2回目のtonkatsu邸訪問で、後半は仮想アース比較を実施しました。動機は、KaNaDeの小林さんから、「アースの付けすぎといいますか、方式の異なるアースは効果の取り合いで悪化しますので、自作のものを一旦外してKonadeをお付けになってみてください。」と言われたことです。自宅で、konadeを設置して金属たわし仮想アースを外してみると、音がボケます。両方設置した方が明らかによいと思いました。そこで、tonkatsu邸でも比較評価をしてみようと思ったのです。tonkatsu邸では、拙宅の10倍は「仮想アース」の効果が出ました。
比較対象は、A)konade仮想アースとB)金属たわし仮想アース(ヒジ製作品)、そしてC)その組み合わせです。
まとめの記載となりますので、試した順番ではなく実験結果のまとめ方で書くことにしました。
<試聴環境>
場所
tonkatsu邸 (20数畳のリビングの片側部分で床面積10畳のスペースをオーディオスペースとして活用している)
再生機器
スピーカー:ソナスファベール ストラディバリ オマージョ
パワーアンプ:アキュフェイズ A級セパレートアンプ
プリアンプ:アキュフェイズ
CDP:アキュフェイズ
<試聴ソフト>
試聴は数種のソフトで実施しましたが、tonkatsu邸でベストと感じた平原綾香の”my Classics!”からアヴェ・マリアを代表として試聴結果を記載いたします。
<評価内容>
①コンデンサ型アースのkonadeとグランド拡張型の金属たわしアースの各々の効果確認
②コンデンサ型アースのkonadeとグランド拡張型の金属たわしアースを組み合わせた場合の効果確認
※①②共に、CDPのRCA端子に仮想アースを設置した。
<評価結果>
①コンデンサ型アースのkonadeとグランド拡張型の金属たわしアースの各々の効果
オリジナル
・伴奏も歌声も部屋の上方に上がってしまい(2mくらいのところ)、音像が不明瞭となる
コンデンサ型アースのkonadeのみ追加
・伴奏も歌声もスピーカーの低い位置に定位する
・オリジナルと比較して、音が膨らむ (このふくらみが心地よさを醸し出している部分も感じた)
・オリジナルと比較して、低音の量感が増える
グランド拡張型の金属たわしアース(真鍮)のみ追加
・伴奏も歌声もオリジナルとkonadeの中間に定位する
・オリジナルと比較して、音がシャープになる (このシャープさがキツく感じる部分もあった)
<まとめ>
・オリジナルは、リスニング後方のロフト壁面の拡散パネルに音像が引き上げられる感触だった。
・拡散することで部屋中に音が回るものの、音像が不明瞭となっていると推定した。
・上記に仮想アースを付けると、スピーカー前に音像は引き下げられる。
・konadeでは低い位置に定位する。たわしアースはkonadeの定位よりやや上方に定位する。
・音質傾向は、「konadeは音が膨らむ傾向」「金属たわしは音がシャープになる傾向」
・konadeを設置すると低音の量感が増加する。
・konadeの変化があまりにも大きいため、CDPからプリアンプに設置を変更して聴き直してみた。
-音像位置は、CDPの時より上がる
-音がふくらむ感覚はCDPの時よりも減少する
–konade1個の設置では、CDPよりもプリアンプの方がバランスがよいと感じた
-ただし、音のクリアさはCDPの方が高い
②コンデンサ型アースのkonadeとグランド拡張型の金属たわしアースを組み合わせた場合の効果
上記の単品評価に合わせて、組み合わせの評価も実施した。
CDPのRCA端子にkonadeと金属タワシ仮想アースを1個づつ設置
※tonkatsu邸では、オーディオ専用の大地アースもプリアンプに設置されている
・組み合わせるとkonade単独と金属タワシ単独の中間の音となる
・音がふくらみ過ぎず、シャープすぎずに、間を取った感覚
・中間となるが、互いの良さを生かし切る形ではなく、中道という印象
・konadeの低音がふくらみ過ぎる欠点はカバーし、金属たわしのシャープ過ぎてキツさを感じる部分もカバーする
・自分は、このハイブリッド仕様が一番良いと感じた
・残念なのは、CDPとプリアンプに各々konadeと金属タワシを付ける組み合わせは試さなかったこと
<まとめ>
・tonkatsu邸でのkonadeと金属タワシ仮想アース比較結果ですが、「方式の異なるアースは効果の取り合いで悪化する」という現象は起きなかった。むしろ、互いの欠点を補い合う形で効果を発していた。また、tonkatsu邸のルームチューニングのみでは、音が部屋中に回るものの、音像が上がってしまい、ボケてしまうデメリットをkonadeが補完している確認が取れた。これがオーディオにおける相乗効果だと感じた。
<今後の課題>
tonkatsu邸の仮想アース設置は、「konade」であれ、「金属タワシ」であれ、拙宅の10倍は効果が出る。そして、自宅とは変化の仕方が異なる。自宅のkonadeの効果が落ち着いたら、改めて「コンデンサ型アースのkonade」と「グランド拡張型の金属たわしアース」そして「大地アース」の各々の効果と組み合わせについて実験してみようと思う。
konadeと言う新たな材料を得て、「アース研究」のお楽しみはまだまだ続きます。
コメント ※編集/削除は管理者のみ
ヒジヤンさん
tonkatsu邸のアース実験の検証記録ありがとうございます。
「tonkatsu邸はヒジヤン邸の10倍アース効果が出る」←これは、ヒジヤン邸が、電研ノイズトランス、たわしアース、大地アースこれらを、究極まで突き詰めた結果、ほとんどやる余地が無くなってきてるという事なのかなと感じました。
我が家は、大地アースをプリアンプのみに接続くらいしかアースをやっておりませんので、効果が10倍出ると言う事でしょうね。
konadeはほんとに面白いですね。私、2個目も購入しましたので、色んなパターンで試してみたいと思います。
その前に、調合など教わりました、たわしアースも作らないといけないですね。
tonkatsuさん、コメントありがとうございます。
>ヒジヤン邸が、電研ノイズトランス、たわしアース、大地アースこれらを、究極まで突き詰めた結果、ほとんどやる余地が無くなってきてるという事なのかなと感じました。
だといいのですが、この違いはなぜ起こるのか?このあたりもアース研究の切り口になると考えています。tonaktsu邸での比較実験はとても有意義でした。
>調合など教わりました、たわしアースも作らないといけないですね。
この日記を書いていて思ったのですが、自分が金属たわし仮想アースを作り込んで来た経過から考えると、ベストマッチなレシピは下記かと思いました。
たわしの材質:真鍮たわし(カールケート ゴールド 30g 7~8個)ヨドバシが買いやすいです。
たわし収納ケース:ダイソーのガラスポッド(同じサイズでいいかと思います)
マグネシウム粒:なし(これは振動吸収目的で、音がシャープになります)
・・・tonkatsu邸ではシャープになりすぎて、音がキツクなりやすいのでなしでいいと思いました。
たわし毎の絶縁:なし(これも音がシャープになる方向の変化です)
・・・元々は異種金属を混合させる時に必須でしたが、オール真鍮でよいと思います。一番色付けがない金属たわしです。
アース線:より線でよいかと思います。単線は音がカチッとする方向です。たわし毎の絶縁をしなければ、先バラのより線がいいと思います。
以上、tonkatsu邸のソナスが生む、”魅惑の女性ボーカル向けレシピ”でした。
兎に角、タワシの細線を振動させないようにギュウギュウに押し込むのがコツになります。
今後も情報交換しながら進めていきましょう。
自己レスです。
別日記のやり取りから、tonakatsu邸での比較評価結果はデフォルメされている可能性があります。
『比較評価をすると、直近に聴いた音との差から脳が大きく反応する』
https://philm-community.com/hijiyan/user/diary/2023/10/06/21615/#comment-4057
本文にある、「tonkatsu邸では、拙宅の10倍は「仮想アース」の効果が出ました。」は保留と致します。
念のために、その日記:「konadeの効果 と 持ち込み品との違い」とリンクしました。