新規会員登録の際、X(旧Twitter)のフォローやメッセージをご確認頂けず、登録保留の方もいらっしゃいますので、Xへログイン頂きご確認をお願いします。

上方定位ソース発見

日記・雑記
日記・雑記
Sponsored Link

ウイーンフィルのニューイヤーコンサートは毎年NHKの5.1chで聞いていて違和感は無かったのですが、2ch音源を改めて聞くとフロントハイトスピーカーより上方に定位するではないですか❗

これは今年に限ったことかと思いきや、1987年のカラヤン指揮から昨年まで全部上方に定位しており、驚きました。

一度聴いてみてください。うちのシステムが異常なのか??

 

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. ミネルヴァさん

    少々、ご無沙汰してます。

    実はこのネタ、「Auro-3D友の会」のブログの方でも取り上げた話題なので、よろしかったら覗いてみていただきたいのですが、
    http://koutarou.way-nifty.com/auro3d/2023/02/post-a2fc11.html
    こちらは、2chソース(どこかのストリーミングでしょうか?)だと思いますので、ある意味、興味深く拝読しました。

    まず、一つ伺いたいのですが、「上方に定位」しているというのは、オケ全体が、通常の位置より高い位置にあるように聴こえる、という意味でしょうか?それとも、何か特別な楽器や合唱だけが、「上方に定位」しているとお感じになられているのでしょうか?

    と申しますのは、ご存知かもしれませんが、このNew Year’s Concertは、数年前からAuro-3Dでも録音されています(BD版だけに収録されています)。ゆえに、録音用のマイクの位置が普通のステレオ用とは異なっていて、まさに「高いところ」にも通常以上にマイクがたくさん設置されて収録されています。

    2ch版の録音エンジニアがその収録音源をどのように利用したのかはさすがにわかりませんが、もし、このエンジニアがミキシングをする際に、この、高い位置で拾ったマイクからの音源をかなり使ったのであれば、2chソースといえども、「高さ成分」が収録されていて、しっかりしたシステムとお部屋であれば、LRだけでも高さ感が再現されるのかもしれません。ゆえに「異常」ではなく、ミネルヴァさんのシステム環境が素晴らしいということかも。

    私はこの、ムジークフェラインに行ったことがないので、客席の低さ加減・演台の高さ加減が分からないのですが、映像を見る限りでは、かなり普通の会場より、客席が低そうですね(恐らく、普通のコンサートホールの客席は階段状に後ろに行くほどせりあがっているように設計されているので、どの席からもオケが見えるようになっている=視覚は音楽鑑賞の重要な要素=のに対し、ムジークフェラインは1Fの席は体育館のようにフラットに見えるので、この場合、どの席からもオケが見えるようにするために、演台を普通のコンサートホールより高くしてあるのでは、と私は予想しています)。

    つまり、ムジークフェラインでのLive体験は、恐らく、「上方にオケが定位するのが普通」で、録音エンジニアはそれを2chシステムでも再現しようと、「高さ成分」をかなり入れているのでは、と私的には見ています。

    さて、ここからが私的には本題で(笑)、詳しくはリンク先のブログを見ていただきたいのですが、特に今年のコンサートでは、オケの上のバルコニーに少年・少女合唱団を入れているのが目玉なんです。で、私の関心は、ミネルヴァさんのシステムで、ヨーゼフ・シュトラウスのポルカ・フランセーズ『上機嫌』(収録11曲目)が、単に「上方に定位」するだけではなく、オケと合唱の高さの違いまで表現しきれているのか、にあり、これを書いています(笑)。2chのシステムで高さ感のグラデーションまでが完璧に出せるのであれば、Auro-3Dは不要ですから!(ただし、ブログに書いたように映像を見ながらではいけませんよ!)。

    ブログで紹介しているように、『Stereo』誌によると、録音エンジニアが、「この合唱部分はハイトチャンネル(中略)を使ったAURO-3Dの見本ともなるコンテンツだ」と語ったという記述があり、Auro-3Dの録音側が、2chとの違いを強く意識していることが伺えるのです。

    是非、ご感想をお聞かせくださいな。

    • Auro3Dさん、こんばんは。

      コメントどうもありがとうございます。ブログの方、拝見いたしました。

      Auro-3Dでは、11曲目(当方のTIDALでは10曲目)の合唱もオケもフロントスピーカーとハイトスピーカーの間に聞こえる、ということですね。

      こちらは合唱はフロントハイトスピーカーの上、オケはフロントとハイトスピーカーの間で聞こえると良かったのですが、そうはならず、合唱もオケもハイトスピーカーの少し上から聞こえています。
      合唱もオケも同じ位相ずらしのテクニックを使ったため、同じ位置に定位したのだと思います。

      合唱とオケを別テイクとして、異なる位相ずらしを与えれば、高さの差が表現できたかもしれません。

  2. 手持ちのニューイヤーコンサート(2002年、小澤盤)を聴いてみましたが、上方定位することはないですね。
    むしろ2次元的な定位で広がり奥行き高さを感じません。

    2chで三次元的に定位させるにはマルチマイク収録では難しい気がします。
    参考に高さが出るソフトを2枚紹介させていただきます。

    ①ヤナーチェク/シンフォニエッタ
    冒頭の管楽器が見事に上方定位します。(といっても頭上ではなく斜め上です)
    弦楽器は通常位置。打楽器は弦と管の間くらいの高さです。
    使用マイクはノイマン、ゼンハイザー各2本。

    ②バッハ/ゴルトベルクバリエーション(オルガン版)
    これは超低音が遥か頭上から降り注ぎます。
    中高音は斜め上から来ますが低音程の高さは感じません。
    使用マイク不明。

    • spcjpnorgさん、こんばんは。

      コメントどうもありがとうございます。

      再び小沢征爾指揮のものを聞いてみましたが、やはり上方定位しています。
      下から聞こえる、聞こえる、と暗示をかけても無理でした。
      TELARCから出ている小沢征爾指揮の「運命」は普通に正面から聞こえるのですが。

      お示しのCD二枚、TIDALで簡単に検索しても出てきませんでした。いろいろ条件を変えて検索してみますね。

      • spcjpnorgさん、こんばんは。

        検索条件を工夫したらTIDALで両方のアルバムのロスレス音源が見つかりました。
        おっしゃる通りの定位が我が家でも感じられました(笑)。
        両方とも大変な優秀録音ですね。愛聴盤になりました。ありがとうございます。

  3. こんばんは。
    ウィーン・ニューイヤー・コンサートは録音がよくないとされる音源の代表的なものとなりますね。旬のものなので、早くリリースすることが大事で、マスタリングなどに時間がかけられないためだからだそうです。

    それでも、年毎に録音の(マスタリングの)違いがかなりありますね。spcjpnorgさんが言われるとおりで平面的なものが殆どでした。一部に立体感を感じるものもありましたので、年毎の録音の違いを聴き比べてみるのも面白いかと思いました。ただ、Spotifyで20年分くらい聴いてみましたが、上方定位するものは一つもなかったです。

    • ヒジヤンさん、こんにちは。
      コメントどうもありがとうございます。
      全て上方に定位しませんでしたか?
      上方定位する方がおかしいのかな?
      上方定位するCDをマスタリングしたことのある故かないまる氏がこのCDは上方定位している、としたソフィーミルマンのTake Love Easyの二曲目以降はいかがでしょう?一曲目は何故か上方定位しません。かないまる氏もそう言っていました。

  4. テラーク盤-小沢-運命を聴いてみました。
    高さは程々ですが広がり奥行き感は素晴らしいですね。
    弦楽器はほぼスピーカーの高さで外側まで広がって定位、木管系は弦の後ろ上方に定位、さらに後ろ上方に金管と打楽器という感じで見事な三次元定位です。
    初期のテラークは三本マイクでの録音なので、殆どの音源が三次元定位しますね。

    尚、かないまる氏がプロデュースした藤田恵美さんの「カモミール」の解説で「2chステレオでは一般的にスピーカーに近い高さにしか音を配置できませんが、フロントの壁一面の天井までを音で埋めつくし、今までにない立体感の実現に成功しています。」と言っていますが我が家のシステムでは全く逆で平面的な箱庭のような音場になってしまいます。
    このアルバムの音のクオリティは高いのですが、音場再現は一般的なヴォーカルアルバムより劣っている印象です。
    再生システムとの相性もあるのでしょうが、かないまる氏の話は半分から1/3に聞いておいた方が良さそうです(笑)

    • spcjpnorgさん、こんにちは。

      私の持っている「運命」とはカップリングが違いますね。私のはエグモントとのカップリングで、収録時間が短く損した気分です(笑)。

      かないまる氏のデモに参加したことがあり、使ったCDはHYPSのChaotic Planetでした。
      氏が言う通り音像が上方に定位し、みなさん感心していました。
      「こうすると音像が全く上方に定位しなくなります。」と言ってブックシェルフスピーカーをスタンド後方にずらして、1cmのスタンドの出っ張りを作ると、あら不思議全く上方定位しなくなりました。
      でっぱり部分で音が反射して位相が乱れるためだそうです。これには皆さん驚嘆していました(笑)。

  5. ミネルヴァさん

    私も話半分か1/3派です(笑)
    ソフィーミルマンのTake Love Easyは、ミネルヴァさんが(かないまるさんが)ピアノが上から聴こえると言われていたので買いました。音も音像と空間も整っていて、よい音源だと思います。

    ですが、ピアノは上方定位しませんね。これも、多くのお宅で聴きましたが上方定位はしませんでした。高域のアンビエント成分がたっぷりと入っているので、響きが綺麗に聞こえますが音像はしっかりと地についています。

    上方定位する場合の要因としては、下記でしょうか。
    ①位相の問題
    ②帯域バランスがハイより
    ③反射音影響

    ミネルヴァ邸の上方定位は、先に書き込みました
    ・同軸の高い位置にユニットがあるスピーカー
    ・多分、帯域バランスがハイより
    なのだと想像しました。

    今となっては検証できない、かないまるデモの話は取り扱わないこととしたいものです。

    • ヒジヤンさん、こんにちは。

      コメントどうもありがとうございます。
      ご指摘のとおり他の方よりは帯域バランスはハイ上りかもしれません。

      かなり多くの方は平行法で設置し、スピーカー軸上では聞かず30度ほど外れているため、高域が落ちているようです。我が家では内ぶりで、ほぼ軸上で聴いていますので、ハイが落ちておりません。

      ソフィー・ミルマンの二曲目にピアノがありました? 打楽器は聞こえましたが。
      注目していたのはボーカルの上方定位でした。

      話が変わって、かないまる氏のデモには約20名が参加し、かないまる氏は事前にどの席で聴いてもHYPSの打楽器や弦楽器が上方定位していることを確認してデモに臨んだそうです。
      「上方に定位して聞こえていますか?」と尋ねると皆さんうなづき、「聞こえていない方はいますか?」と尋ねると誰も手を挙げませんでした。

      約20名で検証したのですから、それなりに信ぴょう性はあると思います。

      またDSPによる周波数補正でリスニングポイントでフラットに合わせています。しかし多くの方はおそらく右肩下がりの周波数特性で聞いておられるようで、それに比べると我が家はハイ上りに聞こえると思います。

      また和室で畳の上に座って聞いており、他の椅子に座って聞いている方より天井高が相対的に高いかもしれません。ただしトールボーイタイプでも高さが低い方なので、同軸の中心の高さと耳の高さは合っています。

      • ミネルヴァさん

        お知らせをありがとうございます。
        ずっと引っ掛かっていた数々の疑問の糸がほぐれました。

        結論から言えば、
        「リスニングポイントでフラットとなるように調整しているから上方定位していると言えます」

        ・2chのマスタリングは、スピーカーメーカーが無響室で軸上1mで可能な限りフラットとなるようにスピーカー製作しています。
        ・その特性をベースにソフト制作はマスタリングをしています。
        ・通常、フラットなスピーカーを部屋に入れると、「高域減衰」すると共に「特性はグニャグニャに曲がります」
        ・これをリスニングポイントでフラットにしてしまうと、スピーカーからはグニャグニャに捻じ曲がったF特で音が出てしまいます。
        ・本来の音と違う音で再生された音をリスナーは聞くことになります。

        ここからは予想ですが、
        ・マルチチャンネルのマスタリングはリスニングポイントで調整されることを前提にマスタリングされているのではないでしょうか?

        ◇そうすると、マルチで聴くと正常なものが、同じイコライジングでステレオで聴いたらおかしく聞こえるのは自明の理ですね。

        ソフィー・ミルマンのCDで数々のお宅で聴いたのは、13曲目の「Where Do You Start? 」です。

        ミネルヴァさんの上方定位の日記を見て、疑問に感じたのでかないまるさんのページも見に行きました。
        ミネルヴァさんの日記
        https://community.phileweb.com/mypage/entry/3273/20210116/66848/
        この時も自分は突っ込んでいますね。

        かないまるさんのページ
        http://kanaimaru.sakura.ne.jp/amazon/0fosusume7.htm

        これでほぐれた糸は、追加で二つあります。
        ・先日訪問したCENYA邸の音のことです。彼もイコライザーを使って調整しているはずなので、高域のバランスが異様に高かったのだと理解できました。

        ・もう一つはハイブリッドSACDです。マイナーなメーカーのSACDはマルチ層の音はいいのだけれど、ステレオ層の音がよくないメーカーがあります。たぶん、マルチ主体でマスタリングしたものを、ステレオにもそのまま使っているためではないかと想像出来ます。

        補足ですが、
        かないまるデモも同様なことが起こっていたのであろうと推定できますね。マルチで調整したイコライジングで、そのままステレオを聴かせたのであろうと思われます。

        ◆私の勝手な推理ですので、お気にされなくて構いません。私がすっきり出来たので、感謝しています。

        • ヒジヤンさん、こんばんは。
          ご推察から外れて申し訳ないですが、イコライジングをOFFにしても音像の位置や移動経路は全く変わりませんでした。
          写真のようにイコライジングは高音域は少し抑え気味で低音が増強されています。右端が上がっていますがこれはトリムで、最高域を持ち上げているのではありません。
          イコライジングは9バンドとなだらかなものです。
          私の車のグラフィックイコライザーは32バンドの直線位相フィルターであるのと偉い違いです。
          我が家でもミルマンの12トラック目のピアノは上方定位していませんでした。

          • 写真は左スピーカーのものですが、右スピーカーも同じイコライジング値になりました。

タイトルとURLをコピーしました