作は聞けなくなってしまっている2020年現在において
彼女たちよりはやや年少ながら
こうして現役でアルバムを届けてくれたことに
感謝したくなったのでした。

アルバムを聞き進めていくと
全体にただよう空気感のようなものに魅了されていくのが
わかりました。
派手な音はいっさい鳴っていない音作りですが
丁寧な感じが伝わってきます。
そしてなにより彼女の歌いっぷりに
一本筋の通った心の平穏さを感じるのでした。
このアルバムには、
あえていつもと変わらぬクリスマスが存在しているような気がしました。
でもコロナ禍のアメリカ、そして世界において
それが意味することは
もしかしたら尋常ならざることなのかなとも思ったりしました。

There is a ship and she sails the sea
She’s loaded deep as deep can be
But not as deep as the love I’m in
I know not how I sink or swim

The Water Is Wideの、この歌詞に素敵な考察を加えておられる
ladysatinさんによれば
https://ladysatin.exblog.jp/23398155/
最後のhowには
「沈むとしたらどんなふうに、泳ぐとしたらどんなふうに」
という含意があるのでは、と指摘されているのですが
カーラさんのこのクリスマスアルバムにも
そのhowが暗示されている気がした
今日このごろなのでした。

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