これまでのオフ会の振り返りから、活きたオーディオ・オフ会を実施するための自戒や嗜みについての2回目です。
第2回は、「奇策は通用しない」です。
オーディオは手品ではないので奇策を図るのは得策とは思えません。
我が身の振り返りとしては、下記の出来事が思い起こされます。
あるSNSで交流のあった方をお招きしたケースです。
その方は普段から言うことが大きくて、何かと発言に疑念を抱いていました。
そんな方でしたので、「1曲目でちょっと脅かしてやろう」との奇策を講じたのです。
角田健一/BIG BAND STAGE。かなり強烈なビッグバンドジャズです。
これを大きめの音量でかけました。
すると、
「うぉー、これは戦争の音だ!」と叫ばれて、硬直してしまったのです。
これはまずかったと思い、謝りを入れて先に進めたのですが、覆水盆に返らずでした。
また邪心な音が出てくるのではないかと疑念を抱かれていた様子で、終始和やかな雰囲気にはなりませんでした。
自分が訪問したケースでは、旧Phile-webコミュの方とのオフ会ですが、
「ローマの松」ただ1曲を聴かせる!
と豪語された方がいました。
確かに1曲目に「ローマの松」を鳴らされましたが、ムムム・・・という感覚でした。
加えて、20分ほどの曲ですから、これだけで終わりと言うことにはなりませんね、引き続き多くの曲が鳴らされました。
大言壮語しても結果がこんな感じだと逆効果にしか感じられなかったです。
「奇策は通用しない」ものです。実直な態度で臨むのが好ましいと思います。
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