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「本当の音」聴いていますか? – OTOTENの初日

日記・雑記
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OTOTENの初日に行って来ました。向かった理由は、ある目的があったからです。夕方までは別件があったため到着したのは17時近くでしたが、大事な用事とは別にせっかく行くならと17時からのセミナーにも興味がわいたので聞いて来ました。

 

ジェネレックジャパン

【タイトル】「本当の音」聴いていますか?

副題として、下記とされています。

《見えるルームアコースティックの極意を知る》

話は、小原 由夫 氏(オーディオ評論家)、峯岸 良行 氏(サウンドプロデューサー)の対談形式で進められました。

 

◆オーディオは、半分は部屋の音を聴いている

小原:先日ジェネリックジャパンの試聴室で聴いて驚きました。

峯岸:そうなんですよね、オーディオの音は半分は部屋の音を聴いているんですね。

小原:ジェネリックさんのルーム補正システムを使うと部屋の音が見違えるのです。

峯岸:ただコンピューターの補正ではピークは抑えることが出来ますが、デップはどうしようもないのです。

赤線が無補正 青線が補正分量 緑線が補正後の周波数特性

 

峯岸:そこでデップの対策は音響部材を使ったルームチューニングが必要になります。

小原:この部屋にも置いてある音響材ですね。ポルトガル製を輸入されていると聞きました。

 

峯岸 部屋の音響を整えてから、コンピュータによるルーム補正をすることで大きな効果が得られるんですね。

上が部材によるルームチューニングをしないで、コンピュータだけでルーム補正をかけた特性(緑線が補正後の特性)

下が部材によるルームチューニングをしてから、コンピュータによるルーム補正をかけた特性(緑線が補正後の特性)これが本当の音だと

コンピューター補正のシステムを使うと、特性を見ながらルームチューニングが出来るので、今までは暗中模索で進めていたルームチューニングが、目で見て進められるメリットは大きいと力説されていました。

 

効果確認の試聴は、部材によるルームチューニングを実施後に、コンピュータによるルーム補正のオン/オフで行われました。

①パトリシア・バーバー/HIGHER

ルーム補正をかけていたときは生演奏を聴くような立体感があったのが、ルーム補正をオフすると映画の画面を観る様な平面的な音になったので効果抜群であった。

 

②ジョン・ウイリアムズ/John Williams in Tokyo

こちらはルーム補正をかけていると音が前に出て広がる。ルーム補正をオフすると遠目に小さくまとまる。ただ、生を彷彿させるのは補正オフで、補正オンでは、あれだけ音が前に出て広がるなら近くで聴いている感覚で、もっと音は明瞭に聴こえるはずなので違和感を感じた。甲乙付け難いが、自分はオフを選ぶかもしれない。

 

そして、エミライのブース

こちらでもポルトガルから輸入した音響材を数多く展示していました。

 

OTOTENは明日までの開催とのことです。場所はTIASと同じ東京国際フォーラムです。明日はオーディオモードで行ってみようと思います。見かけたら声をかけていただければと思います。

 

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. ヒジヤンさん

    おはようございます。
    OTOTENやっていたのですね
    全然知りませんでした。
    身軽な状況でしたら都内へ今からでも向かいたい所ですが
    子供が小さいと身動きとれません(´`;)
    毎年6月頃やっているのですか?
    来年は予定に入れて行ってみたいです♪

    • ソナスファベールさん、おはようございます。

      OTOTENは以前に開催されていたAVフェスタの前進らしいです。私も昨年にtonkatsuさんから聞きました。主崔は日本オーディオ協会とのことです。

      オーディオショーはインターナショナルオーディオショー東京(TIAS)が有名ですが、輸入ものの製品紹介が主体ですね。自分は昨日はオーディオ目的で行ったわけではないのですが、面白かったので今日はオーディオ目的で行こうと思います。

      開催は、たぶん・・・秋にやられているんじゃないかと。今年は東京国際フォーラムが秋に改装するので使えないために、早めの開催になったのだろうと想像しました。

      日記のセミナーは面白かったので日記にしました。今日も行くことにしたのでレポートしますね。「面白かった」「つまらなかった」は、どうなるのかわかりませんが・・・

      • ヒジヤンさん、こんばんは

        情報提供ありがとうございます( _ _)
        ヒジヤンさんの投稿からとても魅力的な催しと感じましたので来年は気にしておきたいと思います♪

  2. ジヤンさん

    こんにちは。私もOTOTEN駆け足ですが訪問しました。

    部屋の音を聞いているーーと確かにと深く頷きたくなります。以前この掲示板の前身で、Diracの話題があり、それからDiracを導入して、音の変化をどのように形容したら良いかと思っていましたが、「ルーム補正をかけていたときは生演奏を聴くような立体感があったのが、ルーム補正をオフすると映画の画面を観る様な平面的な音になった」はなるほどと思いました。

    ルーム補正かけてから、適切なエフェクトをかけると、音が手前に出過ぎず良いのかもしれませんが、AVアンプでないピュアでそのようなツールや装置を知りません。

    また興味深い投稿、楽しみにしております。

    • sonnenblueさん、コメントありがとうございます。

      OTOTENに行かれたのですね。自分は初参加でしたが、とても楽しいイベントでした。来年はフル参加しようと思っています。

      「本当の音」聴いていますか? セミナーは椅子が並んでいる部分の左横あたりで、前後は中央くらいの位置で聴いた感想ですので、あまりあてにはならないかもしれません。

      当日の解説では、
      「このジェネリックのスピーカーはパワーアンプとDSPを内臓しているので、簡単に短時間でルーム補正できるのだが、ベースの部屋のルームチューニングとセットで実施しないと効果は半減してしまう。」
      との説明でした。コンピューター制御も万能ではないということですね。

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