ラテン音楽の安息

日記・雑記
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                    2021年05月18日

今年は初夏のさわやかな気候を味わう間もなく
早くも蒸し蒸しとした日が続いており、
梅雨入りってことのようです。。。
コロナのワクチン接種もようやく本格化しだしたようで
同居している母もつい先日、近所の小学校で打ってまいりました。
ちょっと希望の光がきざしてきたかな~という感じのする
今日この頃
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

最近、何となくリラックスしたい感じがあって
そんなときにはラテン系の音楽を聞くことが多いのです。。。
今晩は、よく聞いている3枚をご紹介したいと思います。

1枚目は、キューバ人パーカッショニスト
ペドリート・マルティネスの新作
『Acertijos』です。

「Acertijos」
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lFypsqXGmfklP79ebSZW8eVw8yqhq8um4

まだ配信だけですが、近日CD-RとLPの発売があるようです。
今作のトピックスとしては、
やはりエリック・クラプトンが3曲参加というのが大きいですね。
彼がヴォーカルやギターで入ると、
どの曲もわかりやすくクラプトン風味が効いていますね。。。
マルティネスによるリズムが重めのティンバ音楽にも
不思議に馴染んでしまっています。
まあ、そういうところがファンにはたまらないわけですが。。。

2枚目は、ジョアン・ドナート『Sambolero』です。

「João Donato SAMBOLERO FULL ALBUM directed by Andre Schultz and Denise Schultz」
https://www.youtube.com/watch?v=kYw0fELsYUg

これは2010年にリリースされたトリオ編成でのアルバムで
このたびLP化されたので入手してみました。
ジョアン・ドナートというと、
まさに知る人ぞ知るミュージシャンってところでしょうか。
1934年生まれですから、当年とって87歳
ボサノバ黎明期から活躍、
60年代末にはクロスオーヴァーの先駆けとしても足跡を残し
この『Sambolero』というアルバムでグラミーも受賞しています。

ボサノヴァ曲集と言っても良いかと思いますが
このアルバムで特にフィーチャーされているのは
ボレロとよばれる、わりとゆったりした
三拍子のスペイン起源の舞曲が原型となっている音楽です。
いわゆるセルフ・カヴァーなのですが
原曲を良く知らない私としては、何ともそのへんコメントできません。
ただ聞いていると、脱力しながらも
体がゆるやかにリズムに反応してくる感じがいいんですね。

3枚目は、さらに深いリラックスが味わえる
パウロ・モウラとヤマンドゥ・コスタのデュオ作品
『El Negro Del Blanco』(2004年)です。

「El Negro Del Blanco – Yamandu Costa e Paulo Moura – 2004 – Álbum Completo」
https://www.youtube.com/watch?v=FEFw_E5j3eA

クラリネット/ソプラノ・サックス奏者のパウロ・モウラは
1932年生まれで、2010年に亡くなっていますので
晩年の作品ですが、若々しい音色のクラリネットが躍っています。
ヤマンドゥ・コスタは、1980年生まれですから
モウラからすると孫世代ですかね。
ブラジル音楽特有の7弦のガットギターを弾いています。

これはもうゴキゲンすぎて、云うことなしです。。。
初夏の青空を夢想している自分がいます。
ふんわりしたムードのクラリネットに
小気味よく呼応してくるギターが心地よいアルバムです。

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