バラバラに書くとネタが溜まってしまうので、一気に纏めます。
ケーブルインシュレーターやUSBターミネーターを使うようになって、ちょっと音質傾向が派手寄りになったので、チタンネジを増量します。
他のネジも混ざっていますが↓
チタン製六角ナットもあります。
今回は、UL規格ホスピタルグレード形状で作られたオーディオ電源プラグのケーブルクランプ部分のネジを交換します↓
オーディオ用の電源プラグは元々ホスピタルグレード発祥なので、大抵はこの部分にM4×20mm or 25mmのネジが入っていますが、ほとんどが鉄ネジかSUS合金か真鍮製です。
これをチタンネジに交換↓
オリジナルはネジ頭がナベかトラス形状ですが、皿ネジの方が位置が正確に決まるし、ネジの頭もナベほど飛び出さないので、私は皿ネジを多用します。
ケーブル5本で、計20本交換しました。
私のAGSモドキはオリジナル同様にミリネジで締め付けていますが、間に板を挟んで階層構造になっており、上下の丸棒は寸切りネジと鬼目ナットで連結されています↓
そこで閃いたのが、
オーディオ機材でチタンが効果があるなら、AGSモドキも効果があるかも?
という事です。
なんせ、AGSモドキの丸棒の締め付けトルクで音質が実際に変化しますから、期待値は高いですね。
ただ、チタンネジの寸切りは流通量が少なく、定尺が多いですが、現在は流通の確認中です。
まあ最悪は面倒ですが、定尺ネジを買い、必要な長さに切断しても良いでしょう。
ネジの切断は、非鉄金属ならM5くらいまでは電工ペンチ付属のネジカッターでいけますが↓
Feを含むSS鋼やSUS系、チタンの場合はM5から、非鉄はM6以上はちょいと厳しいので、ボルトクリッパーかディスクグラインダー(←高速切断機が理想)で切断。
※電工ペンチで力技で無理やり切断出来ても、ペンチ側が比較的早期にダメになる可能性あり
ただし、クリッパー、グラインダーはネジ山が潰れたり溶けて変形したりする事もあるので、ダイスのやり直しか、バリ取りビット掛け(←SUSはカジリが出る事があるので不可)が必要になる事もあります。
最後の一つ、ケーブル・インシュレーターですが、先日、廃材のパイン材で作成したものの、例によってSPF系は木材の耐久性が低く、加工中に表面が剥げたり割れたりするので、中密度以上の木材で練習したいとホームセンターを覗いたら、食用の実が生る方ではない花梨材がありました↓
花梨材は希少木材に部類される事が多く、同じ濃赤系のブビンガ材などと同様、マメ科の亜種シタン系統に分類されます。
海外ではローズウッド系亜種ともいわれる事も。
比重は、私の御用達のホワイトアッシュに近いので、加工の練習には良さそうです。
シタン系は高比重に近い分類なので、そのまま使って音に乗るかがちょっと懸念材料ですが。
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