オーディオ振り返り3 – オーディオ回帰

日記・雑記
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ようやくのこと音楽を楽しめるようになったMyオーディオでした。卒業して自宅に戻って就職してからも、大学時代の最後に聴いていた機材をそのまま使いました。変わったのは、CD時代になりましたのでCDプレーヤーを購入した程度です。結婚してマンション暮らしを始めた頃には小型のシステムコンポで音楽を聴ければいい生活となります。その後子供が出来て家を建てたのですが、オーディオのことは全く考えずに建ててしまいました。オーディオ中抜け期間は20年くらいあったように思います。

 

子供も成長して生活が安定してきたころに、巷で流行っていたマルチサラウンドのAVシステムが欲しくなります。家人に相談すると、「次のボーナスまで待ってね」と言われてしまいました。仕方がないと諦めたのですが、一旦欲しくなると我慢が出来なくなます。繋ぎとしてリビングに置ける簡易的なオーディオ・コンポを買うことにしました。BOSEの小型スピーカーとDENONの廉価アンプとCDプレーヤーです。ですが、ここで焼け木杭に火が付きました。音への本能が目覚めてしまったのです。

オーディオ回帰を始めたら、AVシステムのことなどどうでもよくなってしまいました。いい音を出したいと夢中になってきます。最初にBOSEの小型スピーカーが物足りなくなりました。リビング使いと言うこともあり、2か月ほどで仕上げの美しいQUADのトールボーイスピーカーに替えます。その時点で、リビングでのオーディオは煩くてかなわないので個室でやって欲しいと言われて別室に移動しました。その後もアンプとCDプレーヤーを半年置きに3倍のグレードのものに買い換えていきます。以前の経験から、1点豪華主義はNG、機器もバランスよく段階的にグレードを上げていかなくてはと思ってのことでした。ですが、3倍のモノにしても音の変化は目覚ましいものではなかったです。

どうしたらいい音になるのか?そんなことをいつも考えていました。毎週のようにオーディオ・ショップに通い、オーディオ・ショーなどのイベントにも連日足を運ぶなど夢中でした。その時に学んだのが、同じ機器を使っても、鳴らす場所で大きく音が変わるということです。加えて、ショールームには大抵音響パネルが設置されていました。そこで、サーロジックの自宅デモをお願いしたところ、その音の変わり方に驚き、直観的に「これだ!」と思ったのです。

このパネルを入れるしかないと思い、「いつ納入できますか?」と訊いたところ、「今は混んでいるので、来年になります」との答えでした。「それでは来年にお願いします」と言ったものの、一度聴いてしまったら我慢が出来ません。棒を置くだけでも変わるというデモをしてもらったので、最初はホームセンターで棒を買ってきて部屋にならべました。本当にこれだけでも大きく音は変わりました。3倍の機材に替えた時の変化に比べたら、驚きの変化だったのです。走り出したらもう止まりません。冬の休みに入るときにデモをしてもらったのですが、休みが終わる頃には音響パネル一式が出来上がっていました。

完成させた達成感はありましたが、仕事始めは筋肉痛で歩くのもぎこちなかった様な気がします。

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