オクで引っ張ってきたバブル期の古いアンプですが、メーター電球が切れているのでLED化します。
アキュフェーズの基板は部品取付穴がリード径の結構ギリギリなので、ソルダーサクションガンあった方が便利です。
ガンで3電球の足6本吸ったら簡単に取れます。
RoHS指令で無鉛ハンダに移行する前の製品なので、チップの加熱温度は350℃程度にしておいた方が基板パターンを痛めません。
本来ムギ球のあったところに電球色LEDを打ち換えます↓
基板パターンは工夫しないと、電球用パターンのままではそのままCRDやダイオードを付けてもLEDが速攻燃え尽きます。
抵抗で制御しても出来なくはないですが、白色系とはいえ、LED3玉でAC24Vは抵抗ではキツイし、発熱も凄く、LEDにも負荷が掛かるので長持ちしません。
例として出しますが、車用の灯火類をLED化にすると、4万時間耐久と謳っていても、実際は1/4の1万時間も持ちません(T10バルブは特に短命)。
普通乗用車はDC12Vと言われていますが、これは最低電圧で、オルタネーター(発電機)は16Vくらいになります(電圧がバッテリーより高くないと充電できない)。
今回は電源トランスのタップ出力がAC24Vなので、逆流防止ダイオードとCRDを直列接続にしました。
LEDの寿命を速めるのは、順方向電流制御素子の劣化から始まるので、この後、LEDのマイナス側にCRDを逆向きに接続し、順方向CRDのインラッシュ対策をします(上画像ではまだ取り付けていない)。
一応、テスターでダイオード動作を確認↓
逆向きで非導通ならOK↓
ヒートシンクごとパワーブロックを外しました↓
トロイダルトランスとブロックコンデンサーですが、パワーステージに隣接しているので、主にトランスのリーケージフラックスの悪影響を受けます。
トロイダルトランスはリーケージフラックスが少ないと言われますが、あくまでEIコア対比の話で、しかもパワーアンプのトランスというと結構な影響を受けてしまいます。
アキュフェーズも問題を把握してますしね。
っていうか、鉄板の一枚でも挿入すればかなり減衰できるのに、何故やらないのか???
ということで、今後はカーボンパネルで電源部とパワーブロックを隔てる隔壁を作る事にします。
それには、特大バーニア・キャリパーが必要です↓
どれくらい大きいかというと・・・・・↓
重量的には3kg以上あります。
下手すりゃ凶器ダワww










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