今年のCES 2024(Consumer Electronics Show)で新しいRoon Server、Nucleus Tianが発表されたという記事が出ました。
Roon Labsのウェブサイト、Youtube Channelでも紹介されています。
現行のNucleusが長いこと在庫なし状態だったので後継機が出るのかなと思っていましたが、やはり出ました。
しかしNucleus Titanは高額です。 $3700から。 天板仕様によってさらに高額になるようです。
肝心の仕様にはどのようなCPUが使用されているのかは書かれていません。
仕様だけを見ると以前のNucleus Plusと同じようですが、Nucleus Plusより何倍か(数値は忘れた)高性能云々という説明があったりもします。
Nucleus PlusはIntel I7使用、それより高性能というとI9か、というような話題が掲示板で散見されます。
でも高い。 Roon専用のServerにこんな金額を出すのはちょっと躊躇しそう。 (私は買わないから大きなお世話だけど)
そして最近、廉価版のNucleus Oneが発表されました(アイキャッチ画像のモデル)。
価格は$500。 仕様を見る限り性能は現行のNucleus(I3使用)相当で価格が1/3になったようです。
価格を下げるために筐体はアルミではなくポリカーボネート(プラスティック)。
そのため冷却用のファンが内蔵されています。 当然静音ファンでしょうが、音が気になるならオーディオルームとは別の部屋に設置して使え、というのがRoon Labsの公式な見解のようです。
私は以前Nucleusを使っていて検索、表示などの遅さに耐えられずに3rd PartyのI7使用サーバーに変えたので、もし性能がNucleus相当だとすると、同じ問題が発生するのではないかな。 まあ要らぬ心配ですね。
このように新しい機種を発表できるのもHarman InternationalがRoon Labsを買収して潤沢な資金が得られるようになったということなのかな。
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