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2025 Tokyo International Audio Show

日記・雑記
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初めて日本のオーディオショーを観に行った。

オーディオショーに行った経験としては、過去20数年前に一度San Franciscoで開催されたオーディオショーに行ったことがあるけど、それ以来になる。

YouTubeで過去のショーをいくつか見ていたので雰囲気は大体予想がついた。

代理店が機器の宣伝のためにオーディオ系評論家たちを雇って太鼓持ちの役をさせるというのは日本独特のようだけど、いいんだろうか。

評論家も仕事だからやるんだろうけど、特定のメーカーの宣伝をしていたら、本来の評論に公平性が得られなくなってしまうのではなかろうか。

もともと公平性などはない、金をもらって機器の宣伝を評論を装ってやるのが仕事だと言われれば、そんなものかなと思うけど。

私は音楽を流していてくれればよいので、誰かがマイクをもってだらだらと説明している部屋は入ってもすぐに退散した。

いくつか日本メーカーが独自に部屋でデモをしていたけど、どこも人がいっぱいで長居ができる雰囲気ではなかったのが残念。

日本メーカー主体のショーだったらたぶんOTOTENなるもののほうが良いのかもしれない。 来年はOTOTENに行ってみようと思う。

特に期待するものがあったわけではないし、新しい発見も期待していなかったので大体予想通りの印象。 目当てのメーカーがある、機器購入の検討中、などでなければ一度行けば満腹という感じ。

それぞれの部屋の音は予想通りみんな馬鹿でかくて落ち着いて聴く感じではなかったけど、デモだし、人がたくさん入ることを想定すると仕方ないのだろう。

それぞれ音はなかなか良い感じであったと思うが、なかには低音を強調しすぎ、高音がきつすぎという部屋もいくつかあった。 どのメーカーだったかは覚えていない。

これはなかなかいいねと思うような機器の値段を聞くと1千5百万円とか、(私の感覚では)非常識な値段なものばかり。 代理店(メーカー)としては最上位機種を一番宣伝したいのだろうけど、音楽を心地良く聴くのに何でそんな大金をかけなければならないのか。 それで幸せになるのなら、どうぞ買って楽しんでくださいとおもうけど、少なくとも私とは全く縁がない世界だな。

Franco Serblinのスピーカー。 この部屋の音はよかった。 音場再現が良い。 真ん中のアンプ(メーカー名は忘れた)、これが1千5百万円だった。

スピーカーがAvalon。 Avalonってまだ存在していたとは知らなかった。 確かこれも1千5百万円くらいだったと思う。

写真は撮らなかったけど、大昔からあるVitavoxのスピーカーも昔の構造、設計そのままを今の技術で作ったというのがやはり1千5百万円だった。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. 新鮮な情報提供ありがとうございます。とても興味深く拝見させてもらいました。当方の記事のように古いコンテンツのワンパターン記事ばかりですと「またかよ」となりますが、つい先日の催し物だと大変刺激になりますね。(笑)

     お気にいられたフランコセルブリンのスピーカーはペア495万の「クテマ」でパワーアンプは1500万のソウリューション717かと思います。

     当方も10月最初の土曜に都内まで足を伸ばしてフランコセルブリン・アッコルドの激安品を探しに秋葉原のダイナミックオーディオトレードセンターと5555に1年ぶりに寄ってみました。

     いつもエレベーターで最上階まで昇り、順番に下のフロアに降りて行くのですが4階で比較的若い店員さんから声を掛けられB&Wの801D4(ペア704万)を試聴させてもらいました。

     ソースは平原綾香さんの「ジュピター」をリクエストしてネット再生です。残念ながら当方には「猫に小判」か「豚に真珠」のようで、以前、地元専門店でペア100万の中古802Dで聴いた「ジュピター」のほうがホログラムのようにご本人がその場で歌っているかのような生々しい聴こえ方で値段と音質は中々正比例しないものです。(汗)
     それでも、こういう場所やオーディオファイル各位のお宅で試聴させてもらえると自己流ながらもトンデモあさってな自己満サウンドに陥らなくて済みますので、こういう機会は大切にしております。(笑)

    • たかけんさん、こんばんは。
      どうもありがとうございます。

      確かに値段と音質は単純比例関係にはありませんね。 使用機器の組み合わせ、部屋の状態、スピーカーの設置の仕方などでも変わってくるし、ショーの会場での音はあくまで参考程度にしかならないのでしょうね。

      私も、他の方々のオーディオシステムの音を聴く機会があればぜひ参加したいと思っていますが、そんな機会はなかなかないのが残念です。 隠居生活で時間はあるのですけどね。

  2. 購入検討中の目当ての機器があるのなら、ショップに頼んで自宅試聴するか出掛けて試聴させてもらうのが今時なんでしょうし。
    書かれているように、自分にとっては扱う機器を非実現的な値付にした代理店と、価格帯を無視して褒めちぎる評論家のトークを聞いても参考にはならないので。

    ショップが下取りで引き取ってきた機器を、展示試聴即売するブースでも併設すれば面白いかも?ですね?

    • 椀方サマお久しぶりです。横レスですが返信させてもらいまさ。

      >購入検討中の目当ての機器があるのなら、ショップに頼んで自宅試聴するか出掛けて試聴させてもらうのが今時なんでしょうし。

      ・自分的には上記の方法で自宅で試聴し、もしもイマイチ気に入らなかったりした場合、断わる際のハードルがかなり高くなるため使わないかも知れませんし、ショップと良好な関係も大切なんですがイザと言う時は他のショップから買うかも知れないと言う緊張関係をキープしたいなと思っていてアト腐れのないショー会場で触らせてもらいのもアリかも知れません。

      >書かれているように、自分にとっては扱う機器を非実現的な値付にした代理店と、価格帯を無視して褒めちぎる評論家のトークを聞いても参考にはならないので。

      ・上記については激しく同感で、極めて少なくなったパイ(ユーザー)からお金を絞り取るかに執心し過ぎて外観を少し変え値上げするならまだしも同一製品を単純に大幅値上されても原価も確認せず黙認し紹介する専門誌や評論家センセイ各位らは完全にメーカー寄りですが、現在はネットで実際に使用されているユーザー各位の厳しいインプレやメーカー側の実状にもお詳しい御仁の辛辣な意見も見られることから、今やメーカー寄りな貴重なセンセイ達の意見としてクールに愉しむのも有りかも知れませんね・・(笑)

      >ショップが下取りで引き取ってきた機器を、展示試聴即売するブースでも併設すれば面白いかも?ですね?

      ・こんなブースがあれば面白いでしょうね。ショップ側でも、いくらで買い取って点検や整備にどれほど掛かり、保管、運搬、展示などの利潤はこれくらいと明細を付し1年くらいの保証を付けて販売すれば安心ですね。

    • 椀方さん、こんにちは。

      >購入検討中の目当ての機器があるのなら、ショップに頼んで自宅試聴するか出掛けて試聴させてもらうのが今時なんでしょうし。
      >
      真剣に購入を検討している人がショーの会場で聴いた音だけで判断することは多分ないとおもうので、実際に目にする、触れる機会としてはショーに出向くのもありだなと思いました。
      確かに、自宅視聴させてくれるならそれがベストですね。 機器の貸出試聴をどれだけのお店が対応してくれるのかわからないけど。 客が買わなかった場合にその費用を支払うというのでなければ店のリスクが大きいからどれだけ店が対応してくれるのか、ちょっと興味あります。 でも今のところ何も探していないし買う予定もないので単なる野次馬根性です。

      • 今時のオーディオ機器の値付けをみると、推測ですが、かつての(今でも?)百貨店外商のように、富裕層宅へ出向いての営業でないと、コレクターでもない限り、音に納得してもらえず商談成立しないのでは?

        • > 富裕層宅へ出向いての営業でないと、コレクターでもない限り、音に納得してもらえず商談成立しないのでは?

          オーディオ業界のことは知らないから、どういう商売で売り上げを上げているのかはわからないけど、1千万円以上する機器なら自宅試聴をするというのは最低限必要でしょうね。

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