交流は絶縁体でも電気を通す

日記・雑記
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絶縁体も電気を通すというのは不思議に思われるかもしれません。

義務教育では小学校で電池と豆電球くらいの事、つまり直流の事しか習わないからかもしれません。興味のある人は中学校で絶縁体も電気を通すことを知るかもしれませんが、テストには出ない感じなので記憶に残りにくい、そう自分は考えています。

交流しか電気を通さないものに、コンデンサーという電気部品があります。
コンデンサーは絶縁体と導体をサンドイッチにした構造です。(乱暴な説明)
みなさんご存じ、ドイツはWIMAのコンデンサー。
[:image1:]
構造
[:image2:]
何なら、アルミホイルとサランラップをくるくる巻けばコンデンサーを作れます。
ネットで検索すれば同じことを考える人がたくさん。

だから何じゃ?と思われる人もいるでしょうが、
これが仮想アース的な事に繋がっていきます。

わたしがよく参考にさせていただいている凄い人「通電してみんべ」さん。
このお方がYoutubeを始めたので面白い。それを紹介します。

ただのアルミホイルの切れ端に電気が流れます。
空気が絶縁体で、アルミが導体なのでコンデンサーなんですね。
コモンモード電流が流れています。交流だからです。
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【コモンモード電流を実体験する】
https://youtu.be/GyFqKpBSqZY?t=222
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わたしも同様の事を動画にしていましたが、ここまで分かりやすいものには出来ませんでした。
脱帽です(^ー^

参考までに私の動画
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【Watching noise Part.03 , ‘Common mode’】
https://youtu.be/JJeK_RctWNQ?t=171
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※if AC iPurifierがアース線に逃がしているノイズをスピーカーに繋いで音を聞くという動画です。アースを繋がないと音が出ません。つまり、ifi AC iPurifierは大地アースすべし。

形成されるコンデンサーの容量を大きくすれば、より低い周波数の交流も流れ易くなります。容量を増やすには面積を広くすればよいです。

もっともっと流れ易くするには、大きな表面積の人体に繋ぐか、
いっそのこと大地と接続すれば良いことになります。

補足:
スピーカーケーブルをみると、長くて、銅線と絶縁体が平行していてなんだかコウデンサーになりそうな気がしてきます(2020/01/05追記:やはり静電容量はケーブル長に比例するようです)。電気君は好き好んで電気の通りにくい絶縁体をぶち破ろうだなんて考えません。流れやすい方に流れるのみ。スピーカーケーブルには絶縁体よりももっと、電気の流れ易い経路があります。4~8Ωのスピーカー本体です。流れたい電気君はスピーカーの方に流れます。電気の流れ道が用意されているので、わざわざ困難な絶縁体を通ろうとしませんし、できません。スピーカーのように行って帰ってくるループがあると(低インピーダンスだと)外来に強いです。ノイズ対策でもそうなのですが、流れを邪魔する・・・カットする場合には、流れにくくなったノイズをどこかに逃がす事が必要な場合があります。逃がさないと、思わぬ場所にノイズが逃げてモグラ叩きになりかねません。羊追いのように、思い通りのところに導いてやる事が大事だと考えています。

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