上半期の落穂拾い:音工房製SPボックスZ601-OMOF101

日記・雑記
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ちょっとご無沙汰してしまいました。。。
6月末の季節外れの酷暑で調子が狂ってしまったのか
日記をあげる元気もなく過ごしておりました。
その間、なんとなく慰めになっていたのは
庭弄り(というか欠かさずに続けた水やり)でしたが、
特に今年は春のうちの施肥の具合が良かったのか
甕で育てているスイレンが勢いよく葉を茂らせ
一輪また一輪と鮮やかな紅色の大振りの花を咲かせ続けてくれて
毎日のささやかな愉しみとなっておりました。
そんな今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。

今日は今年上半期の落穂拾い的な話題になりますが
2月に組み立てた音工房製SPボックスZ601-OMOF101のお話でも
してみようかなと思っております。

昨夏発売されたオンキヨー製スピーカーユニット OM-OF101と
それに合わせたSPボックスのキットのインプレッションについては
日記にもあげました。
オンキヨー製SPユニット OM-OF101とWバスレフボックスの印象 | Phil-M Community (philm-community.com)

その出来栄えに気を良くして
またそのキットの製作で入手したクランプを
さらに使ってみたいという誘惑にかられたこともあり
昨11月に音工房さんが設計されたZ601-OMOF101を予約。
https://otokoubouz.biz/shopdetail/000000000287/

最初につくったものも同様にダブルバスレフ方式のものでした。
設計しにくいとよくいわれるこの方式に
興味をひかれてしまったのは
若干、天邪鬼的にチャレンジしてみたい気持ちが
あったからだと思うのですが
2つ作ってみての所感としては
意外に好きな低音が出ているな~ということでした。
で、ちょっと測ってみました。。。
(上が左チャンネル、下が右チャンネル)

400Hzあたりから下の方の山がずれているのは
SPの設置場所が左に偏っているせいもあるかと思うのですが
左チャンネルが60Hzあたりまで伸びているのに対し
右は100Hzぐらいから徐々に下がっていく様子は気になりました。
普段は2つのSP間のやや右寄りに正面を向けて
前方40㎝くらいのところにSW(TEAC SW-P300)を
設置して聞いているので
それをオンにしてみました。
(上が左チャンネル、下が右チャンネル)

右も70Hzくらいまで伸びてきたかな。。。

ボックスの作者の見解ものぞいてみました。
「ダブルバスレフ型スピーカーの実験・研究2(2021年)OM-OF101用エンクロージャーの検討」
https://otokoubouz.info/study_of_double_bass-reflex_for_om-of101/

グラフの詳細については私の理解をこえるところが多いのですが
作者大山さんもこうおっしゃっているのが印象に残りました。

「この周波数特性のグラフだけでは、わからないのですが、
ダブルバスレフにすると、低域の勢いが出てきます。
弾んだ低音を再生する事ができます」。

ボワッとした低音でなく、弾むような低音!
ちょっと魅力的ではないかと思うのですが。。。
(でももしかすると程よい中抜けが良い具合に聞こえているのかも。。。)

ともあれ「弾む低音」ということで選んだのは、この音源。

「Stan Getz & Bill Evans」
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kSdDcxyIWm1GGkwoOsAnSegN9sZYwenrE

エルヴィン・ジョーンズのドラムスが弾んでます。
スタン・ゲッツはそれにのせられて吹きまくってます。
ビル・エヴァンスも目いっぱいがんばってます。

でもこの元々のSPの素性からすると
やっぱりヴォーカルを聞きたいということで
こんな音源はいかがかな~

「Mädchenblumen, Op. 22, TrV 153: No. 4, Wasserrose」
https://www.youtube.com/watch?v=l_uCRyEhHQ4

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