典型的な8畳間の定在波シミュレーションをやってみます。
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ソフト名:Stndwave2 Ver.0.9
公開サイト:http://hoteiswebsite.c.ooco.jp/room/download/index.htm
作者:HOTEIさん (石井式リスニングルーム研究)
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部屋サイズ: 幅3.6m,奥行き3.6m,高さ2.8m
SP高さ:床から0.56m
[:image1:]図1:まぁまぁの位置
[:image2:]図2:スピーカーと距離をとろうとして試聴位置を後退すると凄いディップ
[:image3:]図3:試聴位置そのままで四隅に置いてみたら案外いい(これはSWだと思って下さい)
家具などの都合で図2のような激しいディップが試聴位置で生じてしまっている場合は、部屋の四隅に(左前方/右前方に1基ずつ計2基)SWを設置するとディップが無くなるかも。※これはあくまで1例です。SPとSWの合成はこのソフトではシミュレーションできません。
ただし、コントロールセンター側でメインスピーカーにDelay(遅れ)をかけて下さい。後ろのウーファーとタイムアライメントを合わせる意味です。
ピュアオーディオの場合はデジタルチャンネルデバイダーで対処?
今回は8畳なこともあってか特に180Hzにディップが。45Hz付近にもどえらいピーク。ピークは30Hz以下だと気付かないかもですが、これは気になるかも。
読み方はまだ分かりませんが、同ソフトから出力しましたこのサイズのお部屋の「基準振動モード」を載せておきます。
[:image4:]
テキトーですが SWを追加する場合、クロスオーバー周波数は 100Hzくらいかも。 こういう使い方ではないですが拙宅ではもっと上をクロスポイントにしています。クロスオーバーとカットオフ(遮断)周波数は混同しないようにご注意下さい。説明は面倒なので割愛します。
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