西方オーディオ巡りのおさらいとサウンド研究を実施している中で、Mt.T2から受けた指摘への対応の初めの一歩の話です。
<指摘内容>
・ポップスの響きが頭の後ろまで回り込み、響き過ぎる
・・・この指摘に反応したのは、自分でも感じていたことを他人から言われたので放っておけなくなったためです。
なぜ抑え込んでいたのか?対応はどのようにするのかを自分のサウンド作りを振り返りながら整理しておきます。
<現状分析と対応方針>
・狭い部屋で、部屋の悪影響を極力抑えるために「音を回す」方針でサウンド作りを行っている
・スピーカーから出た音を、部分的に固まらないように回しているため、下記の特徴が出る
– 耳位置に反射音が何度も通過するため:「濃い音と感じる」「響きも多く感じる」
・濃い音は自分好みなので、キープしたい
・響きが多く感じる点は、クラシックの臨場感にはプラスに働くが、ポップスの人工的な響きは心地よくない
・この影響はサウンド作り上やむを得ないことととしていた(自分の中で抑え込んでいた)
・濃い音はそのままに、響きが多く感じる点に対処したい(自戒:クラシックの臨場感は落とさずに対処すること)
◇これまでのルームチューニングの結果から、上記への対処は、「リスニング後方のコーナー部からの反射音の抑制」が効果的と判断した
<リスニング後方のコーナー部からの反射音の抑制の条件>
・脱着可能な構造とすること(クラシックなどとの両立のため)
・リスニング左側がドアなので開閉を阻害しないようにすること
・インテリア上の見栄えを悪化させないこと
そのような条件で、初めの一歩としてアクションしたのが下記となります。
・耳位置上の高さのコーナー部に反射防止材を設置
→リスニング右サイドにチェストとCDラックがあるため高さが決まる
→コーナー部の真下がCDラックなので、ココの上に置く形で設置したい
→左側は、ドアに取り付ける構造とし、開閉のじゃまにならないようにする
<リスニング左右の円柱クッションの効果>
・ポップスの響きの低減効果がある。が効き方はまだ不足している
・気にしていたクラシックに対する影響は、音像がやや明瞭となり、音場感がやや減少するレベルのため脱着の必要性は感じない
<今後のアクション>
①この状態で聴き込みを進めて、各音源に対する影響を把握する
②円柱クッションの形状や中身を変更し、効果と影響度の調整を実施する
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σ(^^)私ごときが指摘ってのはおこがましいのですが・・・ヒジヤン邸に訪問された方、あるいは、ホールの響きに包まれるような音響のお宅で、Jazzやポピュラーのライブ系音源やそれをイメージしたエコーの音源や、位相を弄って空間展開を作った音源を聞くと、響きの質や量の違いに違和感を感じる方は、あまりいらっしゃらないのでしょうか?
むせるほどに濃密な空気のJazzクラブ・・・こういうイメージの音源には合うんですが、そこそこのライブ会場の響きやエコーの音源だと、ちょっとToo Muchに感じてしまったので・・・(大滝汗
Mt.T2さん
>ヒジヤン邸に訪問された方、・・・響きの質や量の違いに違和感を感じる方は、あまりいらっしゃらないのでしょうか?
普段のオフ会では苦手な音源はかけないですからね。前回は、西方オーディオの振り返りでしたので、「各お宅で印象に残った音源」を選んだので、不得意科目も混じっていたといことだと思います。持ち込み音源で感じた方もいると思いますが、面と向って提示はされませんでした。
ですが、欠点をさらすのもいいものだなと感じています。おかげで、改善の取り組みの腰を上げられたからです。しかも、「鳴らない音源を鳴らそう取り組み」を始めたら、棚ボタも転がり込んで来たようです。日記にしますね。これだからオーディオは止められません。