どばーっと雨が降って気温はマシだけどムシムシして結局不快な日々ですね。明日はアスレチックに繰り出す予定だったのだが(´゚д゚`)アメアメフルフル
ベルイマンさんが来られてすっかり音熱が復活。全然聴いてませんがね(^^;) 電源点けっぱなしだと、やっぱり音が柔らかくこなれていい具合です。
ぼんやりしながらCDをポチポチしてしまいました。今回のは全部中古。
Traveling Light
Courtney Jaye
B0004525-02
本当は別のアルバムをShazamして某〇mazonで注文していつまで経ってもやってこない状態であったところに、こっちのアルバムの中古があったのでポチってしまいました。
実際に届いて(Shazamしたアルバムではないですが)聴いてみると、おお、なんとも安直にリミッターがかけられてる(笑) そこまで声に力がない感じでもなさそうですが、こんなに加工しないといかんのかなぁ。必然的にサシスセソが強めになっちゃいますし、ちょっとイメージ(写真からすればもっと柔らかそうな、囁きそうな雰囲気?)を壊してしまってる気もします。
一聴するとステレオ空間も広いし各楽器がよく立っていて、好録音のように感じますが、仕上げのエフェクト効果で楽器の音の高域を際立たせているのが分かる。もし、この要素がなくなって、もう少しみっちりしっとり鳴ったら、某有名なThe Hunterのようなサウンドになりそう。
店内BGMに良さそう。目立ちはするでしょうね。某Amazo〇のも漸く発送されたので、改めて聴いてみよう。
17th Century Vienna Court Music
Ars Antigua Austria
SACD262
Cheskyなので買ってみた一枚なのですがこれが今回のアタリ。録音は1997年なのでハイレゾ前提素材ではないかもしれませんが、ふわっと柔らかな音が空間に居る。先のアルバムはSPの天板あたり以下の音像ステージだったけれど、これをかけるとSP以上の位置でのステージに様変わりする。
演奏も、楽しい音楽をやっているので楽しい(^^♪ 音が非常に多いので、追及して鳴らしてやれば物凄く良い音楽が出てきそう。例えばTr1の1:05の空白に残る低音が、重たくなく、でもちゃんと重く柔らかく出てくれば楽器の音になっているかな? 厳しくも柔らかい音が出るってのは、いい録音だと思っています。
Drumming
加藤訓子
CKD613S
ベルイマンさんオススメとのことで購入。おお、タムの音がする!
――――余韻が消える瞬間に次のパルスが立ち上がる快感――――!!
……なんだけど、ちょっと自分のイメージからすると、楽曲に対して音と演奏が暖かすぎる印象。手持ちには、ドイツグラモフォン111BOXにあったDrummingが頭に刷り込まれているのですが、こういう打音での表現というのは、ちょっと静謐で厳しい音で織りなす方が良いと思っています。その点では、グラモフォンの演奏の方が鋭的な音をしているかな。それに、1人でやっているせいか、ちょっとばかり音に迷いが感じられて、それもピリッと具合をちょっぴり損ねているような。
ちょっぴり暖かみが濃いアルバムかなと思いました。いや、人間味あるアルバムなんですよ(=゚ω゚)ノ
Eternal Longing
長谷川由輝子
TTK0053
中古SACDなんかないかなーとふらついていたら目に付いたので買ってみた一枚。とってもオーディオライクなレーベルで、録音、モニター機材なんかがずらりと書いてあります。勿論DXD録音。ほうほう、高音質レーベルねー、ぽちっとな、と指が動いてしまいました。中古なのでちょい破れがあるのですが、これは正直構造的欠陥な破れ。うーん( ゚Д゚) と思いながら鳴らしてみると……。
な、なんだこれは!!!!
驚きのピアノの音!
――――と思ったら、Chris Meaneという平行弦のピアノということで、よく耳にするピアノとは一味違うとのこと。某バレンボイム氏が昨今使用しているとのこと。そしてユーザーの中にエリック・ル・サージュもいた。
どういうものかというと、低音弦も他の弦と重ならずに平行に走らせているので、中高音の弦との影響が通常の構造よりも少ないと。
それでどうなるかというと、きっとこの出音としては、とても深い低音が出るが、付随してくる音が少ないので一聴すると高音がない変な低音に聴こえる。でも、これがきっと純粋な長い弦による低音なのだろう。それこそ『ベース音』であるかのよう。
而してその録音は、ピアノの上から演奏者を見るような恰好の風景で、一貫して左手に高音側、右手に低音側がぴったり位置していて、音の響きが高音はそこから奥へ広がり、低音はより近い位置にて発露するような風味。なるほどね~。
でもこれ、……演奏はもうちょっとかなー(^^;) もっと荒っぽさが欲しい。なんだか鍵盤が重たいのだろうか、指についてこない鍵盤なんだろうか……なんて思えてしまう。
それこそエリック・ル・サージュのクライスレリアーナ(スタインウェイ)が手元にあるのですが、全く持って演奏の迫力が違う。CDとSACDとしての音の差は凄く明確なのですが、この演奏の差が出てしまうと、、、うーむ。どうせならChris Maeneを使ったサージュのピアノを聴いてみたい。
L’ESPRIT DU TEMPS
Anastasia Feruleva
TTK0060
うーん?
うーん?
音が遠くなったり近くなったり?
ピアノが曖昧過ぎる……。
演奏はいかなるものか?
うーん?
なんだかスクリーンの向こうを見ているような抜けの悪さもあるし……。
音に力がない……。
うーん?
ちょっと、ヘビーローテーションには乗らないかなぁ。
ということでした(;^ω^) 新しい高音質レーベルアルバムは、一引き分け一敗、かな。音よりなにより、やっぱり内容がないとね。長谷川氏のアルバムはもうちょっと購入してみようと思います。
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