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アナログを楽しむ

日記・雑記
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メインのアナログプレーヤー Airforce OneにリニアトラッキングアームReed 5Tと光電型カートリッジDS003を搭載して以来、アナログレコードを聴く時間が随分と増えました。

Airforce Oneの形状からReed 5Tはサブアームのポジションにしか付かず、メインアームのポジションにはGrahamのPhantom IIがあります。今は一種の「ハネムーン期間」で使用機会が多いのは当然ですが、今後とも相当時間を5Tで聴くことになると思います。

ところが、サブアームのポジションは、操作が面倒でカートリッジの状態も確認しにくいという問題があります。操作を簡単にする何か良い設置方法は無いか思案していました。

メインアームはプレーヤー正面が操作しやすく、サブアームはプレーヤーの右側からだと操作が容易です。ということで、現在、ラックの左寄りに設置しているプレーヤーを、ラックの右側から操作できるように移動することにしました。

移動前

Airforce Oneは本体総重量が73Kg、プラッターは23Kgもある上、エアベアリング、エアバキューム機構を備えたプラッターを取り外すのは簡単ではありません。同じラック上での水平移動ですが、プラッターを取り外さず持ち上げるのは大変だし、軸受けやエアベアリング用のガラスを傷付けてしまうリスクがあります。

色々検討して、3本の脚の下に「家具スベール」を滑り込ませ、スライドさせることにしました。

作業には、まず3本の脚内の空気を完全に抜きます。空気が入った状態では、いくらシャーシを持ち上げても脚が伸長して「家具スベール」を挿入できません。空気を完全に抜くと、エアジャッキで本体を持ち上げれば脚が浮きます。脚下に「家具スベール」を挿入して一押し。

いやあ、簡単に動きました。以前からこの位置に移動させていればサブアームの出番ももっと増えたのにと少し後悔しています。

もう少し右に持ってきたいところですが、電源ユニットとエアーコンデンサーユニットを接続するケーブルの長さから、この辺りで妥協しました。これで随分と楽になりました。

 

話は変わりますが、最近、入手して早速ヘビーローテーションとなっているディスクを1枚紹介します。

CDで何十年も聴いてきたアルバムのLP盤です。驚いたのはまず音。CDも素晴らしい音ですがこのダイレクトカット盤は更にフレッシュです。

次の驚きは録音情報の豊富さ。1976年、カリフォルニアでのスタジオ録音ですが、制作、プレスは日本です。私が入手したUS盤(discogsで15ポンドでした)もプレスは日本。

マイクの機種、設置ポジション、イコライザーのセッティング、ミキシング、マスタリング、カッティングの機種まで記載されています。モニタースピーカーWestlake TM-1のユニット構成も!

ダイレクトカットで事前に分からなかったからでしょうか、「The most appropriate balance is obtainable by decreasing volume of right channel by 1db for the record.(再生時には右チャンネルの音量を1dB下げるとベストバランスになる)」という注釈もあります。 アナログ全盛期の勢いを感じさせてくれますよ~

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