先日の高級?オーディオ用ブレーカーと同じメーカーのNFB、安全ブレーカーです。
オーディオ機器以外の機材に使っていました。
100Vでの使用とはいえ、金メッキブレーカーと同時期に入れたにもかかわらず、接点溶融、スパークダストはほとんどありません。
内部構造は同じで、バイメタルが30Aモノになっているだけです。
接点の淵が黒くなっているように見えますが、磨いても取れないので元々の様です↓
テスタ-の抵抗レンジで測定してみましたが、ブレーカー内部の上下端子の抵抗値は0.3Ωと出ました(普通はテスターでやりません)↓
ちなみに、先日の接点が汚れていた金メッキオーディオ用ブレーカーの接点間の抵抗値は、0.7Ωです↓
接点間の抵抗値は、本来はテスターではなく、DC電圧降下法で測定する接触抵抗計というモノを使うので、テスターでの測定値に正確性はなく、あくまで「接点が汚いと数値が上がる」という参考程度にしかなりません(普通はmΩ程度)。
リスクヘッジを書いておきます。
バイメタル端子は本体にネジ止めされていますが、一度外し、再度ネジ止めする際にはギザ付きワッシャーが入っているため、とある工具を使わないと接点位置が合わなくなります。
なので、接点洗浄は一般的ではなく、お勧めしないので交換を推奨します。
テスターでの簡易測定接点抵抗が重大と感じるならば・・・・ですが。
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へっぽこハム太郎さん、おはようございます。
いいですね。今回の日記は、たかけんさんが過去の失敗や反省からの提言を受けての対応を感じました。コミュニティなので、呼応する感覚が気持ちよく拝見出来ます。
私からも一つリクエストさせていただくと、
「自己メンテナンス」にせよ、「部品交換」にせよ、ブレーカーの接点を綺麗にすることで、音への影響はどんなものなのですか?
ハム太郎さんが、万人にお勧めすることですか?
ヒジヤンさん、コメントありがとうございます。
> 「自己メンテナンス」にせよ、「部品交換」にせよ、ブレーカーの接点を綺麗にすることで、音への影響はどんなものなのですか?
私がここで「激変」というでないにしても、「音質改善効果あり」と書いても無責任発言になりかねないのでオミットとさせていただきます。
ただ、
①、コンセントの汚れは悪影響があって、大元のブレーカーは影響がないのか?
②、ブレーカー接点の汚れは何故、音質的に無関係と言えるのか?
③、コンセントの汚れをクリーニングするモノはあって、ブレーカーは存在しないのは何故か?
④、タコ足配線で電圧降下が起こるのに、ブレーカー接点の汚れは無関係と言えるのか?
この辺りを考えれば何となく答えは出てくるのではないかと思います。
ただし、効果あり、無しを問わず、交換、ないし自己メンテするにしても、前者はコスト、後者はリスクを孕みますので万人にお勧めは致しかねます。
1つ追記しますと、200V側と同時期に使用し始めた100V使用側のブレーカーは、今回は汚れていませんでしたが、以前使っていた100Vブレーカーは、スパークダストも接点溶融も発生していました。
正直、何が原因でそうなっているかは分かりません。