不安定な動作に、いまいちな音のPCオーディオ。
ここ暫く、PCオーディオに掛かりっきりでしたが、ようやく、落ち着いて来たので、やっと本業(?)の球転がしです。
オーディオをはじめた頃、真空管のプリアンプキットを作ったのですが、これが無帰還アンプ。
真空管の発振にかなり悩まされました。
12AX7だったと記憶していますが、米国製などに替えても直りません。
秋葉原のガード下で、薦められたのが、ムラードのCV4004です。
当時は、1000円台だったと思います。良い時代でした。
これが大正解で、発振がピタリと止まりました。
英国の軍用管は、凄いなあと、ずっと思っていました。
今のV70SEになって、一度、ムラードのCV4024を使ったのですが、しばらくすると、ノイズが出てしまい、あれれ、英国の軍用管でもこんなことがあるのかと、ちょっと残念な気持ちになったのを覚えています。
とはいっても、英国管には、何か特別な憧れと言う様なものがあり、
久しぶりに英国軍用管を試してみることにしました。
英国管といえば、やはりムラードが有名ですが、Brimarにしてみました。
Brimarは、工業用の13D9(=ECC81)を使ったことがあるのですが、モコモコした音で、良い印象が無かったのですが、まあ、ここは、一か八かです。
Brimarもいろいろな種類がある様ですが、CVナンバーのTマークを選択しました。
本当は、黄色のマークの「yellow t」と言われる物が欲しかったのですが、高価なので、白マークにしました。
早速、音出しです。
初段のECC83 は、TESLAのE83CCです。
一聴して、低域が充実し、重心が下がったのが分かります。
かと言って中高域の繊細さは、無くなっていません。
これは、聴いていて気持ちが良いです。
一段と重心が下がって来ましたが、いまいち繊細さが無くなってきたかも。
まあ、少しエージングをすればと、数時間鳴らし込むと、いい感じになって来ました。
おお、、これがブリティッシュサウンドか!
ギターのディストーションが堪らない!!
という事で、滅多に聞かないTIDALにあったビートルズ(CD持ってません)を聴いてます。
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