I2Sにトライ(その4)

日記・雑記
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I2Sにトライの第4編です。

益々、一部の人しか関心の無い話題になり申し訳ないのですが、自身の備忘録のためにも書いているのでご容赦下さい。

メジャーな再生ソフトであるRoonのRoonBridgeは、幾つものプレーヤーソフトが標準でサポートしています。一方で、少数派(のわりにお値段が高い)HQPlayerのNAAは見たところ誰もサポートしていません。

HQPlayerはRoonが正式に再生エンジンの一つとしているので、Roonのフォーラムに多くの記事があり、作者のJussi Laako氏も積極的に回答しています。NAAはラズパイ用の純正イメージがあるのですが、USB出力しかサポートしていません。ただNAA化に必要なライブラリーが公開されているので、自身で追加すればNAA化が可能に見えます。

ということで、まずVolumioでトライしました。しかしインストールが止まってしまいます。RoonフォーラムのHQPlayerのスレッドを見ると、「Volumioのdistroは古過ぎてパッケージがインストール出来ない」と開発者自身のコメントがあります。歴史のあるソフトならではの問題です。これ以上は無理なのでVolumioは諦めました。

続いて、piCorePlayerやHiFiBerryも試しましたが、ともにサポートするDACドライバーの選択肢にIanCanadaのI2Sが無く、NAA化が出来てきても(良い)音は出ません。

次に試したのはmoOde。良く知らないソフトだったのですが、機能を見ると相当充実しています。あまり期待せずにライブラリーをインストールしたところ無事完了。あっさり音が出ました!しかも384/32、DSD128(DoP)まで再生可能です。

ここまで来るとRoonBridgeで好結果だったsymphonic-mpd (“SMPD”) も試したくなります。ただ、SMPDはLFSで簡単にはライブラリをインストール出来ません。

諦めが悪い私はSMPDのフォーラムにNAAをサポートして欲しいと投稿しました。
早速、開発者のパパリウスさんから返信があり、必要なライブラリとmoOdeでのインストール手順を教えて欲しいとのこと。必要な情報を伝えると数時間もせずにパパリウスさんからパッケージ・インストールの案内があり、多少のやり取りを経てSMPDでもNAA化が完了しました。
こちらは384/32、DSD256(DoP)まで再生可能です。素晴らしいサポートありがとうございました。

これで、じっくりとI2Sの音を聴く準備が一通り揃いました。
手許にあるEMM DAC2X、Sforzato DSP-Vela、Holo Audio May KTEを聴き比べます。
[:image1:]

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