先週土曜日にGRF邸でお別れパーティをやらかしたばかりだというのに、今日も出かけてきました。
それは何故?????・・・・・・・・
実はGRF邸を訪問するきっかけは、SP設置の平行法セッテイングからだったため、ハートレーとユニコーンばかり聴いていたのです。
氏のご友人のチューバホンさん、UNICORNさんを歴訪する際は、いつもGRFさんのことが話題になり、GRFを聴いていないことを告げると、皆さんが「勿体無い・・・・・あの音は是非聴いておくべきだ!!」と異口同音に話されるのです。
でも、小生にとっては、ハートレーの迫力と朗々たるサウンド、ユニコーンの独特のリアリティあるサウンドで十分満足していたので、特にGRFを聴きたいとは思っていなかったのです。
GRFさんとチューバホーンさんは、サウンドデザインのデジタルアンプSD05を使われているのですが、これも何故か聴く機会はなかったのです。
しかし、GRFさんから、「もし時間が取れるならGRFを聴きにきませんか?」とのメールが入ってきて心が揺らぎました。
そういえば、あの部屋はハートレーの部屋じゃなく「GRFのある部屋」なんだ。
そして、業務引継ぎと送別会、夜は荷物片付けと多忙な時間をなんとかやりくりして、本日午前中、マイミクのベルウッドさんと再び訪問した次第です。
先週は長手方向に平行法でセットされていたハートレーがソファの後ろに仕舞い込まれ、真ん中にデコラ、左右のコーナーにはGRFが置かれています。
送り出しはSONYのCDPから同軸デジタルでSD05、そこから直接GRFが駆動されています。
SD05の特長はクロストークが皆無なところだけではなく非常にS/Nが良いところ。
早速CDをかけていただきました。
シューベルトのグレート、ショスタコ15番とシンフォニーが続きます。
なんという奥行きの広がりと壮大な音の風景でしょうか、広い部屋一杯にステージが広がります。
リスニングポジションは平土間ではなく、2階席前方から見下ろす空間の広さを感じます。
GRFさん曰く「雨が降って湿度が高いから、数日前に比べたら92点の音ですよ」とのことでしたが、これで湿り気の影響があるとしたら、カラカラに乾燥しきったGRFはどんな響き方を聴かせるのか?
続いてシューマンのリーダー、シューベルト冬の旅と演奏したところでアンプを交換されました。
SD05の100Wから50Wに変更です。
音の色数が一気に増加し、画像でいると画素数が何倍にもなったかのようです。
精緻でいて艶やかな歌手がそこに立って歌ってくれます。
ここで、アナログプレーヤーにLPが乗せられました。
最初は森進一のコンサートライブですが、進一さんがステージやや左手に立って唄っているように聞こえます。
ここで、トーンアームのインサイドフォースを調整すると、あら不思議、進一さんがステージセンターに立っています。
アナログ再生の奥深さを体験した一瞬でしたが、最近新しいアームを手に入れられてアナログに火がついたベルウッドさんには大いに参考になるセッテイングだったでしょうか。
延べ2時間余りの駆け足ではありましたが、やはりGRFさんのサウンドはGRFでも、ハートレーでもユニコーンでも基本は変わらないステージ再現性。
だから「GRFの部屋」ではなく「GRFのある部屋」なんですよ、と笑って話されたのが印象的でした。
お昼は近所の蕎麦屋さんでツマミを舐めながら日本酒を飲んでの懇親会。
美味しいお酒と肴、締め蕎麦を食べながらの話は尽きませんが、小生も引越し準備に取り掛からねばなりません。
大阪での再開を約してお別れしました。
拙宅の音は、今日のGRFが92点なら45点ですが(爆)帰阪後はしっかり鳴らしていきたいと思います。
GRFさん、最後まで心遣いありがとうございました。
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