ゴールデンウィーク直前の4月28日夜。
JR新宿から京王新線で1駅の初台にある東京オペラシティのリサイタルホールで、カロローザの第47回定期演奏会が開かれた。
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カロローザという演奏団体は、桐朋学園でピアノを指導されている岩崎淑氏門下の演奏家たちが、年に1回集まって様々な形式の室内楽を披露するコンサートだ。
本日の演目は、長谷川貴子のピアノで、ラベル作曲:夜のガスパールより「スカルボ」。メシアン作曲:前奏曲より第7番、第8番、ショパン作曲:バラード第1番。
堀江真理子のバイオリン、細井美来のピアノで、プロコフィエフ作曲:バイオリンソナタ第2番。
休憩を挟んで、島田真千子の第1バイオリン、小林悟朗の第2バイオリン、高橋奨のビオラ、横溝宏幸のチェロ、中山恵のピアノで、シューマン作曲:ピアノ五重奏曲より第1各章、第2楽章、第4楽章。
最後に小泉亜希子と島田綾乃のピアノで、プーランク作曲:「仮面舞踏会」の終曲によるカプリッチョ、ドビュッシー作曲:小組曲、ラベル作曲:ラ・ヴァルス。
出演者は音楽の専門教育を受けた後にプロの道を歩んだ人だけでなく、一般の社会人になった人にとっても、演奏の機会を持つことで音楽にずっと係わって欲しいという願いで、音楽教育の指導者でピアニストでもある岩崎淑氏が開催しているコンサートというか発表会の場のようだ。
皆真剣にそしてひたむきに音楽に向かっている姿がある種の感動を呼ぶようだ。
「継続は力なり」
コンサートの最後に岩崎淑氏が話されていた言葉である。
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