某大手Yから購入した、OYAIDEのインレットが到着したので交換します。
ロジウムは、美音キラキラ系になり過ぎる傾向になる事もあるので、プラチナ+パラジウムメッキにしました↓
先ずは、純正のIECインレット→AC/DC電源部のハーネス一式を撤去します↓
撤去した純正ハーネス↓
このハーネスだけ見ても、他の高級オーディオメーカーよりも拘っている事がよく分かります。
何故なら他社の場合、相当額のハイエンド機器でも、複数トランスへのAC分岐はコネクティングポストを利用した基板上パターンで分岐させるのが常套手段です。
IECインレットからケーブル分岐させるケースはなかなか見掛けません。
ちなみに、この純正ハーネスがAWG16ですが、ケーブル分岐させる場合は2本共着が必要になるものの、AWG16(1.2sq)×2本でAWG13(2.5sq)相当になり、これを圧着できるコンタクト・ピンはかなりメーカーが絞られます(通常規格では無理)。
純正ハーネスのIECインレット接続は熱収縮チューブが掛かって見えませんが、恐らくハンダ共着でしょう。
OYAIDE Inlet PPです。
久しぶりにインレット挿入幅を測定したら、25㎜くらいでした。
中華製他、海外製機材のインレット交換を考慮したのでしょうか?(結構、ネット上でシャーシに挿入出来ないコメントが挙がっています)。
fidataドライブのシャーシに仮組してみます↓
ACROLINK 7N-D.U.C.C2本にファストン端子を圧着、Inlet PPから分岐させます↓
分岐させた先端にコンタクトピンを圧着します↓
コネクタボディを装着し、ピンロックします↓
念のためですが、コネクトピン、コネクタボディ、ポストは、全てメーカー及びグレードが一致しないと一切接続できません。
右側が今回作り直した方です↓
例によって色分けが出来ないので、極性に注意します。
まあ、1次側ACは間違えても壊れはしませんが・・・・・
今回のfidataのドライブはIECインレットからAC/DC電源部の距離に余裕があるので省きましたが、余裕が無い場合には絶縁スリーブを掛けておいた方が良いでしょう。
ただし、絶縁スリーブを掛けると音質が変わってしまいますが。。。。。
1次側、2次側共、ACROLINKの7N-D.U.C.Cケーブルになりました。
真っ黒なので、見た目はちょっとアレ?ですが。。。。
コメント ※編集/削除は管理者のみ