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ラスト ウィーンでの賭け

日記・雑記
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来年からの年金生活を前に、最後のウィーンに行くことにしました。今回は堅苦しいことは考えずに純粋に楽しむための旅行です。とは言え最後と思うと、目いっぱい音楽を楽しんで来たい、オペラやミュージカルの観劇も楽しみたい、これまで行きそびれていた場所にも足を運びたい、食の楽しみは外せないなどの思いが次々とわいて来ます。

 

そんな思いから結果的に観たり聴いたりの16公演の予定を組みましたので、1公演ごとのチケット予算は絞りに絞りました。ヨーロッパでの円安物価高も多分に影響しています。これが丁と出るか半と出るかの賭けとなります。

 

日程:GWに数日の休暇を足して、約2週間の旅程です。

  4月27日~5月11日

詩や歌でも謳われるようにウィーンを訪れるのは5月がもっとも適した季節です。気温・降水量・湿度、そして何より音楽や観劇イベントが盛んに行われます。

 

旅程:オーストリア、ハンガリー、スロバキアと巡り、乗り継ぎ便の関係から台湾にも少しだけ寄る予定です。

 

中欧の3か国は、ベースはすべてウィーンにおき、日帰りでハンガリーやスロバキアに向かいます。ウィーンでは、コンサートホールや劇場などは近くに集中しているので歩いてでも行き来が可能です。ドイツ、ハンガリー、チェコなども電車で数時間ですので日帰りで行き来が出来ます。大きな荷物を持ってホテルのチェックインやチェックアウトをするよりは、ベースを決めて行き来するのが手軽ですね。

 

<音楽>

ムジークフェライン、コンツェルトハウス、国立歌劇場で3カ所/12公演聴く予定です。オペラとミュージカルは4劇場/4公演ですが、今回は長い旅程と公演数から、多くは激安席を選びました。しかしながら、安かろう悪かろうとはならぬように熟考したので、これが賭けの要素です。

ムジークフェライン大ホール:4公演

2階バルコニー席の2列目3列目はステージがほとんど見えませんが、音はいいです。3列目は後ろに人がいませんので、ステージが見たいときは立てば見えるので、3列目を選ぶようにしています。この席の見え方 聴こえ方、、以前に確認済です。ここでは当たりくじを引く見込みです。

 

ムジークフェライン小ホール:3公演

4/29のアルテンベルクトリオはステージの真上にある席なので、ステージは全く見えません。9ユーロと言う価格に目がくらみました(笑)この席はどんな聴こえ方をするのでしょうか?以前から、一度はこの席で聴いてみたいと思っていました。ちなみに人気があるステージ前方席は63ユーロです。

4/30のウィーンコンサート協会も2階席後方でステージが見えない席です。こちらも11ユーロの価格に目がくらみました。ステージ前方は65ユーロです。

 

コンツェルトハウス大ホール:2公演

昨年は1階席中心に選びましたが、音が好みに合わない反省から、今年はすべて2階席のステージ近傍にしました。初めて座りますので、聴こえ方の勘が当たるかどうかが気になります。

 

コンツェルトハウス中ホール:1公演

こちらでは2階席のバルコニー中央部です。この辺りは初めて座りますが、可もなく不可もなくの予想です。

 

コンツェルトハウス小ホール:1公演

こちらは昨年に最前列センターを選んだところ、ステージ目の前のかぶりつき席で痛い目をみました。その反省から、1階のサイドにある横向き席にしてみました。300席しかないので、予約時にはほとんど空きがなかったので、しかたなしにこの席としました。コンツェルトハウス小ホールは聴いた経験がほとんどないのですが、どんなこの位置ではどんな聴こえ方となるでしょうか?ハズレくじを引いた予感が・・・。あまりものなので、覚悟はしています。

 

<観劇>

国立歌劇場:1公演

6階天井桟敷の右サイドです。音は聞こえると思いますが、舞台を見るのはなかなか厳しそうです。この席も29ユーロに目がくらみました。最高席は242ユーロです。

 

ライムントテアター:1公演

ここでは2階席中央部で一見普通の席に見えますが、3階席を支える柱が目の前にあって視界が遮られるます。こちらも25ユーロに目がくらみました。ちなみに隣の席は148ユーロです。

 

フォルクスオーパー:1公演

こちらは最前列中央の最高席です。105ユーロと、今回の中では気張っています。

 

ブダペスト オペレッタ劇場:1公演

こちらは1階2列目のセンターです。こちらも中では高値な席ですが、16,900フォリントでした。ブダペストは物価が安くて助かります。

 

ウィーンではコンサートもオペラも15年前と比較するとチケット代が約2倍に高騰していて、日本公演でも大きくは変わらないです。そこで、ステージの見え方は犠牲にしたケチケチ鑑賞としました。オペラとミュージカルの各1公演だけを気張った座席位置としています。これらの座席選択の判断がどうなるかが、今回最大の賭けとなりました。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. 為替や物価の影響で欧米への旅行はなかなかコスト高になり足が遠のいていますが、各ホールでの音楽を楽しむ旅、魅力的で私も興味があります。お気をつけて。そしてインプレッションを伺うのを楽しみにしています。

    • sonnenblueさん、コメントありがとうございます。

      本当に、為替や物価の影響でヨーロッパ旅行はし難くなりましたね。昨日のこと、スロバキアのプラスチラバに行ってきたのですが、日本からは旅行客がほとんど行かないような小都市でさえも物価は日本の約1.5倍でした。ウィーンより少し安いかなと言った程度で驚きました。

      そんなこともあって、今回はコンサートや観劇、そして食事やホテルもケチケチ主体の1点豪華主義的な選択をして、各々の比較をしてみようという趣向の旅ですが、興味深いことを次々に感じています。これらは出来るだけ日記に整理しておこうと思いますので、ご笑覧ください。

      大げさに言うと、「ケチケチ旅行は、天国と地獄を味わう」です。

  2. ヒジヤンさん、

    前回のウィーン旅行記の時のレスでは、帰って来ておられたのに、行っている途中と勘違いしていましたが、今回は旅行中ですよね!ウィーンは小さな歩いて回れる町ですけど文化が一杯詰まっていて大変興味深い街ですね。ハンガリーやスロバキアはまだ行ったことはありません、お気を付けて楽しんで帰ってきてください。お土産話を楽しみにしております。

    • Tomyさん、コメントありがとうございます。

      はい、今はウィーンにいます。歩いてでも回れる小さな街ですが、ひとつの国とも呼べるような凝縮さが何とも言えぬ魅力ですね。今回はようやくのこと、電車・トラム・バスを乗りこなして自在に街中を行き来することが出来るようになりました。

      旅も終盤になり寂しい限りですが、もう少し楽しんで来たいと思います。

  3. ヒジヤンさん

    東欧、いいですね!コロナ前に家内と行ったのが懐かしいです。

    ブラチスラバ、コンパクトな町でしたがオペラハウスもあって、その前の通りで蚤の市をやっていました。

    ムジークフェラインザールは聴取位置で本当に音楽の印象が違うようです。

    プラハの国民劇場の方ではカルメンを聴きましたが、感動して涙が出たのを思い出しました。奥行きのあるホールで遠くの方から音楽が迫ってくるのはなかなか日本では聴けない本場の音響効果ですね。

    ブダペストのオペラハウスは赤色系の大理石で他と雰囲気が違って印象的でした。

    最後まで楽しんできてください。

  4. もろこしさん、コメントありがとうございます。
    コロナ前に東欧を巡る旅に行かれたのですね。楽しかった様子が伝わってきました。

    私の方は先ほどブダペストから戻ってきました。こんな時間に・・・
    お目当てはフォアグラとミュージカル カルメンだったのですが、日帰りで帰ろうとしたところ、とんでもないことになってしまいました。

    私はウィーンかぶれなので、8回目にしてウィーンに12連泊です。こんな小さな街でも長く滞在して飽きないのですが、少し足を延ばしたところでドジを踏んでしまいました。トホホです。感動話や失敗談なども語り合いたいですね。

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