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ピアノ連弾とマグノリアの咲く頃:オズボーン&ルイス『フレンチ・デュエット集』

日記・雑記
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自室の窓から見える街路樹にハクモクレンが植えられていて
こんもりと咲く大振りの白い花が今満開なのですが
今晩の雨はその花を散らしてしまうかも。。。
などと思うようになったのは
やはり春の足音が近づいている証左なのでしょう。
催花雨降りしきる今晩は久々に新譜のご紹介です!

個人的にお気に入りの二人のピアニスト
スティーヴン・オズボーンとポール・ルイスのピアノ連弾集
『フレンチ・デュエット集』が先日リリースされました。
https://www.hyperion-records.co.uk/dc.asp?dc=D_CDA68329

この二人によるピアノ連弾集、実は2作目で
私の日記でも以前にご紹介したことがあります。
https://philm-community.com/wer782ci/user/diary/2020/03/21/5779/

そのときにも触れましたが、
二人は私的にも友人で
息の合うところもあるのでしょう
今作もそういう二人の愉しむ姿が目に浮かぶようなアルバムです。

オズボーンからの提案によるものなのかもしれませんが
プーランク、フォーレ、ラヴェル、ドビュッシー、ストラヴィンスキーを
とりあげたのは
フランスのものをあまり録音していないルイスからすると
ちょっと意外な感じもします。。。
ドリーやマ・メール・ロアといった子ども向けの作品が多いのも
気の置けない感じですし。。。

生命力あふれる凛とした力強いスタンウェイの音色と
春特有のモヤッとした空気感が綯い交ぜになったようなところが絶妙で、
そういう意味では録音も、かなりいいんではないかと思います。
データを見ると、
イギリス・エセックス州サフロン・ウォルデンにある
サフロン・ホールという高校のホールで、
昨年3月22日-23日に録音されたとのこと。

他のレヴューでも、このホールの音の良さは賞賛されていたので
まあ、私の空耳ではない。。。ということで。
でも特筆すべきことは、時期の方かもしれません。
昨年の今頃はというと
コロナ禍の始まりのころでした。
録音に先立って行われたアメリカ・カナダ・イギリスでの二人の公演は
手ごたえを感じるものだったのかもな~と思わされます。
早く録音しておきたいということはあったのかもしれないということです。

ともあれ、このアルバムを聞いていると
二人のピアノから
リラックスしながらも、元気をもらっている自分を
発見しているのです。。。
それがなんとも快いです。

モクレン(マグノリア)の仲間は
わりと古いタイプの植物で、恐竜が活躍していた時代から
ああいった「アルカイック」な花を咲かせていたようで
そう思って見ると、春も早い時期からあんなに立派な花を
あっけらかんと咲かせてくれているのは
生命力を感じます。
でも桜のような感傷はないので
私はすこし開放感のようなものを感じます。
それが二人のこのアルバムを象徴している。。。
なんていうと、ちょっとこじつけになってしまいますが
どうもそんな思いにとらわれてしまっている私なのでした。。。

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