vanilla邸訪問

日記・雑記
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vanillaさんのお宅にお邪魔させて頂きましたのでその顛末をご報告申し上げます。

12月某日、天気の良い日。訪問者はにゃんすさんとグルマンさんと私。vanillaさんのphile webの日記初投稿は2018年04月10日。オーディオはベテランでもいわゆるオフ会はほぼ初めてとの事。

にゃんすさんとグルマンさんが多数のケーブルを持ち込まれていたのでやばい雰囲気はあったのですが案の定というかあまり良くないご報告。純粋にvanilla邸の音を拝聴ではなくなってしまいました。

普段オーディオ装置の肩身は狭く、(写真のような状態で)リビングコーナー片隅に設置されていて、本格的に音楽に浸るときだけ1本60kgのG2000aをテレビ前面に移動して再生とのこと。(ソース=vanillaさんのマイルーム
[:image1:]

1. なんでそのメンバー?

日記でも伺い知れるようにvanillaさんとにゃんすさんグルマンには三角交流がありました。私はその渦?に巻き込まれる形で半ば自ら飛び込んだ(どっちなんだ)形です。たしかvanillaさんのにゃんす邸訪問記を拝見して私からvanilla邸の音を聞かせて欲しいとオファーしていたのが紆余曲折を経てこの様な形に。

2. いったい何した?

おおよその流れはこちら。

元の状態
[:image2:]
・vanillaさんがスピーカーのみならず、テレビラック、オーディオラックの3つを前に出した状態でお出迎え(普段はスピーカーのみ前だし、ケーブル交換のための特別セッティング)
・vanilla邸普段音源をひと通り聞く、高音質録音のクラシックが中心。大編成よりも小編成、中編成が中心でピアノ曲多め。ジャズロックも少々。
・ノイズ計測、大元1500→PS1230で180→ISOTEKで160でした。
・グルマン氏シャウトす
・テレビラックの角度を変更、片隅設置を平行移動したような角度にする
・テレビに合わせてスピーカーを再移動
・音確認
・持ち込みケーブルフルセットを装着、パワー電源にアコリバ、プリ電源にAETエビデンス、プリパワー間のインターコネクトにヴァルハラ
・音確認、私の持ち込み音源、にゃんすさんの音源なども。
・サランネット外す、スピーカーユニット固定ネジのトルクチューン
・音確認、以降はひたすらGiovanni MirabassiのManon
・ケーブルとっかえひっかえ、アキュフェーズ純正ケーブルとの比較
・音確認
・スーパーツイーターとSPEC RSP-701の足元とっかえひっかえ
・音確認

最後の状態
[:image3:]

2. 音はどうだった?

最初からクラシック音源に適した豊かな響きと美しい音色、左右の広がりは申し分ない状態でした。あとは訪問者がいじり倒してしまうという大惨事だったのでvanillaさんの心中お察しします…。初回の訪問にしては訪問者の失礼があったのではないかと心配しており、気遣い至らぬ点は謝罪いたします。

がしかし、何と言ってもケーブルフルドーピング、各種調整後の音は素晴らしく、元々備わっていた響きや音色の美しさをそのままに、21畳のリビングいっぱいに広がる広大な(といって差し支えない)音のサービスエリアと、広がりと両立するのが難しい高いフォーカス。それがサービスエリア全域に渡る極上サウンドでした。

グルマンさん邸訪問のときに「アンクの向こう側に人やオケが入っているみたい」という表現を用いたのですが今回は「テレビの向こう側に演奏者がいるみたい」という、書いてる私自身も意味がわからない抜群の定位感でした。通常はテレビが阻害してうまく定位しなくなりそうなものですがもろともしません。

ケーブルとっかえひっかえでは相対的に弱いケーブルがどこに入るかによって、それぞれの機器の仕事っぷりが逆に際立ち、アキュフェーズの純正ケーブル主義?がある面で正解、ある面で間違いであることがわかりました。

3. 今後?

「これで当面は物欲封印!!!」と11月12日の日記で決意表明されていたvanillaさんには大変申し訳ないのですが外野から見て全アリの音の誘惑はちょっと度し難いように感じられました。

しかしその出音はvanilla邸の元のクオリティの高さがあってのこと。比較的安価なアクセサリー類一つ欠けただけでスケール感が盛大に損なわれたのは驚くべき体験でした。

vanillaさん、グルマンさん、にゃんすさん、貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

4. こぼれ話

私の強い要望により感想戦にお付き合い頂きました。
[:image4:]

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