邪宗門オフ【Feastrexと出川式電源】

日記・雑記
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今日は、デーさんの企画で小田原にある邪宗門というお寺の中にある喫茶店で、Feastrexを出川式電源で聴く会が行われた。御誘いを受けたので、コミュの椀方さん、nissyさん、ushiさん、ミクのチュー太郎さん、くされももんがさんと共に行って来た。

この邪宗門は住職がオーディオマニアと言うこともあり、本堂の横にある喫茶店にパラゴンが置かれている。このパラゴンを鳴らすのに出川式電源が採用されたのが話のきっかけらしい。この会には、Feastrexの関係者の方も多数参加されていたし、デーさんや技術担当のShunさんも参加された。このように書くと「Feastrexと出川式電源の試聴会じゃないか」と見えそうだが、中身はオーディオマニアの集まりのようなオフ会だったと思う。特にFeastrexのスピーカー開発責任者の方は、一歩間違うと○○○のような感じでコワ面なのだが、これがまたコテコテのオーディオマニアで開発のウラ側を見るようだった。

道が混んでいたこともあり、予定時間に30分くらい遅れて到着したのだが、準備は進められていた。鳴らすのはFeastrexの最高グレードのユニットだった。12cmフルレンジの100%パーメンジュール励磁型磁気回路・真四角線コイル仕様だ。この磁気回路やアンプ、CDPなどは全て出川式電源の機材だった。

この邪宗門の空間はコンクリートの壁で囲まれており非常にライブな空間だった。話しているだけで響きがのる感じなのだ。[:image3:]少し経つとセッティングが完了して、音出しがスタートした。非常に鮮度が高い音なのだが、いかんせん空間の響きがのり過ぎる感じだった。音像も定位も出ない様子。我々聴く側も何とかしたいという気持ちから色々な試行錯誤が始まった。(開発者の方を前にやってしまった~(^^;という感じですかね)
①写真のスピーカーの後ろに吸音材の設置、②スピーカーを前に出す、③スピーカーの周辺にタオルを被せる、④スピーカーに内振りを付けるなど・・・・・
でも、決定打はなかったかな~。ただ時間が経つとこのスピーカーは更に鳴りだして来た。その後、実験と言うことで励磁の電源部にK製禅Rコア・トランスを採用した定電圧+定電流電源が設置された。スピードが早く、非常に鮮度感と密度感の高い音が出ている。本当に低い帯域は出ないものの低域から高域まで質感の揃った素晴らしい音が出ていると思った。ただ、音像を結ばない。最大音圧レベルも110dB位は軽く出ていたので音量も問題なく出る。


その他にも、CDPをEMTの981からSTUDER A730に換えて見るお試しや、ファインメット製のアイソレーショントランスの効果確認などの実験も行われた。

EMT 981 vs STUDER A730では、良いと思っていたSTUDER A730が相手にならず退散。EMT 981がK製禅Rコア・トランスもついたフルチューンバージョンだとは言え、ちとショックだった。

ファインメット製のアイソレーショントランスの効果は抜群だった。何でも電源の位相を整える効果を発揮するらしい。外すと音が鈍ったようにボケて聴こえる。これは、電源周りがフルチューンされた機材を使うからこれほどの効果が出るのか、それとも、どの機材にも同様の効果を発揮するのかはよく分からなかったので、製品化されたら試聴させてもらうこととした。


以上、ざっとした感想なのだが、このスピーカーやその他の電源周りをフルチューンした効果を垣間見ることが出来た。いずれ、真価を確かめるためにも山梨にあるという試聴室にも訪問させてもらおうと思っている。

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