上半期の落穂拾い②:MUSICAL FIDELITY M6si導入記

日記・雑記
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我が家のハーベスのシステムの屋台骨を支えていた
Musical FidelityのパワーアンプF-15の故障のお話を
日記にあげて以来
修理の可能性も含めて、後釜を探していたのですが
Musical Fidelityの創立者であるアントニー・マイケルソンが
設計に関わった最後のアンプシリーズの1つであろうと思われる
M6siを導入してみました。

http://www.rocky-international.co.jp/musicalfidelity/M6si/M6si.html

このアンプはプリメイン仕様なのですが
パワーアンプとしての使用も可能です。
その点に魅力を感じての導入だったのですが
まずはプリメインとして使用してみました。

率直に申し上げると、私が期待していた音ではなかったです。。。
かなり高音がキラキラしていて
中低音もA-1のようなトロリとした印象は皆無で
わずかに低音にらしさが垣間見られるくらいのものでした。

LUXMAN C-600f(プリアンプ)をはさんだ
パワーアンプとしての使用時も
あまり印象に変化がなく
どうしたものか。。。と思案。
暫定的につないでいたD級のSPEC RSA-M1のほうが
よっぽどA-1的な中低音が得られているな~と思い
結局、RSA-M1をパワーアンプに戻すこととしました。。。

まあ物は試しということで
次にDynaudioのシステムにM6siを組み込んでみました。
ATOLL PR300(プリアンプ)をはさんでのパワーアンプとしての使用です。
うん、こっちのほうがマッチしているな~
以前はRSA-M1をパワーアンプとして使用していたのですが
低音の制動はM6siのほうが優れていて
全体的に音に色気がでてきた感じ。。。

そんなことで、怪我の功名というわけでもないのですが
Dynaudioを鳴らすパワーアンプとして
M6siは鎮座するようになりました。
1か月以上経つのですが
音に色気がでてきたという感じは
より強まっている気がします。

これなんかをこのシステムで夜ひとりで聞いていると
どっぷり浸ってしまいます。。。
そういえばアントニー・マイケルソンもクラリネット奏者でした。

「Martin Fröst – Scarlatti: Sonata D minor, K.32 (for clarinet & double bass)」
https://www.youtube.com/watch?v=dPFxDoS5THw

アントニー・マイケルソンのアンプビルダーとしての
最後の矜持のようなものを
感じられる幸せをかみしめる今日この頃
なんて書くとカッコつけすぎですが
オーディオの愉しみがより深められた
M6si導入記でありました。

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