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アナログレコード(vinyl Records)業界の近況

日記・雑記
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確か昨年だったか、アナログレコードの売り上げがCDのそれを上回ったというニュースがあったけど、どちらも規模がだいぶ縮小しているのでダウンロード、ストリーミングと張り合える規模ではない。

でもアナログレコードの人気、需要がここ数年高まっているのは確かのようで、今まで見向きもしなかったアーティスト達がアナログレコードでも発売するようになっている。

それとは別に何十年も前の作品を再発、リマスターという形で商品化するのは何十年も続いている。 私が買うのは主にこういうたぐいのレコード。

しかし生産能力には限りがある。 少し前にSonyが長年やめていたレコード生産を再開したというニュースもあるけど、マスターを造れるアメリカの工場が火事で焼失したというニュースも流れた。

最近は黒以外のカラーレコードが増えているのも特徴で、たぶん色を付けてより魅力的にしようということなのだろうが、これがまた生産を難しくする。
黒以外でもレコードの作り方に違いがあるわけではないが、工場のラインは色を変えるごとに一度機械を止めて清掃しつつ原材料を入れ替える必要があるのでより多くの手間がかかる。

さらに最近のニュースでは歌手のAdeleが新作レコードを年末のクリスマス商戦に間に合うように50万枚も作っていてほかの人たちのレコード作成が全部後回しにされているという。

ただでさえ需要に供給が追い付かないのに追い打ちをかけるような状況らしい。

こんな状況なので中古レコードも含めて売値がどんどん上がっている。
発売の遅れ、価格上昇が続けば今の人気に水を差すことになり稼ぎ時を逃してしまう。

だからと言って単純に生産能力は上げられないだろう。 人気があるとはいっても無制限に需要が増えるわけではない。
今購入している若い世代が飽きずに今後も買い続けてくれるかどうかわからない。

今はちょっと過熱気味だと思うので少し落ち着いてほしい。

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