USBケーブル:絵を使ってのお遊びと妄想

日記・雑記
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季刊ステレオサウンドの最新刊No.219を買ってみました。
特に目新しい内容もなかったのですが、File再生指南の記事があって
Windows機やMac機やDELAなどを組み合わせて試聴チェック?
みたいなことをしていたようです。久しぶりに canarino fils9の姿を見ました。Mac book Proよりも、かなり良い評価を得ていましたです。
[:image5:]ステレオサウンドNo.219(2021年夏号)は、本誌ではほぼ2年ぶりとなる「組合せ特集」を中心に、さまざまな条件下でのデジタルファイルの音質比較、リンKlimax DSM/3を筆頭とする注目新製品の詳報、作家・片山恭一さんのオーディオシステム・リニューアル計画、新デジタル伝送方式ZERO LINK開発者へのインタビューなど、じつにバラエティに富んだ盛りだくさんの内容となっています。表紙を飾るのは、北欧ヴィンテージのサイドボードに載せられたスコットランドLinn Products(リン・プロダクツ)の最高級ネットワークプレーヤーKlimax DSM/3。アルミ合金ブロックから削り出されたマッシヴで美しいボディに自社開発のディスクリートDACを積み込んだ、リン・プロダクツ渾身の最新フラグシップモデルです。

File再生指南については、
File再生にに取り組んでいない、または過去にやろうとしたけど面倒でやめてしまった、そんな人たちへのお誘い情報なので、
既にFile再生に取り組まれている人たちにとっては物足りない内容となるでしょう。ビギナーというよりも、スターター向けといえばよいか。

そんなターゲット層というのもあって、
私の環境と比較できるような参考情報になりませんでした。いつものように?
とりあげられる製品価格帯が私のそれとかけ離れているのと、
何より大きな影響がある電源環境(電源のとり方)が謎だったからです。

・たとえばUSBから電気をもらって音声信号を作る(外部電源が必要ない)
 安いDACの場合は、
 電源をバッテリーにしたりUSBアイソレータを装着して、
 大地アースするとか、やればやる程良くなります。(私の環境)

・一方、高価なDACの場合は、既にアイソレーターは内蔵されているし
 電源にしても極端に酷いものでもなければ予めノイズ対策が
 施されているようです。
 (そうでなければ製品が世に出てからの評判が悪くなるので当然?)

ちょっと、むかしの絵を引っ張り出してみます。
[:image1:]

これに、USBケーブルを書き足してみましょう。
[:image2:]極端ですが、住宅ではこのようなコモンモードループが形成されているかもしれません。USBケーブルがノイズと通り道になっている感じ。
このような状況では、凄く高価なUSBケーブルとか、極力短いケーブルを使うというのが良い対策方法になる・・・のかもしれません。 知らんけど。
電源ケーブルに何か「コア」付けて、音質が大きく変わるようなお宅もこういうこ事になっているかも? 知らんけど。

ここにNCTを1台追加してみましょう。
[:image3:]コモンモードループが寸断されるので、劇的な?改善が望めるかもしれません。ただ・・・外界との関りが断たれたわけではないのでほんの少しだけ問題が残ります。といっても無視して良い程度だとは思います。 知らんけど。

じゃあ、DACを経由して外界に行くルートを塞いでみましょう。
NCTをもう1台追加。
[:image4:]あー、良くなりそうですが、そこを塞いでも、
パワーアンプ経由のルートがあるので片手落ち。
最後にNCTをパワーアンプにも追加すれば完璧!!

でも、
それってお金がかかるななぁ・・・素直に
USBアイソレーターで良くないか???
色々と考える事ができます。
答えは一つではない。

ここまで書いた事が、真実かどうかは分かりませんが、
このようにしてUSBケーブルに流れるコモンモード電流を無くしていけば、
USBケーブルによる音質変化というものは無くなっていく方向に
向かうのではないかな?と妄想しています。

USBケーブルで音が激変する場合、その変化に喜んでいる場合ではなくて
ケーブルよりももっと別にやらなければいけない課題が見つかったのだと
捉える必要があるかもしれないという事です。 知らんけど。

【結論】
  何をして音が良くなるのかはそれぞれの環境による。
  本の真似をすれば良いというものではない。
  (アイソレーターも高周波については完璧ではりません。
   なんたって高周波ノイズは近付いただけで入ってい来るので・・・。
   アイソレーター+αが必要です。)

https://www.cosel.co.jp/technical/qanda/a0012.html より
引用ここから
フィルターの効果が損なわれないように、入力線と出力線を離して(ノイズ結合しないように)配線して下さい。
引用ここまで
[:image6:]ノイズフィルターを内蔵しても、ケーブルの取り回しですべてが台無しに?

marantzはネットワークケーブル(LAN)にフェライトコアを装着する事を強く推奨しています。
[:image7:]LANはパルストランスによって絶縁されているとはいえ、前述の高周波が入って来るからだろうと推測されます。ほか、HDDよりSSDの方がいいとか、USBはそんなに高いのじゃなくてもいいから2m以内の高品質なのを買えとか書いてあったような気がします。
こちらは McIntoshの情報。 USBケーブル には Belkin の Goldシリーズ 以上のものを・・・とのこと。
[:image8:]

■おまけ
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サウンドジュリアさんのブログ 『スピーカーの位相を合わせる』から一部だけ
http://soundjulia.seesaa.net/article/421778576.html

テスト…

075を2本用意し、周波数10,000Hzのサイン波を入力
PCM-D1を録音モードにしてラインOUTをオシロで見る…。

 ~中略~

PCM-D1のLチャンネルのみ使用
ツイーターを置く位置が同じ場合のサイン波形は
[:image9:]
(手前の075を)少しずらすと
[:image10:]波が打ち消し合って音は小さくなります。

1万ヘルツの波長は約3,4cm
半分(1,7cm)ずれると打ち消し合いますから
理屈は有っています。

目で見る事が出来るのは凄いですね!
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おまけ ここまで
先日、ケンさんからwavletの結果を紹介していた日記
「直接のドラバー位置の移動の方がより確かだと思います。」
とのご意見頂きました。
4344からドライバーを取り外すのは・・・・大変ですし、
大変な割に新たな知見を得られそうにもないので・・・・
別のお方、075の 移動の 『例』 を 本項で紹介してみたのでした。
音質は目に見えないので大変です(^^;

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