デザイン音響パネルのセットをひと段落させて、静かに聴き込みをしているのですが、「オーディオ再生は難しい」と頭の中がグルグルとしています。
一番悩んでいるのが、「音像」と「音場」の関係ですね。
「音像」は濃くシャープに再生したい
「音場」は広く大きく再生したい
ですが、どうしてもトレードオフとなってしまうんですね。
広げれば薄くなってくるし、濃くすれば空間が感じにくくなる。
自分が達人と認めているY氏のサウンドとO氏のサウンドでもそうです。
音像型のY氏邸サウンドは、濃くシャープでボーカルやジャズがよく鳴ります。
音場型のO氏邸サウンドは、広く大きくクラシックがよく鳴ります。
レベル感はさしおいて、少しでも「音像」と「音場」の二兎を追って二兎が得られないかの妄想をしています。
音像再生イメージ
音場再生イメージ
情報量を増やせばより音像は濃く、より音場は広くなりそうですが、大きな投資も必要ですね。
創意工夫でやるなら室内音響がねらい目なような気がしています。
ルームチューニングの指標もこんな感じなのかな?と思いながら悩み中です。
コメント ※編集/削除は管理者のみ
ヒジヤンさん、こんばんは。
私の部屋の音質傾向は、前者の「濃くシャープ派」ですね。
音場はそれほど奥に広くは感じないのですが、音像がスピーカーから出てきて、両側壁1次反射位置に定位したり、リスナー左右横壁から後方に定位する事もあります。
ちなみに、音が壁から反射して定位している訳ではないです。
音を弄っているロックやPops音源だと、音が左のスピーカーから対角線に右後ろ後方に抜ける事もあります。
まあ、元々そういうように収録されているのでしょうけど。
へっぽこハム太郎さん、コメントありがとうございます。
オーディオ弄りは楽しいですね。
多分、ハム太郎さんは「濃くシャープ派」だと思っていました。
定位などの話しは音源と実際に聴いてみないとよくわからない面がありますが、イメージに合う感じならOKですよね。自然に自分の中に溶け込む感じを求めてしまいます。
ヒジヤンさん、再度失礼します。
コメントが非常に共感できたので、しつこいですが再度コメしました(汗)
> 悩みのプロセスも私のオーディオライフには欠かせないステージなんですね。外れることの方が多いですが、それも成功した時の喜びの糧となるんです
実は私は、1999年頃に購入した1枚のCD、SACDのタイトル(←どちらも楽曲は同じです)を購入してから本格的にルームチューニングのドツボにハマりました。
とにかく、そのソフトを掛けているとアコースティックが気になり始めて、気になる響きの箇所をA-B間リピートして奮闘していました。
途方もない様々な対策を練りましたし、そこそこ高額なルームチューニンググッツも色々手出しをしても解決されることなく、一時は発狂しそうなくらい悩んだこともあります。
家人に、「音楽ってリラックスするために聞くもんじゃないの?」なんて言われる始末・・・・
そのタイトル・ディスクは未だに私のリファレンスとなっており、オーディオショップ、または、掲示板やSNSで知り合った方のお宅へ行くのにも持って行きますが、某、秋葉原の日本一?と称されるオーディオショップへも持参して聞かせてもらいましたが、推定3~400万円のルームチューニングをしていても解決されることはありませんでした。
広いコンテナへ引っ越して楽が出来るか?と思いきや、そんなことはなく試行錯誤が繰り返されていましたが、先日の「吸音しない吸音ボード」で一気に解決の兆しが見えた時に、この二十数年の格闘が報われ、至福の時を過ごしています。
「実行して思うようになったときに無上の喜びを感じる」
非常に今は共感できる言葉です。
とはいえ人間は贅沢なもので、良いモノを経験しても、さらに上を目指したくなるものですが(笑)
へっぽこハム太郎さん、おはようございます。
「無上の喜びに至るプロセス」に共感してもらえて嬉しいです。
悩みが大きいほうが、それを解決した時の喜びは大きなものとなる。当然と言えば当然ですよね。
>広いコンテナへ引っ越して楽が出来るか?と思いきや、そんなことはなく試行錯誤が繰り返されていましたが、先日の「吸音しない吸音ボード」で一気に解決の兆しが見えた時に、この二十数年の格闘が報われ、至福の時を過ごしています。
この言葉に感動してしまいました。特に、「この二十数年の格闘が報われ、至福の時を過ごしています。」この部分、実感が湧くので身震いが起きました。
何の気なしに書いた日記でしたが、皆さまからコメントをいただき考えました。自分にとってのオーディオライフについてです。
「何かいつも次の課題を探し、解決することを楽しんでいる」のだなと。
・聴き込みのステージ・・・課題探しのステージ
・悩みのステージ ・・・課題解決方法を模索するステージ
・思いつきのステージ・・・対応策決めのステージ
・実行のステージ ・・・検証のステージ
だからいつも「課題を探しているし、それを解決して悦に入っている」、だから終わりがないのが当たり前なんだなと(笑)
>とはいえ人間は贅沢なもので、良いモノを経験しても、さらに上を目指したくなるものですが
これもまた真なり、ですね。
「げに楽しきオーディオかな」です。
ヒジヤンさま、こんばんわ。
少し酔ったうえで返信しますが、まずは居心地の良い部屋にすることを最優先にしてから音響パネルで調整すれば良いのかな~と思います。
もしかしたら、ここら辺はとうに解決され、更なる高みを目指しての取り組みでしたらスルーしていただいても構いませんが、もう少しお気楽に取り組まれてはいかがでしょうか?
一連の書き込みや今回の悩んでいそうなアイキャッチ画像を拝見して強い深刻な悩みの深さを感じてしまい、僭越(せんえつ)ながらコメントさせていただきました。
ちなみに当方の場合、バイクでの遠乗りなど、いったんオーディオから遠ざかってみると客観的に俯瞰(ふかん)でき、オーディオの素晴らしさを毎回、再発見しております。(笑)
たかけんさん、お気遣いいただきありがとうございます。
でも、大丈夫です。
私は、このように考えて、対応策を思い浮かべ、実行して思うようになったときに無上の喜びを感じるたちなんです。だから、悩みのプロセスも私のオーディオライフには欠かせないステージなんですね。外れることの方が多いですが、それも成功した時の喜びの糧となるんです。
>まずは居心地の良い部屋にすることを最優先にしてから音響パネルで調整すれば良いのかな~と思います。
う~ん、これたかけんさんに言われたくなかったかな。インテリアや居心地には気を使う方だと思っています。自分視点では、あんなに機器を積み上げて使っていて、もっと居心地やインテリア、そして音に気を使えばいいのになぁなんて思いますので。人それぞれに楽しみ方があるということですね。
こうして意見交換をすることで、それぞれの人の趣向も徐々にわかってきますね。
ヒジヤンさま、返信ありがとうございました。
≫私は、このように考えて、対応策を思い浮かべ、実行して思うようになったときに無上の喜びを感じるたちなんです。だから、悩みのプロセスも私のオーディオライフには欠かせないステージなんですね。外れることの方が多いですが、それも成功した時の喜びの糧となるんです。
今回の返信やへっぽこハム太郎さんへの返信を拝見して納得いたしました。今回の悩んでいそうなアイキャッチ画像を拝見し、せっかくの楽しいオーディオが悩みのタネになるなんて「何て悲しい事なんだ!」と余計な心配をしてしまいました。
実際は「悩み」と言うより解決に至るまでの「思考中」と言う事ですね。
(自分にとって)オーディオよりも趣味性の強いバイク弄りでは他車からパーツを流用する際など一筋縄では行かない事から「悩む」と言うよりも試行錯誤しながら工夫をし、純正品のように取り付けられると大きな喜びを感じたりしますのでヒジヤンさまにもそういう好循環があるものと理解し「楽しい悩み」なのかもしれませんね。(笑)
≫う~ん、これたかけんさんに言われたくなかったかな。インテリアや居心地には気を使う方だと思っています。自分視点では、あんなに機器を積み上げて使っていて、もっと居心地やインテリア、そして音に気を使えばいいのになぁなんて思いますので。人それぞれに楽しみ方があるということですね。
当方の「居心地の良い部屋にすることを最優先」の書込については「これたかけんさんに言われたくなかったかな。」と返されましたので大変失礼しました。
特にヒジヤン様から「あんなに機器を積み上げて」の指摘象徴となっているアナログプレーヤーの設置場所については本当に「悩みどころ」で昨年3月の震度6の地震で落下して奇跡的にRCAケーブルで宙吊りになり無事でしたが副作用としてウーファーに衝突し振動板が損傷し痛い目に遭っています。(汗)
現在は落下防止用の耐震ジェルで暫定的に対策していますが、アナログプレーヤーは低い場所の丈夫な台に移設をし、直下にプリアンプを置いてラインレベルまで信号を増幅し、パワーアンプとして用いているサンスイのアンプにバランス接続できれば理想的かなと思っています。
即座に実行はできませんが、今回のヒジヤン様からのご指摘も踏まえて少し時間を掛けて改善して行こうと思います。まずはフォノイコライザー回路が優秀でパランス出力が可能なプリアンプを物色してみるつもりで、ご指摘ありがとうございました。(笑)
たかけんさん、おはようございます。
感性豊な方ですよね。ハム太郎さんの日記にも、過去の失敗や反省からの書き込みをされていて、普通なら何も感じることなくスルーするのでしょうが、他人の日記を読んで自分のことに置き換えられるのは感性豊な証拠です。
自分の書き方がよくなかったのかもしれないですね。「悩む」と言うよりは「考え中」と書いたほうが伝わりやすかったかもしれないです。ですが、あちらを立てればこちらが立たずの「トレードオフ関係」は本当に悩みます。
ですが今回のご指摘で、趣味や志向の多様性について学べた気がします。
音とインテリア重視のヒジヤン
沢山の機器を目の前にする喜びのたかけんさん
音最優先のへっぽこハム太郎さん
と言う感じでしょうか。
たかけんさんのオーディオライフの想像もしてみました。
「いつも掘り出し物を探し、自宅で鳴らし、掘り出し物を見つけることを楽しんでおられる」のかなと。
・聴き込みのステージ・・・掘り出し物探しのステージ
・悩みのステージ ・・・買うか買うまいかを模索するステージ
・思いつきのステージ・・・対応決め(機器の置き方など)のステージ
・実行のステージ ・・・買って鳴らすステージ
置き換えてみると同じなんだなと思いました。
ですから、志向が別々なので結果の形も違うのは当然です。たかけんスタイルで楽しまれてください。
ヒジヤンさん こんばんは
音像と音場感のバランスはとても難しい問題ですよね
自分の所でもかなり悩んで数年間くらいは熱が冷めて放置状態という時期もありました
「激変した」のは旧ファイルwebにも投稿しましたがテント用のロープでスーパーツイー
ターとスピーカー本体をぎゅうぎゅうに縛って固定した時でした(まだ記事は残って
いると思います)
地震対策
https://community.phileweb.com/mypage/entry/5489/20210302/67150/
簡単に説明すると、拙宅で使っているELAC 518というスピーカーはスーパーツイーター
を載せて後にELAC FS608-4PIというSPに発展します
オーディオ雑誌なんかではセッティングの角度とか前後の距離とかの指摘はたくさん
ありますけどスーパーツイーターは本体と強固に固定しないと音場感と音像のバランス
がきちんと表現できないんですね
ロープで縛ったらバラバラだったバランスが「すーっと」ピントが合うのが分りました
音のことなのでこの辺は表現するのが難しいので上手く伝わらなかったらごめんなさい
です
音場感と音像のバランス重視ならば低域、中域、高域の各ユニットをがっちりと固定
してそれからセッティングするのが早道だというのが自分の体験です
ちなみに記事にも書いた通り、当初の目的はあくまで地震対策で音が良くなったのは
単なる偶然でした
プリマさん、おはようございます。
「地震対策」の日記は見過ごしていました。日付を見たら演奏会モードで、オーディオ断ちしていた時期でした。ご紹介いただきありがとうございます。
>ロープで縛ったらバラバラだったバランスが「すーっと」ピントが合うのが分りました
少し現象は違うのですが、この感覚わかります。動いてはいけないパターンかなと思いました。自分の場合は、ウェルフロートをやめてKaNaDeにした時の感触です。
それにしても、棚からぼた餅でしたね。