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DELA N100のバッテリー駆動 その1

日記・雑記
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検証が一区切りしたので書いておきます。

以前、日記に書いた、「DELA N100のバッテリー駆動」の内容です。

 

まず用意するのは、車用バッテリーです↓

パナソニック Blue Battery CAOSですが、以前の日記にも書いた通り、カーオーディオの音質向上目的で開発されました(それだけじゃないですが)。

メーカーも開発ストーリーでこの様に謳ってましたね↓

音質向上: 大容量・高出力により、カーオーディオの音がパワフルでクリアになり、臨場感が増す

カーオーディオの音質が上がるなら、ホームオーディオのDC電源にしても良い結果が出るのでは?と考えて使ってみました。

 

まず手始めに現状のバッテリー電圧を測定しますが、それがコレです(ほぼカラ状態からエンジン・アイドリングで1時間放置)↓

この時は12.5Vですが、満充電の電圧値はバッテリーメーカーによって違いがある様です。だいたい、満充電時12.6V以上が正常です。

私の狭い経験での話ですが、総じてBOSCHやVARTA等の海外製は12.8V近辺を指す事が多いようです(劣化すると満充電時の電圧も段々と落ちる)。

どちらも本国はドイツ製なのは何か意味があるのかは私には分かりません。

 

DELAとカー・バッテリーの接続には、専用ケーブルを作成しました↓

バッテリー駆動による本質を見極めたかったので、あえてケーブルは車用の一般的なパーツを使用しています。

配線は、DCプラグのセンターピンをプラス側にしておきます。

 

下は今回使用したパーツ一覧画像です↓

普通にそこらのカー用品店で揃います。5千円で余裕でお釣りが来るw

2つだけ注意点ですが、12V用DCプラグはセンターピンの太さが2種類あるので要注意です。双方互換性はありません。

もう一つは、DCプラグは某尼で出回っているモノは品質が全く安定しないので購入しない事です。「モ〇タロウ」か「R〇コンポーネンツ」での購入をお勧めします。

 

こだわる人は、Switchcraft製を購入してください(値段は10倍ですが)↓

説明文によると、DC12Vの内径2.1と2.5兼用らしい?

 

もし、バッテリー駆動が有用であれば、バッテリー端子はOFC銅24K金メッキ↓

ケーブルは、PC-TrippleCか102SSCにします。

 

さらに、iFi-Audio Power Eliteの12V4Aの電圧出力値がコレ↓

なんと、バッテリーと0.11Vしか違いが無いので、今回は「バッ直」で問題ないでしょう

「バッ直」とは、カーアクセサリー等の「バッテリー直接に電源を取る」という意味です。

 

配線を済ませましたが、バッテリー端子にはショート発火事故防止に樹脂製カバーを付けた方が良いです(画像は無いですが)↓

樹脂製カバーを使うと音質が変化する可能性があるので、無しで使う場合は電気を通す長尺物を真上に落とす事はしないように細心の注意を払うようにします。

車のバッテリー交換時にスパナを落としてショートさせることもあります。

 

DCプラグもDELAに接続↓

 

DELA N100の電源を入れてみましたが、問題なく入りました。まあ、当然ですがw

長時間鳴らしてみましたが、12.5Vから12.4Vまでが約1時間。

12.4Vを切ってからは何気に電圧が落ち難くなり、電源投入後5時間経過で12.33V(バッテリー容量規格は100D23L)。

車のエンジンスターターであるセルモーターを回してエンジンが掛かる最低の電圧が11.5V以上なので、少なく見積もってもDELA N100の連続使用は10時間以上使える計算になりますね。

一応言っておきますが、11.5Vでエンジンが辛うじて掛かるのは、スポーツモデル等でマニュアル車のクロムモリブデン鋼で軽量化されたフライホイール強化クラッチの場合です(オートマや普通車はほぼ無理)。

さらに、バッテリーチャージャーで充電する場合は、11.5V未満にならない様にします

使用中のバッテリー容量を把握するため、バッテリーインジケーター代わりとして簡易電圧計を並列に付けておくのも良いでしょう。

長くなるので続きます。

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