光メディアコンバーター、分解確認

日記・雑記
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某A社のネット販売で売られている、メディアコンバータ兼、スイッチングハブですが、2回路コンテナに引き込んでいる、非オーディオ系目的のコンテナ側端末です。

これを分解します。

側面に2本のネジ、両側計4個のネジを抜くと筐体が外れます↓

しかし、このネジが結構硬い・・・・・

このネジを外す場合は、先端精度が高く、グリップが太いドライバーを使用した方が良いです。

筐体をスライドさせてご対面です↓

部品は中華品オンパレードで、25MHzクロックとチップ群に供給しているDC-DC回路の電解コンデンサーは、中華電化製品に頻繁に乗せられているモノでした。

アレニウスの法則から長寿命を狙ってか、一応105℃品を載せているようですが、そもそも漏れ報告が結構多いメーカーなので、気になるなら交換しても良いでしょう。

 

基板に直接SCコネクターがハンダ付けされています↓

・・・・が、しかし・・・・・

コネクターボディが若干、基板から浮いているので、頻度の高いコネクター接続の繰り返しでハンダクラックが起こる可能性があると思われます↓(無鉛フロー、リフローは割れやすい事も)

保証は無くなりますが、ハンダ割れ防止にエポキシ系接着剤でガチガチに固めてしまった方が良いでしょう。

SC光コネクターが3.3V動作なので、クロックもチップもDC5V入力からDC-DCで3.3Vに落として動作させていると思われます。

 

筐体作り替え用に採寸、CADに起こしましたが、SCコネクターとフロントパネルの嵌め合い公差を甘くして、コネクターは劣化防止にガチガチに固定した方が無難です↓

某O社の汎用メディアコンバーター用ヘビーウェイトなんちゃらですが、私の予想通りSPCC-t2だそうです(Youtubeで確認)。

動画内の話では、もっと剛性を上げたかったようですが、プレス金型にしろ、ベンダー板金にしろ、ヤング率からt-3までは加工出来る筈ですが、端子との嵌め合いであまり厳しい公差は取れないのでt2にした・・・・・ってところでしょうか(←出来ない事はないが、加工費が大幅上がる)。

 

金属加工業界の「へぇ~」的なネタですが、安く上げたいと言っているのに、わざわざ塗装をしてるのは、プレスやベンダーの掴み跡を消したい理由からでしょうね。

結構、エンドユーザーでそういうくだらない?クレームを入れる輩がいるらしく、金属加工業者でプレスやベンダーをすると、塗装を勧めてくるケースが多いです。

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