初めの一歩で、リスナー後方のコーナー部での反射音の抑制のために円柱クッションの設置を試みて、一定の効果を感じました。その後もポップスの響きに傾聴しながら聴き込みを進めていくと、「左右の響きの聞こえ方が異なる」ように感じます。
そこで、リスナー左右の壁の反射音を聴感で揃えられるか試してみました。リスナー左壁からの反射音を基準として、右側からの反射音を揃える対策の試みです。
<対策内容>
・リスナー右壁のポリエステル吸音材を追加及び位置変更により反射音を整えた。
⇒この取り組みは以前にもクラシック音源を使ってやってはいたのですが、今回は違和感のあるポップス音源を使うことにより精度が上がったように思えました。
<対策効果>
・響きの違和感が感じにくくなる効果もありますが、それにも増して音楽に没入できる効果が大きいと感じました。どうやら、絶対量よりも左右バランスの方が聴感上の効果は大きいと感じます。
・この左右バランス取りの効果は、ポップスのみでなくクラシックやジャズにもよい効果を感じます。・・・と言いますか、驚くほどに効果が大きいです。
友人からの指摘をきっかけに取り組み始めたことですが、「棚からぼた餅」だったようです。俄然やる気が出てきました。
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拙駄耳、しょっちゅう右が不調になるのと・・・拙宅の右の掃き出し窓のせいで、ついつい右の反射を聞きに行こうとするので、右後方の響きの密度が高く感じてはいたのですが・・・あながち耳のせいでもなかったのかな?(滝汗
響きの量より、左右のバランスが違和感を助長していたとのこと・・・勉強になります!m(__)m・・・それにしても、響きの整音までコントロールするとは、さすがですね!
σ(^^)私的には、この職人技対策による変化と、調整後の音を想像できる方が、どのくらいいらっしゃるか?が、興味深いところです(^^;
Mt.T2さん
感謝、感謝の「棚からぼた餅」でした。
ですが、マジで下記は真理かと思います。
「絶対量よりも左右バランスの方が聴感上の効果は大きい」
オーディオ体験だけでなく、生演奏を聴いた時も、左だけ人が座っていた時に散漫に感じた音が、対称に右にも人が座ったら、「音が自分に向かってくるようで濃い音に聴こえた。散漫に感じた音が凝縮されたように感じた。」体験があります。
https://philm-community.com/hijiyan/user/diary/2023/05/16/18934/
ですが、
>この職人技対策による変化と、調整後の音を想像できる方が、どのくらいいらっしゃるか?
自分でも信じられないですから、この体験をしたことがある人にしかわからないでしょうね。脱着式ではないのでデモをやる気もないですしね。
しかも、方策が安物のポリエス吸音材の追加と貼る位置だけですからね。
いいのいいの、誰も信じなくとも自分は知っているし、サウンド調整テクニックも身につきました。今後も、「オーディオのサウンド磨きに大金不要論」を推進していきたいと思います。