もう1セット組みました – 新スピーカーの導入

日記・雑記
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10月9日の日記で、ピアノを置いてある部屋にもう1セット組んだことを記しました。

その時のスピーカーは日本から持ち帰ったPSD T4、パワーアンプは手持ちのマッキントッシュMC352でしたが、この部屋用に、新しいパワーアンプとスピーカーを導入することにし、その到着を待っていました。

両方とも製作に時間がかかり、先日ようやく到着しました。

パワーアンプは、プリアンプのEAR912とペアとなるEAR509。真空管ながら100W出力のモノ・ブロック。こちらは英国製造なのでコロナ禍のロックダウンで4か月程度待ちました。
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送り出しは右サイドにあります。
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スピーカーはこちらです。
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ジャーマンフィジックスのトロバドール80(DDD)とPSDのTW3の組み合わせ。
このシステムはGRFさんのメイン・スピーカーですから聴かれた方も多いと思います。
DDDは9月に手許に届いたのですが、TW3の方は10月末日に着きました。
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厳重に梱包してもらい日本からDHLで空輸です。
10月27日に搬出して30日に配達されました。通関を含めて実質3日間。速いです。
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真っ黒に見えますが、TADのエメラルド・グリーン・ブラックを意識して、カーリー・メイプルの下地を黒に近い青緑色で何重にも着色して仕上げて頂きました。強い光を当てると杢目が見えます。仕上げは3分艶消し7分艶有りでテカリを抑えています。仕上げを色々とリクエストしたので時間がかかってしまいましたが大満足です。

GRF邸のTW3との相違はネットワークを内蔵したことと内部補強の仕方を改善したことです。

とりあえずT4で色々と試して結果が良かった場所に設置します。
DDDの中心から後方の壁まで195cm、左右のDDDの間隔は182cm。
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3日間ほど、小音量で適当に鳴らしてからじっくり聴いてみました。

まずは接続極性の確認。TW3のハイカット、DDDのローカットともに2次フィルターですが、DDDは正相でも逆相でも特に違和感なく繋がります。2時間程度色々と聴いて音場の自然さから逆相を選択。スピーカーケーブルはジャーマンフィジックス推奨のOEHLBACHのSilverline 60をドイツから購入しました。
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TW3上のDDDの位置も凄く敏感です。1ミリが分かるかはともかく5ミリの移動で大きく変わります。

まだまだこれからですが、既に広大な音場は出来ています。曲によってはスピーカー間隔の3倍程度の音場が広がります。クラシック音楽ファンは是非検討すべきスピーカーだと思います。

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